
僕たちは、今、夢を見ているのか…
ベストモータリングの92年スーパーバトル、
神谷明さんのナレーションとともに
早朝、雨の都庁前を駆け抜ける
フェラーリF40、RUFCTR、NSX、512TR…
今でもすぐ思い浮かぶ、抜群のカッコよさ。
まさに、この言葉通りの印象を
ベスモ同窓会に参加された方は抱いていたのではないだろうか。
あっという間に1週間、その風景を振り返ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年は何と言っても、前夜祭付き!毎年ボリュームアップしている内容・・・が、しかし!今回は中学からの友人の結婚式とバッティング、しかも2次会の司会を仰せつかっておりましたので、泣く泣く不参加に・・・勿論これはこれで、もう人生の半分以上の付き合いになる友人の門出を祝え、がんがん盛り上がり号泣し(笑)、終了後すぐに西へ。実家へ到着、すぐ走行会用タイヤに雨の中履き替えたのが23時、、、いかん、明日は早いぞ・・・苦笑
翌朝、残念ながら天気は雨模様。しかし、我がレガシィにとっては追い風か…?笑
東京では散ってしまった桜も、まだ間に合ってました。
さて、いざ西へ!
到着したのは受付開始1時間前、しかしもうすでにメンバーの方が集まり始めています。集合の早さは毎度ならではです。笑
この車種の統一性のなさ(笑)もベスモ同窓会ならでは。参加される皆さんの車両を見ているだけで楽しいです。ふつーのセダンでは場違い…^^;
さて局長の挨拶から、ベスモ同窓会本番がスタートです。
ガンさんは御年75歳!!なんと高齢者講習に参加されているとか。まわりは車庫入れもおぼつかない方に混じって…(笑) しかし講師の方もビクビクでしょうね。こんな速い75歳はいない。笑
続いて中谷さん。中山サーキットではお初。ベスモではクールな理論派のイメージですが、実際お話すると本当にトークが面白くて聴き応えがあります。中谷さんのスーパーシフトに憧れましたが、実際はやったら車壊れるのでやらないほうがいい・・・そりゃそうですよねー(笑←真似してできなかった人
そして大井さん。やはりこの方がいないと…ね!笑
さん付けでなく思わずちゃん付けしたくなりますが、企画等やはり大井さんがベスモに残されたものはとっても大きい。走行前に中山の注意点を解説してくれました。この時のガンさんや中谷さんや大井さんの掛け合いが目の前に繰り広げられているのは、”ベスモとほぼ同い年”な自分にとっては本当に、本当に感慨深いものがあります。
さぁ、まずは走行会!勢いよく中谷さんが991カレラSに乗ってコースインしていきます。最初は様子を見つつ、次第にペースを上げていき、最終コーナーでは見事なドリフト!!うーん…やはり生で観ると、上手すぎて思わず声を上げてしまうレベルです。991も、スポーツエキゾーストがON?なのかどうか、こんなにいいサウンドするんやなぁ・・・。(追記、なんとスポエキは非搭載でした!
ここで雨が上がり始めたので、先に記念撮影!えむしぃ@34さん手製のベスモナンバーが火を噴きます(笑) これで一気にそれらしい雰囲気が増すから不思議です。田部さんからも、完成度は当時以上!とのお墨付きを頂いていました。はい、みんなでパチリ!(写真は正岡局長ブログより
どうですかこの皆さんのいい表情。見事に男だらけw
さて、レガシィではお初の中山サーキット。しかもウェットという事で、中谷さんや大井さんからも念入りに注意があるほど、超スリッピーな路面でした。VDCは当然ON、走行モードもS♯ではなくSにして、落ち着いて落ち着いて、基本セオリー通り無理をしない走行を心がけました。特に雨が上がり始めていた1本目は強烈にスリッピー。むしろ午後から雨が一定量降ってきて全面ウェットになったほうが走りやすかった印象です。
VDCはONでも、比較的介入が遅めな為、軽いカウンターステアを楽しませてくれるレベルではおせっかいに入らないので、今日みたいな状況ではちょうどいい感じ。ブレーキはSTIパッドを入れておきましたが、1520kgではやはりつらく…1本目走行後は、ストロークが床近く^^;
その後は適度に抑えて走行したので、問題なしでした。フルードは交換せねば…
でも、ウェットのおかげでタイヤは減らず。
3.0LNAのトルク+AWDのトラクションの高さのおかげで、FFFR勢が踏めないところでも、鼻先が向けばアクセルONでグイグイ進むのは、もう完全に4駆のおかげ。でもアンダーもあまり感じる事なく、フツーのセダンにしては本当に乗りやすいなぁ。。。…1度頂上付近のヘアピンで特攻しかけ、デカトーさんに散々いじられる事になりましたが…^^;
あと、4様さんによると、ぶつける時は前から逝かなければ、ドナーカーとなるようです。笑
(やりたいなぁ、EZ30-R搭載のBRZ…)
昼食中は、懐かしのベスモ鑑賞会。
皆さんそれぞれ好きな号があると思うので、あと100回くらいは開催できそうですね。笑
