コース上の借りをパドックで返すのは、、、

先日のＦ１　ブラジルＧＰでの事。
トップを快走中のフェルスタッペンに、
周回遅れから同一周回に戻ろうと、エステバン・オコンが追い越しを仕掛け、
２台は接触スピン。
フェルスタッペンはトップから陥落し、フロアの壊れたマシンで必死の追走をするも、
失った順位は取り戻せずに、２位フィニッシュとなりました。
オコンは10秒のピットストップペナルティ。
ここまではレース中の出来事で、「あれは無いぜ」と言うのが多分大半の感想でしょう。

しかし、優勝を逃すことになったフェルスタッペンは収まらない。
レース後の体重測定でオコンをみるや、食って掛かる（当然ですね）
でっ、ちょっとした小競り合いとなり、まわりの関係者が止めに入る。

今はそこら中にカメラがある時代。
スチュワードはそれぞれの言い分を聞き、フェルスタッペンに対し、
「気持ちは凄～く判るけど、このレベルのスポーツマンはそれらしい振舞いをしなきゃダメ」と
２日間の社会貢献活動を行う事を義務付けたそうな。

その昔某ワンメイクレースで、コース上の借りをパドックで返し
参加資格剥奪ってケースがありました。
私はこの現場にはいなかったけど、
後で聞いたら、やっちまったらしいです。


順位を争う中で、行きすぎちゃう事があるのは判るけど
後始末は見苦しくならないようにしないとネ。