クリオV6のタイベル交換は終わりましたが
クラッチの目処が立たず、作業は中断してます。
とにかくフラットのダイヤフラムをフラットのベアリングで押せる様にせなアカンという事で、色々考えてました。
プラン1:R形状のプレートをベアリングに固定
これが一番手っ取り早いんですが・・・

これ、純正新品のレリーズですが、可動部は青矢印のコンタクト部で、緑矢印のケース部分?は固定です。
ツメで外側から引っかけて固定させると、ベアリングが可動(回転)しなくなるんでNG。かといって内側は引っかける余地なし。
溶接とかやと、熱で内部にダメージ与えるんで当然NG。
接着剤は強度的に無理かな、と。
(取れるのは当然ダメですが、ズレてもダメなので)
プラン2:カバー側にレバーコンタクトプレートを付ける
R33以降のGTRやFDなど純正プルクラッチなんですが、これらってスナップインベアリングなんですね。
カバーのダイヤフラムにプレートがあって、そこにカチョンとベアリングを差し込んで固定する感じ。(文章では表現し難いですが)
で、プルなんでコンタクト部はカバー裏側になるんですが、こいつを裏表逆に付けて、これをフラットベアリングで押せる様にすれば、と考えた訳です。
が、どうも押せる形状ではないですし、なによりプレートのセンタリングが出来ないです。
元々、レリーズベアリングを差し込むことでプレートのセンターが出るのでそれが出来ないからセンターの出し様がありません。
センター出し用のガイドも考えたんですが、スペース的・構造的に無理。
多少ズレても・・・と思いましたが、このプレートのコンタクト部はワイヤーリングなんですね。でワイヤーリングそのものの固定とプレート固定を兼ねてツメで引っかかってるんですが、これをそのまま押すとツメまで一緒に押す事になるので使用過程で、ツメが摩滅して多分ワイヤーリングが飛んでいきます。。。
現物無いんで文章だけやともの凄く分かり難い、というか、ホント現物見たことなかったら、何のこっちゃか分からんと思いますが、要はこのプランのNGという事です(^^;
一般的なプルクラッチはレバープレートをスナップリングで止めてます。
国産で言えば1JZとかがそうですね。
因みに930も同じような構造のプルです。
この方式も、レバープレート自体はベアリングスリーブで位置決め固定(センタリング)されてるんで、今回流用するには難しいかな、と。
さて、行き詰まったんで、純正レリーズをとある所に送って、どうにか(このレリーズを使ってフラットダイヤフラムを押せるようにする)ならないか検討してもらいましたが、構造上難しい、との回答でした。
やはり、プラン1を考えてたらしいんですが、僕と同様の結論に達したらしいです。
残る手段としては、レリーズそのものを新規作成する!
ただ、これも可能かどうかはやってみないと分からないとの事。
汎用(というのかな?)のダイレクトレリーズのキットみたいなのがあって、そのラインナップの中で(各種寸法的に)使えるものがあれば、それで作れるらしいのです。
もちろん、費用も特注クラッチキット代に加算されちゃいますが。
となると、クラッチハウジング周辺の詳細寸法が要る、というか、
基本現物合わせなので、クラッチハウジングが必要との事。
で、

ミッション梱包して、発送準備。
最初、バラしてクラッチハウジングだけで送ろうかと思ったんですが、そうすると、ミッション全バラせなアカンので、ミッション丸ごと梱包しましたw
相当重いですけど。。。
さて、丁度このブログ書いてるときに、もう1回純正レリーズを観察してたんですが、ちょっと試して見たい事を思いつきました。
これで上手くいけば万々歳。
なので、ミッション発送はちょっと保留します。
試して見てダメなら改めてミッション発送ということで。
さて、どうなる事やら・・・
おまけ
ガレージで活躍中、と言うか、無いとホント作業出来ない重要なシロモノ。
愛用の作業灯達です。

全部スナップオンのバンセールスさんから買いました。
①はこんなやつ。

めっちゃ明るいです。多分1番使ってます。
②は首にかかて使用

手元を照らすので、重宝してます。
③は最近衝動買いした新製品
こんな感じのペンライトなんですが
ランタンちっくに使えます
このモードがかなり便利で、車の奥の方でゴソゴソする時にこれ突っ込んでおけば周囲全体を照らしてくれるんで、使い勝手エエんですよね。
他にも衝動買いした便利なツールが色々とあるので、ブログネタが尽きたらアップしてみたいと思いますw
Posted at 2020/10/29 20:17:58 | |
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