空き時間に、田部さんとパチリ。今回実は1番?嬉しかった出来事が、田部さんに最後のベスモブログのお礼を直接言えた事なんです。2011年、ようやく自分の車をもってドライビングの世界に飛び込み始めた矢先にベスモがなくなる事は、それはそれはショックでした。
その思いを最後のブログに皆さんぶつける中、田部さんは1つ1つずつ返事をしてくれたのです。田部さんはその返信で僕に、自分の息子みたいに思えてきた、といってくださりました。もうむしろ車好きの育ての親は、ベスモみたいなもんですから、本当に。
おそらく田部さんはお忘れになっていたとしても、握手をして、あの時のお礼をこうして直接言えた事が、本当に嬉しかったのです。
因みに、いまやすっかり若手ベスモ変態組(!?)となったFRマニアさん、えむしぃ@34さんも、同じブログにそれぞれ書き込んで、時間を経て今ではすっかり顔なじみ。不思議な縁ですよね。
午後からは、中谷さんがポルシェを通じてのドライビング講座。なぜポルシェがそこまで良いのか?みっちり語って頂けました。さて皆さん。ぽらりすで911ドライビングバイブルを購入しましょう!!宣伝でしたw
http://contendo.jp/store/polaris/Product/Detail/Code/J0010123BK0024595001/
さて午後のあるとき、とてもすごい並びが揃っているじゃないですか。皆さん写真を撮っていると、局長が「イワタくん、これで撮って!」
局長のカメラを預かって、写真を1枚。左から、田部さん、ガンさん、正岡局長、中谷さん、大井さん。
実はこのカット、この5名を並びに、思わず感極まって見とれてしまい、撮影タイミングを逃してしまい、再び5名が並び直してくださった後の1枚。
いやほんと、この素晴らしい1枚を、僕が撮影させて頂けただけで光栄。思わず泣きそうです、と言ったら、中谷さんと田部さんが、「こんな男だけの写真を撮ってなにもそんなに…(笑)」と言われてしまいました。
いやいや、でも本当に、凄い事なんですよ。20年も前、意味も分からないまま何度も何度もVHSを巻き戻してみていた、まだ小学生にも満たない過去の自分に、タイムマシンで行って自慢してやりたいです。
ガンさんは、鈴鹿へ向かう為ここでお別れ。実はレガシィの前でガンさんがお声掛けくれ、ポルシェと同じボクサー6です!というと、いやぁダメだなこんなエンジンじゃ、と辛口コメント(笑) 今、スバルの某上層部の方にガンさんが提言を…ごにょごにょ、もちろん全体を通して前夜祭も含めですが、ピー音がとても多いのです、会話に。書けません!(今話題のS660とか、NSXの事とか…)
ここは参加した皆様だけの特権です。ちなみに、991GT3のエンジンはめちゃくちゃいいそうです。でもこちらは中古×20台分くらいかかるので、許してくださいガンさんw
というわけで、ニュルのステッカーを貼ったメルセデスC250クーペで颯爽とお帰りです。ありがとうございました!!
今回は同乗走行を選択して、デカトーさんのS2000の助手席へ。いやー久々のVTECを味わって、思わずホンダ乗りに戻りたくなってしまいました。
ウェットなもんで各コーナーでテールを振り出し見事なドリフト!!怖くなくて、ただただ楽しい!デカトーさん、ありがとうございました。もう特攻はしません。笑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなで16時に終了、いそいそと片付けをし高速を飛び乗って、
あまりに順調なペースで?!深夜割引適用外になりそうなのをSAで調整しながら、無事0:45に板橋の自宅に到着。走行距離はトータルで1500km、購入から4.5ヶ月で、早くも1万kmを突破しました。
大井さんから、街中で飛ばさなくなればなるほど自分の腕が上がったということ、という素晴らしい言葉を胸に、明日からもより真摯にドライビングに向き合っていきたいと思います。
そして今回も
全面的にメインで取り仕切ってくださった波田教官、とにとにさん、MDiさん、2315さん、Hawk Yamaさん(今年もアメリカから!)、その他お会いした全ての皆様、
ガンさん、大井さん、中谷さん、田部さん、デカトーさん、
そして正岡局長、有難うございました。
今回、気づいた事があるんです。
もちろん、ベスモレジェンドのキャスターの皆様にお会いし色々なお話を伺うのは、本当に楽しい。加えて、そのベスモが大好きな皆さんと会って、思い出を話し合って、一緒に走って、大井さん同情の感想を聞いたりして…そんなやり取りが、同じくらい楽しいのです。
これぞ、ベスモのつながりから発展した
「ひとりはうまからず!」
の、真の意味合いではないでしょうか。
来年は、そんな思いを、より色々な人に味わってほしい、よりもっとご協力できるような立場で、参加お手伝いできれば、と思います。もちろん、前夜祭から!笑
皆様、お疲れ様でした。
そして、また必ず、お会いしましょう!