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フクショーのブログ一覧

2020年10月29日 イイね!

どうなる?クリオV6クラッチ

クリオV6のタイベル交換は終わりましたが
クラッチの目処が立たず、作業は中断してます。

とにかくフラットのダイヤフラムをフラットのベアリングで押せる様にせなアカンという事で、色々考えてました。

プラン1:R形状のプレートをベアリングに固定
これが一番手っ取り早いんですが・・・

これ、純正新品のレリーズですが、可動部は青矢印のコンタクト部で、緑矢印のケース部分?は固定です。
ツメで外側から引っかけて固定させると、ベアリングが可動(回転)しなくなるんでNG。かといって内側は引っかける余地なし。
溶接とかやと、熱で内部にダメージ与えるんで当然NG。
接着剤は強度的に無理かな、と。
(取れるのは当然ダメですが、ズレてもダメなので)

プラン2:カバー側にレバーコンタクトプレートを付ける
R33以降のGTRやFDなど純正プルクラッチなんですが、これらってスナップインベアリングなんですね。
カバーのダイヤフラムにプレートがあって、そこにカチョンとベアリングを差し込んで固定する感じ。(文章では表現し難いですが)
で、プルなんでコンタクト部はカバー裏側になるんですが、こいつを裏表逆に付けて、これをフラットベアリングで押せる様にすれば、と考えた訳です。
が、どうも押せる形状ではないですし、なによりプレートのセンタリングが出来ないです。
元々、レリーズベアリングを差し込むことでプレートのセンターが出るのでそれが出来ないからセンターの出し様がありません。
センター出し用のガイドも考えたんですが、スペース的・構造的に無理。
多少ズレても・・・と思いましたが、このプレートのコンタクト部はワイヤーリングなんですね。でワイヤーリングそのものの固定とプレート固定を兼ねてツメで引っかかってるんですが、これをそのまま押すとツメまで一緒に押す事になるので使用過程で、ツメが摩滅して多分ワイヤーリングが飛んでいきます。。。

現物無いんで文章だけやともの凄く分かり難い、というか、ホント現物見たことなかったら、何のこっちゃか分からんと思いますが、要はこのプランのNGという事です(^^;

一般的なプルクラッチはレバープレートをスナップリングで止めてます。
国産で言えば1JZとかがそうですね。
因みに930も同じような構造のプルです。
この方式も、レバープレート自体はベアリングスリーブで位置決め固定(センタリング)されてるんで、今回流用するには難しいかな、と。



さて、行き詰まったんで、純正レリーズをとある所に送って、どうにか(このレリーズを使ってフラットダイヤフラムを押せるようにする)ならないか検討してもらいましたが、構造上難しい、との回答でした。
やはり、プラン1を考えてたらしいんですが、僕と同様の結論に達したらしいです。

残る手段としては、レリーズそのものを新規作成する!
ただ、これも可能かどうかはやってみないと分からないとの事。
汎用(というのかな?)のダイレクトレリーズのキットみたいなのがあって、そのラインナップの中で(各種寸法的に)使えるものがあれば、それで作れるらしいのです。
もちろん、費用も特注クラッチキット代に加算されちゃいますが。

となると、クラッチハウジング周辺の詳細寸法が要る、というか、
基本現物合わせなので、クラッチハウジングが必要との事。

で、

ミッション梱包して、発送準備。

最初、バラしてクラッチハウジングだけで送ろうかと思ったんですが、そうすると、ミッション全バラせなアカンので、ミッション丸ごと梱包しましたw
相当重いですけど。。。


さて、丁度このブログ書いてるときに、もう1回純正レリーズを観察してたんですが、ちょっと試して見たい事を思いつきました。
これで上手くいけば万々歳。
なので、ミッション発送はちょっと保留します。
試して見てダメなら改めてミッション発送ということで。


さて、どうなる事やら・・・





おまけ
ガレージで活躍中、と言うか、無いとホント作業出来ない重要なシロモノ。
愛用の作業灯達です。

全部スナップオンのバンセールスさんから買いました。


①はこんなやつ。

めっちゃ明るいです。多分1番使ってます。

②は首にかかて使用

手元を照らすので、重宝してます。

③は最近衝動買いした新製品


こんな感じのペンライトなんですが


ランタンちっくに使えます


このモードがかなり便利で、車の奥の方でゴソゴソする時にこれ突っ込んでおけば周囲全体を照らしてくれるんで、使い勝手エエんですよね。


他にも衝動買いした便利なツールが色々とあるので、ブログネタが尽きたらアップしてみたいと思いますw
Posted at 2020/10/29 20:17:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | クリオV6 | クルマ
2020年10月22日 イイね!

