• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

フクショーのブログ一覧

2020年10月13日 イイね!

クリオV6のクラッチ不具合の原因

仕事が意外と早く終わったんで、帰ってからクラッチをバラしてみました。



ディスクのフェーシングはまだしっかり残ってました。
スリット(溝)もガッツリあるし、リベット深さも十分。
新品とまではいかないですが、まだまだ十分に使用できます。

じゃあなんでカバーの摩耗追従機構が限界付近まで作動したんでしょう?
単純にカバーの不具合か、外的要因で追従機構が作動しちゃったか。

しかし、この摩耗追従機構の仕組み(作動)がよく分かってないんですよね。ドラムブレーキの隙間自動調整みたいなイメージは持ってるんですが、それをクラッチでどうやってるんかな、と。

今日はカバーの画像撮ってないので以前のブログにアップしたやつの使い回しですが

青矢印がダイヤフラムスプリングで、こいつを押す事でクラッチが切れます。
で、その間に緑矢印みたいなレバーがあります。
こいつはリング状になってカバーにカシメで固定されてます。
多分、コレが摩耗追従機構の作動に関係すると思うんですよね。
こいつがダイヤフラムと一緒に押されると、内部のプレッシャープレートがフリー状態になって、戻る(クラッチを繋ぐ)時に追従機構を作動させるんじゃないかなと予想してます。
で、画像ではこのレバーとダイヤフラムはほぼ同じ高さにいます。
追従機構が作動した状態ってことは、ダイヤフラム高さを低くする方向に作用してると思います。が、ディスク自体はまだ十分な厚みがあるので、本来のダイヤフラムはこのレバーよりももっと高い位置にいるんじゃないかな?
つまり、クラッチ繋ぐ時はレリーズ荷重(ベアリングで押さえられる荷重)が最初にレバー側が解除され、次にダイヤフラム側が解除されるけど、もしディスクが摩耗した場合、ダイヤフラムは浮き上がる方向にいくので、このレバーとダイヤフラムにかかるレリーズ荷重の解放タイミングのズレが大きくなると思われます。このズレの大きさが作動条件じゃないかな、と。




と、ここまで予想したのはエエんですが、そもそも新品組んで正規の位置にあるセット状態ってのを知らんので、もしかしたら全く見当違いかもしれません。
カバー見ると、このレバーにもガッツリとベアリングが当たった跡が付いてますが、実はそもそも当たったらマズイとか(^^;

まぁ作動の仕組みは置いとくとして、じゃあ何で作動したのって話ですが、ぶっちゃけ分かりませんw
結局何も分からんのですが、ディスクが全然使える状態なのに追従機構がガッツリ作動しちゃってるのは確かなので、やっぱこんなメンドクサイ機構要らんのですよ。組むときSST要るし。
(海外の)社外品やトロフィー用のクラッチとかはそんなん付いてないし。
なので、もうクラッチは交換する前提で動いてます。
海外のサイトでチラホラと見かけるんですが、どうなる事やら。。。
Posted at 2020/10/13 21:37:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | クリオV6 | クルマ

プロフィール

「心機一転 http://cvw.jp/b/963652/46958041/
何シテル?   05/14 22:45
自宅ガレージに2柱リフトを設置し、のんびりメンテしてます。 ・出来る事は自分でやる ・出来ない事もとりあえずやってみる ・出来なかったらそん時考える ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/10 >>

     123
456 7 8910
11 12 1314 151617
18192021 222324
25262728 293031

リンク・クリップ

ストレート 
カテゴリ:工具(ツール)
2011/02/21 04:54:58
 
MAC TOOLS 
カテゴリ:工具(ツール)
2011/02/21 04:52:30
 
snap-on 
カテゴリ:工具(ツール)
2011/02/21 04:50:17
 

愛車一覧

トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
100チェイサー以来、23年ぶりに新車購入。 評判もエエし、勢いで買ってしまいましたw ...
ポルシェ 911 ぽる子 (ポルシェ 911)
サーキットオンリー、グリップオンリーな「ぽる子」です。 ※「ぽる子」という名前の由来はブ ...
スバル サンバートラック スバル サンバートラック
農家のおっちゃんが「要るか?」と言って来たので「要る」と即答w 遂にエアコン付き車が増車 ...
三菱 ミニキャブトラック 三菱 ミニキャブトラック
農作業&荷物運搬用。 ギリギリ平成年式。(平成元年式) 当然?エアコン・パワステ無し。 ...

過去のブログ

2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation