ここんとこずっとブログネタになってたクリオV6用クラッチですが、見積もりを頂いたので、正式発注しました(^^)
さて、改めて今回僕のワガママを聞いて下さったメーカーさんは
OS技研 さん
です。
チューニングに興味のある方なら知らない人はいないと言っても過言ではない、超有名なメーカーさんですね。
ワンオフ作製といっても、完全新規作製はフライホイールのみで、あとは既存のパーツの組み合わせになるので、オーバーホール時のリペアパーツ供給も問題ありません。
これは、部品流通が物凄く怪しい純正や海外製社外品と比べると、物凄く大きなメリットやと思います。
実は、クリオV6用クラッチの入手が困難と分かった時、ワンオフ作製出来ないかと、国内主要メーカーさん各社に一斉に問い合わせをしましたが、殆どが
「ワンオフ作製は出来ない」
という回答でした。
勿論、その理由も至極当然のもので、僕自身もダメ元で連絡しているので
「やっぱりな」
という感じでした。
が、唯一OS技研さんだけは
「純正クラッチを確認して、特注作製可能かどうかの判断は出来ますよ」
と言って頂きました。
正直、「え?マジで?」と逆にビックリした位ですw
早速、純正クラッチ一式を送り、その後レリーズを送り、
色々と検討して頂きました。
この辺りの事は以前のブログでも触れています。
で、唯一の懸念点だったレリーズのコンタクト形状の問題もクリア出来る目処が立ち、最終見積もりだ出たので、この度めでたく正式発注となりました。
思い返してみると、2度ほど(作製の)話が終わってしまうタイミングがありました。
1度目はクラッチ一式を送った時。
純正のダイレクトレリーズに合う既存パーツが無い為、(作製は)難しいと言われました。
(流石にダイヤフラムまで新規作製は現実的に不可能なので)
普通なら「そうですか」で終わるんですが、僕は
「仮にレリーズのコンタクト部をR形状に出来れば作製は可能ですか?」
と引き下がりw、レリーズの検討を始めました。
同時にOS技研さんの方でも検討して頂けるということで、純正レリーズを送りました。(この辺りもブログで触れてます)
そして2度目。
レリーズを確認したOS技研さんから
「ちょっと難しいですね」
と回答を頂いた時です。
僕もブログで書いた通り、スナップインのプル用プレートを使ってどうにか出来ないかとか色々考えて、やっぱ難しいなという結論になったので、この時点で半分諦めてました。
が、OS技研さんから
「汎用のダイレクトレリーズキットを使って、レリーズ自体を作れるかもしれない」と提案をして頂き、ミッションの発送準備をしました。
この辺りもブログで書いてますが、この時ふと思いついたプランが上手くいきそうな事が分かり、現在に至る訳です。
しかし、メーカーさんが1エンドユーザーを相手に、ここまでしてくれる(時間を割いてくれる)のは、ホントに異例というか、珍しいんじゃないかと思います。
まぁ僕が簡単に引き下がらなかったせいもありますがw
ホントに迷惑なめんどくさいユーザーやと自分でも思います。すいません。
「メンドクサイ奴に引っかかってもた」と内心思いつつも、いやな顔せずにずっとお付き合い頂いた開発担当者のYさん、
本当にありがとうございましたm(_ _)m
幾ら感謝しても足りない位です。
930のクラッチとデフをOS製に変更しようかと思ってる位ですw
・・・金ないけど(^^;
因みにフライホイールだけでも最短で1か月~1か月半はかかるので、完成は来年になります。
どうせ冬の間は冬眠するので全く問題ありません(^^)
TELした時も「2月か3月くらいを考えてるんで、納期は全然大丈夫ですよ」と伝えてありますし。
あ、届いた見積もりですが

20万ちょい超え
ぶっちゃけて言うと、予想より遥かに安いです。
そりゃ既存のクラッチに比べりゃ高いんでしょうけど、なんてったってワンオフ品ですから。
さて、完成するまでリフトに上がりっぱでエンジンも積めないのでガレージは狭いままにはなりますが、クラッチが手に入るというこの事実がもう嬉しくて嬉しくて♪
という事でクリオV6クラッチネタは一旦一区切りということで、以降は他の車のネタでブログをアップしていこうと思います。
(多分・・・恐らく・・・きっと・・・)
Posted at 2020/11/19 17:31:48 | |
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