
昨年の旅ブログをかいつまんでUPします。
ひよった発言してました。
この
痛い出費で日本秘湯を守る会の宿を断念したのですが、9個まで集められていたんです。
勿体ないと思うでしょ?
※コロナ禍の影響のより対象期間の押印期限と招待期限が延長されていました
・福島県 会津芦ノ牧温泉 仙峡閣
①、
②、
③、
④、
⑤
・新潟県 栃尾又温泉 自在館
①、
②、
③、
④、
⑤
・秋田県 男鹿温泉郷 元湯 雄山閣
①、
②、
③、
④
・岩手県 須川高原温泉
①、
②、
③、
④、
⑤
・北海道
高原温泉 大雪高原山荘
・北海道
旭川旭岳温泉 湯元 湧駒荘
・北海道 温泉旅館 銀婚湯
①
・北海道 温泉旅館 銀婚湯
②、
③、
④、
⑤
・北海道
知内温泉 ユートピア和楽園 知内温泉旅館
勿体なかった(爆)
ご利用は計画的に。
※令和3年1月より昨今の情勢を鑑み、立ち寄りの湯のご利用を休止致しております
ロー&ワイドな田中さんには狭く感じ、とても緊張した… そして画像奥からガクンと下ります。これがなかなかの下り坂。思い出したのは
中棚荘。
こういうの↑しくじりそうで怖いィィィ(泣)
そろりそろりと下り…
\到着/
実際は「歓迎 ○○様」と書かれています。
\投宿/
部屋は2階で、板張りのシンプルな洋室でした。
リクライニングチェアとオットマンが置いてあり、壁際にはライティングデスクもあります。テレビはドア付近で、リクライニングチェアやベッドから見やすい位置に設置してあります。
部屋の奥にあるドアを開けると洗面所とトイレがありました。ドライヤーもあって不自由さなし。
「お付き菓子」は黒棒。黒糖の麩菓子って鹿児島らしさ全開です。
旅に出掛けると体が疲れ、お腹もすいて血糖値が下がった状態でチェックインという感じが多いと思います。その状態のまま入浴すると、めまいや貧血が起きて具合が悪くなってしまう人が多いのだそう。
お着き菓子には、糖分を補給して入浴時のトラブルを避けるという目的もあり、一緒にお茶を飲んでおけば、お茶に含まれるビタミンCが湯あたりを防いでくれるんです。
部屋にはお茶セットや電気ポットがあるので、一息つきましょう。
それではお風呂に行きませう。
到着時は雨天… 雨天時は露天風呂利用は危険がアブナイらしく、チェックイン時にこの日の露天風呂は使用NGと言われました。翌朝に入れるといいな。
大浴場は別棟にあり、フロントの前にあるガラス戸から渡り廊下を渡っていきます。
大浴場の利用はチェックインから夜22時まで、翌朝は6時から。露天風呂については夜20時まで、翌朝は7時からとなります。 ※公式HPを見たら現在は時間帯がちょっと変わったみたい
しび荘にはすぐ隣に「紫尾庵」という全室客室風呂付きの高級路線の姉妹館があり、紫尾庵の宿泊客もしび荘の大浴場に入ることができます。なので時間帯によっては混み合うかもしれません。
雨ェェェェェ…
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
同じ浴槽が2つではなく、形も雰囲気も異なる浴槽が並んでいます。
キャワワ♥
トラがバターになっちゃうくらい、周りをくるくるしてました(笑)
好きなほうから入りたい!
たしかに熱い!
