
大変な事になりました…。
先週明らかになった、日本郵便の悪質な不正による
運送事業の認可取り消しにより、事業所間輸送に
用いられているトラック約2,500台が使用不能となり
郵便物やゆうパックなどの配送が不可能となりました。
さらに郵便局で使用される集配や配達用の
赤い軽ワゴン車も調査対象となり、不正が確認されれば
事業停止等の処分が下される事にもなり、この場合
日本郵便の郵送物が他の運送事業者へ委託され
他の運送業者の物流遅延や送料値上げの可能性も?
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【悪質違反...】日本郵便を処分の方針 生活に影響は?
日本では事業に車両を用いる場合に、車両の日常点検と共に
運転手の健康状態や飲酒等を運行前後に対面点検する事が法律で定められています。
日本郵便で全国の郵便局と郵便局の間の配送に用いるトラックの運転手が
運行前の点呼を適切に行っておらず、飲酒運転なども確認されているそうです。

郵便物やゆうパック等の荷物を集荷した郵便局から
配達先の地域の集配局へ輸送するトラック約2,500台が
今回国土交通省により事業認可取り消しの対象となりました。
この約2,500台は日本郵便が保有するほぼ全てという事です。
さらに郵便ポスト等から回収した郵便物を郵便局へ集める
赤い軽ワゴン車も調査対象になり、不正が確認された場合は
事業停止命令が出る可能性もあるという事です。
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「点呼なしは日常茶飯事」酩酊状態で配達も…日本郵便の運送事業許可取り消しへ【報道ステーション】(2025年6月5日)
事業認可取り消しは取消後5年間は再取得ができない事から、
今回の悪質な不正によって日本郵便の運送事業はほとんど機能しなくなります。
このため日本郵便は他の運送会社への委託を行う必要性がありますが
ご存知の通り今の日本は物流網が逼迫しており、
他の運送会社にもそんな余裕はありません。
このまま行くと委託を受ける事になった運送会社は
配送遅延や送料値上げを行わなければならなくなる可能性も高く
日本郵便だけの問題では無く日本全体の物流網が大きな影響を受けそうですね。
私達が日頃利用している通販なんかも、もう気軽にできなくなる可能性もあります。
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日本郵便、飲酒運転の詳細酷すぎる
本当に、大変な事になりました…。
安心安全の日本は、もうとっくに失われているのかもしれませんね…。
悲しい事です…。
Posted at 2025/06/12 04:00:17 | |
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