今日はお休み

毎週クリオV6の整備をしてブログアップしてますが
今日(今週)はお休みです。

毎回週一の休みを潰している訳ですが、
流石に体力的にキツくなってきたのと
家の用事やら何やらをずっとほったらかしやったんで。。。


とは言うものの、作業はしなくても
色々と算段はしてます。

先ずは生廃となったクラッチホース。
これは作ってくれそうな所を発見しました。
丸々作製ではなく、差し込みのジョイント部のみを
削り出しで作って貰う予定です。
差し込みの反対側はANのオス形状にして、
ANフッティングでホースと連結させようかと。
若しくはタケノコジョイント形状にするか。
とりあえず、現物採寸して図面おこしてる最中です。

次に欠品状態のクラッチ。
色々と問い合わせしてましたが、やはりどこもダメでした。
製品そのものが無いのは当然問題なんですが、
今一番頭抱えてるのはレリーズです。
ダイレクトレリーズが問題ではなく、そのベアリング形状が問題なのです。
クラッチバラした事ある方は分かると思いますが、
大抵のプッシュタイプのレリーズベアリングは
コンタクト部がR形状になってます。
これでダイヤフラムと線接触して、ストロークしても
コンタクト部がズレる事無く押せる訳です。
が、クリオV6のレリーズベアリングはフラット(平面)です。
逆に、カバー側(ダイヤフラム先端)がカール(湾曲)してて
ベアリングと線接触してます。
このカール形状ダイヤフラムをもつカバーってそうそうありません。
これが一番のネックになってるんですよね。
(通常のレリーズなら、ベアリング自体を別のモノに交換してしまえばエエので、ダイレクトレリーズが問題、とも言えますけどね)

実は、これさえクリア出来れば何とかなりそう、という段階まできてるんです。
ベアリング自体を加工出来るのか、はたまたR形状のプレートを作ってどうにかカバー側(若しくはベアリング)に固定出来るのか。

折角見えた一筋の光明なので、何とかしたいですねぇ。


さて、今週はしっかりと体を休めたんで、
来種は何かしら作業をしようかと思います。
Posted at 2020/10/22 21:42:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | クリオV6 | クルマ
2020年10月15日 イイね!

クリオV6タイベル交換

今日は朝一でディーラーに行って、注文してたレリーズとクラッチコネクトを買ってきました。

新品のレリーズもベアリングコンタクト部は多少のガタ付きがありました。
つっても、今付いてるやつはそれよりももっとガタが大きいんで、まぁ交換しときましょう。

で、問題のクラッチホースですが、プライヤーで鋏んでグリグリしたら何とか取れました。


差し込み部がかなり錆びてますね。
で、よく見ると、コネクトの差し込み形状と同じっぽいです。


もしかして古いコネクトを加工して作れたりしないかな?
それか、削り出しかなんかでこの差し込み部を作ってくれるとこあるかな?

とりあえず何とかなりそうな気がしないでも無いですw


さて、確認が終わったんで、タイベル交換をします。
今回いつものようにブログ書くと、画像がクソ多くて
とんでもない長さになるので、抜粋した形でアップします。
それでも長いですがw

一応整備手帳にはしっかりとアップする・・・
・・・ようなしないようなw


先ずクランクプーリー、補機ベルトのテンショナー、パワステポンプのプーリーを外します。


その後、タイミングベルトカバーを外します。
右バンク、左バンク、下側と3分割になってます。

取付ボルトは6mmと7mm
相変わらず変なサイズ使ってますねw


カバーを外したところで、試しにベルトの張りの周波数を測定してみることに。

・・・が、測定器の電源は入るものの、測定が出来ませんorz
長いこと使ってなかったそうなので、壊れたんかな?
仕方ないので、現状の張りを確かめておんなじ位に張ってしまおう、と。
因みに、かなり固く張ってました。
ルノーって4万kmがタイミングベルトの交換サイクルなんですが、このテンションの強さもサイクルが短い要因じゃないかなと思ってます。