けれど熱くて浸かっていられないほどではなく、心地良い熱さです。ほんのりと青緑味を帯びた透明な湯で、匂いもほんのり硫黄臭。とろみを感じさせるヌルヌル感で素晴らしい浴感です。
湯面すれすれにあるライオン湯口から熱い源泉がドバドバと掛け流されていました。
長湯ができる湯温ではありませんが、気持ち良くてじっくりと入ってしまいました。
もう1つの浴槽はシンプルな四角形の浴槽。湯口も水道の蛇口みたいです。
こちらはぬる湯で人肌よりは温かいくらい。これは交互浴しちゃう∞ループだわ。しかもぬる湯のほうもヌルヌル、トロトロ。2つの浴槽を何度も行き来して愉しみました。
さて、夕食です。食事処で、18時か18時30分スタートを選べたので、18時からでお願いしました。
席ごとに衝立やロールスクリーンで区切られており、半個室のようになっています。入り口も別々になっているので他の宿泊者と顔を合わせることがない配慮がなされています。これには驚きでした。
お品書きがあったような気がするのですが、撮り忘れ?持ち帰り忘れ?をしたようです。一品ずつ運んでいただけるので温かいものは温かいうちにいただけます。
先付け:よもぎ豆腐うまだしジュレ
前菜
御造り:勘八、きはだ鮪、赤海老、水烏賊
もちろん飲んでます。
焼き物:やまめ塩焼き、蟹足フライ、さつま芋
蟹足フライが揚げたてで衣がサックサク。この蟹足はカニかまではなく、しっかりと実の付いた蟹の足です。食べ応えあり。
替り皿:ローストビーフ
この時点でお腹ぱんちくりん気味(汗)
炊合せ:ぼたん鍋(猪)
蓋を開けた瞬間にあまりのボリュームに驚きました。猪肉はコクだけ残して全く臭みがなく、野菜もよく味が染みて美味しかったです。意外にもあっさりとした味付け。
強肴:蟹甲羅グラタン
あっつあつの状態で出てきた、蟹の身が入ったマカロニグラタンです。もうお腹ぱんちくりんです(汗)
合肴:県内産六百黒豚のしゃぶしゃぶ
サシが美しい!今までの人生で見た豚肉の中で一番美しいかもしれない豚肉。それもたっぷり!
肉の味が濃い!コクがすごい!!
ちなみに「六百黒豚」とは「4本の足の先と鼻先、尻尾の先が白い鹿児島県特有の黒豚」だそうです。
吸い物:潮仕立て、つみれ、筍、はまぐり/御飯:自家製ひのひかり/香ノ物:二種盛り
果物:プリン、メロン
プリンがなめらかで、とっても濃厚。そして今年初めてのメロンも甘くて美味しかったです。
翌朝6時に大浴場へダッシュ。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
わぁ、色が違う!
鮮烈なグリーン色へと変化してました。
↑今朝
↓昨夕
7時直前まで愉しんで… ワンチャン狙いで露天風呂へダッシュ。
大浴場のある棟の奥に、貸切で利用する宿泊客専用の露天風呂があります。昨夜は雨天のため使用NGで、使用ができないようにチェーンと南京錠が施されていたような?(うろ覚え)
でも、今朝は何もされていない。
イケル。
「空いています」という札がかかっていたら裏返してドアから外に出て、鍵をかけて利用する、という仕組み。
イクワヨ。
ドアを開けるとすぐ右手に脱衣所があります。脱衣カゴが置いてあるだけのワイルドな脱衣所。
ここから階段を下っていきます。これが結構な岩場を下っていくので足の悪い人には厳しいし、たしかに雨天時は危な過ぎます。
浴槽のすぐ側を川が流れていました。川の流れを眺めつつ、湯浴みを愉しめます。
岩の隙間に湯口が2ヶ所あり、それぞれに熱い湯とややぬるい湯が出ていました。
内湯では2つある浴槽にそれぞれに湯温の異なる源泉が注がれていますが、露天風呂は1つの浴槽に熱湯とぬる湯が注がれ、ちょうどいい温度に調節されていました。
湯温は適温で、露天風呂の湯もヌルヌル、トロトロで最高に気持ちいい!
裸であの岩場を上るのか… 雨天時はやっぱり危険がアブナイ。
さて、朝食です。夕食時と同じく食事処で、夕食時に朝食の時間を聞かれていて、7時半か8時、8時半で選べたようで(うろ覚え)、8時半からでお願いしたおようです。 ※写真の時刻で判明
オーソドックスな旅館の和朝食です。ふっくらと炊き上がったご飯は噛めば噛むだけ甘味が増す。嗚呼… 美味しい。
鹿児島の郷土料理のさつま揚げ。焼き魚はタラの西京漬け焼き。
全部美味しかったです。
「おじゃったもんせ」という方言は鹿児島県で使われる表現で、「いらっしゃいませ」や「ようこそいらっしゃいました」といった歓迎の意を表します。
この言葉は、特に客人をもてなす際に用いられる伝統的な表現であり、地元の飲食店では「いらっしゃいませ」の代わりに使われることが一般的です。
また再訪できたらいいな。