ボルボからXC60のお得なお話があるとの連絡を受け、娘が幼稚園に行っている最中に妻と行って来ました。
そこにはXC40の試乗車が。
カタログスペックを紹介します。
全長4425mm×全幅1875mm×全高1660mmで、車重は1690kg。
エンジンは2.0L直4ターボで、190ps/30.6kgm(T4)と、252ps/35.7kgm(T5)の2本立て。
T4にはFFもありますが、T5はAWD。
8速ATで、T5での燃費は12.4km/L。
最小回転半径は5.7mとちょっと大きめ。
価格は389万円~559万円(ファーストエディション)。
試乗車はもう既に完売した300台限定のファーストエディションだったからか、写真で見るよりもかなりスタイリッシュで若々しいデザインに感じました。
この印象はジャガーEペースの時と似ています。
20インチホイールが結構目立ちます。
内装はオレンジが目に付きますが、これはファーストエディションだからだそうです。
最初は良いですが、飽きそうですね。
後席は前後幅は予想よりもあるものの、背もたれ角度がキツく、リクライニング機能が欲しくなります。
荷室はこのクラスの標準的なものですが、開口部が狭く感じました。
妻が後席に座り、試乗開始。
1875mmの幅を感じさせない見切りの良さで、運転していてもストレスが少ないです。
20インチはさすがにどうかと思ったのですが、決して路面状況が良いとは言えないのに、引き締まった足回りの躾けは見事だと感じます。
加速力は街乗りでは十分で、遮音性が高いですが、それなりに気持ちが良いエキゾーストが聞こえます。
問題は多少ギクシャクするAT。
このところの洗練されて来ているボルボのイメージとはちょっと合いません。
そのまま乗り比べとしてXC60 T5 インスクリプションにも乗らせていただきました。
比べてしまうと内装の質感はXC40よりも遥かに上です。
XC40はオモチャっぽい印象。
前に試乗した時はフワフワとして接地感の乏しい足回りに感じましたが、今回は逆に穏やかで落ち着いた乗り心地に感じます。
何よりもシートの出来が素晴らしく疲れにくい。
XC40と同じエンジンで150kg重いはずなのに、特に減速後の再加速ではこちらの方が軽やかに感じました。
後席での居住性も当たり前ですがXC60の方が好印象だったようです。
ディーラーにはXC60のD4のR-DESIGNが展示してありました。
私は買うならT6のR-DESIGNを考えていましたので、R-DESIGNを見ることが出来て良かった。
黒基調の内装はスポーティーでカッコ良い。
シートはインスクリプションに比べれば硬めですが、それでも他社のスポーツSUVに比べれば当たりの優しいシートです。
出してくださった条件は良かったですが、T6の試乗車は当分予定が無いそうで、車は必ず試乗してから買うことをモットーとしている私には悩ましい限りです。
Posted at 2018/05/24 17:31:11 | |
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