通常(国産車)は、プーリーとエンジン側に合いマークがあって、それを合わせて上死点を出して、という手順ですが、この車にはそんなもんありません。
その代わり、位置決めピンを入れて固定します。




右バンクのIN、EX、左バンクのIN、EX、クランクの計5カ所です。
入れるピンはコレ


で、こんな感じで入れるんですが

かなりクリアランス(位置調整)がシビアです。

無事に5本入れたらテンショナーを緩めてベルトを外します。

中央のナットを緩めて□のところに工具入れて回すんですが、サイズは1/4です。

ベルトを外したらアイドラプーリーを外して、さて次にウォーターポンプですが

マウントの裏にいます(^^;
てことでマウントも外すんですが、マウント上部にカムプーリー裏のバックプレートが被さってて、プレート外さなマウント外れません。
悪銭苦闘しながら取り外して、ようやくウォーターポンプとご対面。


交換するタイミングベルトセット


で、あとは組み付けですが、張り調整よりも、カムの位置合わせがかなり面倒でした。
整備書には、
「スムーズにピンが入らなかったらやり直せ」
って書いてますが、上でも書いた通り穴位置がもの凄くシビアでコンマ数ミリずれただけで、入りません。
結局1時間くらい位置合わせやってました(^^;

肉体的よりも精神的に疲れ果てたんで完成後を取り忘れましたが、
無事に完了しましたw



さて、クラッチ系は解決にちょっと時間がかかるので、その間にパワステポンプとオルタを外して掃除でもしとこうかと思います。

あと、こうしてアップしていますが、「クリオV6」という単語を使ってないので、検索に引っかからないのでは?という事に気が付きましたw
この車のタイベルをDIYでやろうとする人がいるのかは置いといて、ちゃんと検索で引っかかる様に、今後はタイトルは本文に明記するようにしたいと思います。
Posted at 2020/10/15 20:20:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | クリオV6 | クルマ
2020年10月13日 イイね!

クリオV6のクラッチ不具合の原因

仕事が意外と早く終わったんで、帰ってからクラッチをバラしてみました。



ディスクのフェーシングはまだしっかり残ってました。
スリット(溝)もガッツリあるし、リベット深さも十分。
新品とまではいかないですが、まだまだ十分に使用できます。

じゃあなんでカバーの摩耗追従機構が限界付近まで作動したんでしょう?
単純にカバーの不具合か、外的要因で追従機構が作動しちゃったか。

しかし、この摩耗追従機構の仕組み(作動)がよく分かってないんですよね。ドラムブレーキの隙間自動調整みたいなイメージは持ってるんですが、それをクラッチでどうやってるんかな、と。

今日はカバーの画像撮ってないので以前のブログにアップしたやつの使い回しですが

青矢印がダイヤフラムスプリングで、こいつを押す事でクラッチが切れます。
で、その間に緑矢印みたいなレバーがあります。
こいつはリング状になってカバーにカシメで固定されてます。
多分、コレが摩耗追従機構の作動に関係すると思うんですよね。
こいつがダイヤフラムと一緒に押されると、内部のプレッシャープレートがフリー状態になって、戻る(クラッチを繋ぐ)時に追従機構を作動させるんじゃないかなと予想してます。
で、画像ではこのレバーとダイヤフラムはほぼ同じ高さにいます。
追従機構が作動した状態ってことは、ダイヤフラム高さを低くする方向に作用してると思います。が、ディスク自体はまだ十分な厚みがあるので、本来のダイヤフラムはこのレバーよりももっと高い位置にいるんじゃないかな?
つまり、クラッチ繋ぐ時はレリーズ荷重(ベアリングで押さえられる荷重)が最初にレバー側が解除され、次にダイヤフラム側が解除されるけど、もしディスクが摩耗した場合、ダイヤフラムは浮き上がる方向にいくので、このレバーとダイヤフラムにかかるレリーズ荷重の解放タイミングのズレが大きくなると思われます。このズレの大きさが作動条件じゃないかな、と。




