
怒涛のベスモ同窓会が終わって、はや2週間。
あっという間にGWも終了^^;
今年も無事に1000㎞超ロングランを終了し
愛車レガシィは6万kmを突破しました。
最近、完全に同窓会ある度更新状態^^;
なので、もう少し頻度を上げていかなければ…
個人的に、就職以来仕事以外の事に頭が回らない状態で精神的に参ってしまっているのが正直なところでして^^;、ON/OFFの為にも上手くみんカラで切り替えていこうと決心しつつ、ようやくGW最終日にこうしてPCに向かっています。
ともあれ、試乗インプレッションともなると、つい何時間も、数万字レベルに熱中してしまうのが悪い癖。実はネタもそこそこ溜まってはいるので、今後はより短く、的確に、サラっと書ける事を心がけてちょくちょく更新に繋げていきたいと思います。
というわけで先日のベスモ同窓会で乗る機会に恵まれたクルマたちを、振り返り!
・991型ポルシェターボ
Sでない”フツー”のポルシェターボ。でもいまやカレラもターボだから、そのあたりの立ち位置?が気になるところ。地味な外装色に派手な真っ赤の内装という個人的好みの組み合わせ。左ハンドル。距離は試乗時8000㎞台。タイヤは新車装着のピレリP-ZERO。
OPコミコミ2500万円超!今まで試乗経験のあるマセラッティグランツーリズモやBMW760iを超えて、自己最高額車更新。ほんのちょっと動かすだけでも、バックスキン調のステアリングに汗が…^^;
フロントよりもリアの方が幅広いフェンダー、細い道ではあぁ怖い怖い。街乗りではPDKの操作のスムーズさもあって、550psと言葉で想像するより全然フレンドリー。35GT-Rなんかよりもいろんな意味で”フツー感”あり。ただ踏み込むと恐ろしい加速力…というよりも圧倒的なトラクション。シャシーとブレーキは800ps相当…か。頭のネジ吹っ飛ぶ前に自制心必要。
たぶん実力の5%も引き出せてないのでなんとも言えませんが、全ての性能を究極に引き出すという意味ではGT3よりもターボの方がエンジニアリング的には興味あり。ただ日本では”フツーの911”でも普通でない速さ。最後のNAとなった991カレラSには素直に感動したものの、このターボは今の私にはお腹いっぱいでまだまだ魅力を味わうには時間がかかりそうです。…最初で最後の出会いかもしれませんが…(!)
・マカンターボ
前回の個体より年式が新しくなって、けどなぜかまだクラリオンのナビがつき、21インチのターボルックホイールから”控えめな”20インチホイール装着(ミシュラン)になり、でもPDDB付な1台。
いわゆる”初期モノ”的組立精度な粗さも全て払拭されており、全体の質感は◎。ブルーのボディカラーも鮮やか。ただ卸したて走行距離1000kmちょいでのPCCBはブレーキフィールに癖あり。たぶんクルマと人間の”ナラシ”に、あと3000㎞ほど必要…かな。
見ただけで乗る前の印象と、乗った後の印象がこれほど激変するクルマも珍しいというインパクトの大きさに変わりなし。ポルシェやSUVなどの概念を1度全部取り除き、4人+荷物を載せ快適に移動する高速クルーザーという名目でみても、非常にハイレベルな1台。それこそ半端なセダンなんかより遥かにラクちんで速くて、絶対的なアクティブセーフティ性能も相当なレベル。
ターボは1000万円コースに首突っ込みますが、3.0LV6ターボのマカンSなら700万円台…となると、エアサスも20インチもPCCBもいらないから欲しい。5年後に中古価格400万円切ったら、5年後にそこそこの財力を蓄え成功していたら、本気でちょっと考えるかもしれません。もっとも、前者より後者の可能性の方がはるかに低い事は承知でございます。あぁ夢みる、中古981ボクスター(2.7L+6MT)と中古マカンSの、ポルシェ2台ユーズドカーコンビ。
・NDロードスターNR-A
実は登場直後に乗り、ロングランも済ませ、NA・NBとの比較試乗までしておいて何も書けていないNDロドスタ。今回は貴重な本気ロールバー付ワンメイク参戦感バリバリなNR-Aをちょこっと駐車場内試乗。サンクス
Shuhei@ABUDEKA君。
