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＜この文章は、2015〜2019年に私がロードスターに乗りながら書いていた日記から年を追って抜粋したのもです＞

5月5日
子供の日に、朝5時起きしてNDで房総を走ってきた。

コースは木更津北で降りて、アカデミアを経由して小山道を下り、
そのまま鹿野山の東麓の小糸の街中を通り抜けて、東側から鹿野山に登る。
神野寺を抜けてマザー牧場を横目に南側斜面を下れば、
明るい農場が広がる天羽に出る。突き当たりを左折折して成果馳道をしばらく走るが、前を行く地元の軽自動車は結構早いぞ！

しばらく行くともみじロード（182）の看板
それに誘われて渓谷沿いのもみじロードを抜けて鋸南町へ、


気持ち良いカーブの続くワインディングは最近のライダーにも人気の道だ。
もみじロードを突き当たった突き当たりを右折すれば、
すぐに館山道のインターチェンジ。
近くには話題の道の駅　保田少学校もある

しかし、あえて左折して内陸へ向かう。
一瞬鴨川に入ってから今度は88号線に入って愛宕山を抜けて北上。
サルの生息地で知られるが、確かに道端にサルがいた。

突き当たった465を北上し、鹿野山の南東の麓を抜けて久留里方面に93号線に入って、得意の林間のワインディングを抜け、あとは再び163号線からアカデミアを抜けて木更津北から帰途についた。

この鹿野山山麓の東の道は気持ち良い
車も少ないし、道は綺麗で適度なコーナー
そして春には沿道に桜が咲きます

９３号線はダンプのいない休日は林間のワインディングとしてたのしめます
５連続の切り返しなどあり、愛車のサスペンションテストにも最適
私は、車を購入するとまずここに持ち込んで、
サスの味付けの違いを確かめます


こんなタイトなクネクネをひたすら走るには理由があって、一つは私が楽しいこと、そしてもう一つは現状のNDの検証です。


NDの俺にとってネガな点はやはりスポーツカーとしては低速走行でのダイレクト感や接地感の少なさとハンドルの軽さ、細さ、中回転での排気音である。

良い面は、サイズ感とスタイリング、100キロ前後での操作感、リアを振り回せる感じ、シフトフィール、エンジン特性。そしてロードスターの歴史、製作者やユーザーの思い、ロードスターユーザーの文化・・・など、機械としての性能を超えたお金で買えない価値観を持っていること

ブランドとしてはロードスターをどう捉えるかだが、ロードスターは我が家にとっては特別な生い立ちではある。

その訳は父がNAに乗り、その車には生まれたばかりの長女も乗った（写真）。
さらに今乗っているNDに至っては長女が19歳で免許をとるに当たって、彼女の意見を大きく取り入れて買った車なのだから・・・

＊写真は1997年ごろ、私の父のNAにすわる長女（現２２歳）

⇨続く