と、ここまで予想したのはエエんですが、そもそも新品組んで正規の位置にあるセット状態ってのを知らんので、もしかしたら全く見当違いかもしれません。
カバー見ると、このレバーにもガッツリとベアリングが当たった跡が付いてますが、実はそもそも当たったらマズイとか(^^;

まぁ作動の仕組みは置いとくとして、じゃあ何で作動したのって話ですが、ぶっちゃけ分かりませんw
結局何も分からんのですが、ディスクが全然使える状態なのに追従機構がガッツリ作動しちゃってるのは確かなので、やっぱこんなメンドクサイ機構要らんのですよ。組むときSST要るし。
(海外の)社外品やトロフィー用のクラッチとかはそんなん付いてないし。
なので、もうクラッチは交換する前提で動いてます。
海外のサイトでチラホラと見かけるんですが、どうなる事やら。。。
Posted at 2020/10/13 21:37:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | クリオV6 | クルマ
2020年10月12日 イイね!

頓挫

先日確認したクラッチの摩耗追従機構ですが、調べると、やはりあの位置は追従機構が限界付近まで作動しているようです。
新品状態はスプリングがほぼ密着するくらい縮んでるみたい。
まぁ確かに組む時はSST使ってスプリングを縮めて組むし、スプリングの力で作動するなら 作動=伸びる方向 ってのは当たり前な訳で。

ただ、作動限界=摩耗限界 かと言われたら、そうじゃない気もするんですが。

SST使わずに(スプリングの位置調整せずに)そのまんま組んだら、クラッチ切れなくなったりするらしいんですが、逆に使用過程でなんかの拍子にディスク摩耗してないのに追従機構が作動してしまって作動限界位置付近にきたら、今回のクラッチの不具合に繋がるんですよね。。。

仮にそうだとして、もう1回セットし直しして改善したとしても、また同じ不具合が出ないとは限らない。というか、カバーの摩耗追従機構そのものが壊れてたら間違いなく再発するでしょうね。
てことで、消耗品でもあるし、もうクラッチも交換した方がエエのでは?という結論に達しました。


・・・が、肝心のクラッチが無いんです。
ディーラーに問い合わせたら、国内・本国共に純正欠品。

フランス車のパーツ扱ってる所に問い合わせたら
「社外品は海外でも欠品でオーダーしても入荷しません」
とあしらわれました。
(仮にあったとしてもコロナの影響もありますし)

国内メーカーもクリオV6の設定無し。


・・・詰んだorz


車って案外他車共通部品があったりするんですが、例えばある新型車が多くの新規開発部品を使ってたとしても、それを流用して後発の車両が開発されたりすれば、元になった車両を維持するのはそこまで難しくないかもしれません。
が、新規開発部品てんこ盛りの車がそれ1代で終わってしまい、その部品を流用する後発車両も無ければ、年数が経つほどその車の維持は困難になると思います。
クリオV6が正にそれ(^^;
(つっても、細かい所見れば色々と流用はしてるんですが、肝心な所が・・・)

メーカーも生産台数も少ない、レア車のパーツを何時までも作る訳にもいかんでしょうし、アフターパーツメーカーも採算とれる見込みなきゃパーツ開発もしないでしょう。
そういうのを分かった上で、でもやっぱり最低限基本的な消耗品は供給してて欲しかった・・・なんて思うのは、結局たまたまこういう車を持った1エンドユーザーのワガママなんでしょうね。

手の掛かる車だと覚悟して購入したんですが、それ以前に部品無いんで手の掛けようが無いという・・・ナンテコッタイ

この車に限らずですが、みんなこうやって手放して行くんかなぁ、とふと思いました。




・・・僕は手放しませんけどねw

今、色々と動いてる最中です。
実際どうなるかはまだ分からんのですけどね。


とりあえず、周波数測定器を借りっぱじゃマズイんで、予定通り次の休みはタイベル交換します。
Posted at 2020/10/12 22:12:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | クリオV6 | クルマ

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