ただ問題は、私のデブ体型で乗り降りつらいしフルバケぎゅうぎゅうという情けなさ。グラム作戦で涙ぐましい軽量化を重ねた広島のマツダの皆様に向ける言葉がありません。そんな努力も日々の不摂生であぁ帳消し。猛省。
それでも、ほんの僅かの距離ながら、RS以外のグレードを全て乗った上での感想として、これがベストND!の気配。ロールバー付でタイヤがノーマルというイレギュラー組み合わせながら、正統派FRライトウェイトとしてやはり軽い+必要最低限の装備+でもLSDは付いてる、なNR-Aは素晴らしい。何も違和感なく一発で慣れるシフトとクラッチのコントロール性も凄すぎて印象に残らないくらい良い。もうちょいじっくり試したい1台。
・BMW3シリーズ アクティブハイブリッド
こちらはCMOさんの愛車。ありがとうございます。
330eの登場でカタログ落ちしてしまった、直6ターボハイブリッド。
ただでさえスムーズなストレート6に、ZFの8HPにモーター。スムーズの3倍掛け、それだけに制御は相当に難しい…と思いきや、あらら何の違和感もなし。ただひたすらにシームレスで恐ろしいくらいナチュラルで滑るようにめちゃくちゃ速い。驚きました。最近はディーゼル万歳!な風潮ですが、乗るとやっぱりスポーツセダンならこっちでしょ!と思う自分がいたり。
ブレーキのフィーリング、モータからエンジンへの切り替え制御、想像よりはるかに重量級なボディ、それらへのネガティブなイメージは全くなし。踏めばキチンとBMW。もちろん狭い峠などのテクニカルな場面では色々また違った面も出てくるかもしれませんが、想像していたよりも遥かに全てのバランスが整っていた事が1番の驚きでした。なんでカタログ落ちしてしまったか不思議。
個人的には3シリーズ一家は常に気になる1台。320iのMTしかり、320dしかり、340iしかり、アルピナD3しかり、4シリーズグランクーペ(本音はこれが1番欲しいw)しかり…
今回、3シリーズアクティブハイブリッド、気になる1台にランクイン。6気筒にこだわりたい身体もエンジンも非ダウンサイジング派は私としては、日々カーセンサー巡りのリストに堂々追加されております(笑
・フェラーリF355GTS(助手席体験)
実は、今回、人生初フェラーリ。
貴重な機会を下さったのは
ロッソFさん。GTSなので屋根開きでございます。
今でも根強い人気を誇るF355…それは世界レベルで見る中古車相場でも明らか。加えて、いまだにこの355のV8こそ至極の名サウンド…という評判もご存じの通り。
緊張の面持ちでドアを開け(ドリキンみたいに迷わなかったもんね!笑 ベスモ96年より、わかる人にはわかるネタ)、ゆっくりと動き出します。スタイリングにはいまでも全く古さを感じませんが、冷静に考えてみれば94年デビューなので基本設計を振り返れば四半世紀選手。それでも凄かったのが、横に乗る限りそんな古さを全く感じなかった事。もちろん最新の488なんかと比べれば当然違う事は違うのでしょうが、1台のスポーツカーとしてF355を見たときに、相対進化ではなく絶対価値の輝きの方が遥かに強く感じられたのです。
そこからロッソFさんが踏み込み、4000回転から炸裂する素晴らしいエキゾースト…いやぁいまだに鼓膜にへばり付いて離れません。これを味わうと他のどんないいクルマに乗ってもこれに戻ってきちゃうんだよね…というロッソFさんの言葉、わかります。イイワルイを飛び越えた、”これでなければいけない”という男心をくすぐる何か…ある意味でエンジニアリングを超越した魂とでもいいましょうか。ポルシェとはまた違った角度で思いっきり殴られました。クルマ好きとしてあの日の体験は、忘れられない1ページなる事確実です。
あぁ、気が付けばまた長文に…^^;
まとめますと、自分はつくづくいろんなクルマに乗って、ああだこうだお喋りするのが本当に何よりも好きなんだなぁと。今年後半は少しでもそんな機会をたくさんもっと作れたら…と思います。
改めまして、貴重な機会を与えてくれたオーナーの皆様に感謝です。
Posted at 2016/05/05 21:52:38 | |
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