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MINI原人のブログ一覧

2019年04月30日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 発見!絶景ポイント ー 別苅線

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 発見!絶景ポイント ー 別苅線林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

本日も晴れ。朝の仕事を終えた原人は当然のごとく林道へ出かけた。道有林道は5月1日に施錠されるので、その前に道有林道を調査するためである。原人は町道に道有林道が接続している増毛町別苅の林道へ向かった。



7:02  増毛町管理の別苅線の東側入り口です。原人は以前ここを町道ニナイベツ線と勘違いしていましたが、看板通り(こすけていますが)、別苅線に間違いありません。

7:13  別苅線を登っていく途中に森の上に暑寒別岳がきれいに見えるポイントがあります。しかし、これよりすごい絶景ポイントを後に発見するとは夢にも思いませんでした。

7:15  分岐部です。右が別苅線の続き、左が名称不明の道有林道です。
 ゲート
なぜこれが道有林道かというと、このようなゲートがあるからです。このゲートは国有林道のゲートと異なり、シンプルなつくりです。ゲートは冬期間は解放され、5月1日以降に施錠されます。ですから本日がこの林道を調べる今年最後のチャンスかもしれません。でももっと奥にも調べたい道有林道があるので別苅線を進みます。


7:17  雪が前方を塞いでいます。しかし、こういう上り坂の雪はスタックしてもバックすれば元に戻れるので挑戦してみます。
 7:20
何回か前進と後退を繰り返し、やっと通過できました。Beyondです。


7:22  と思ったのもつかの間。今度は下り坂に多量の雪が積もっています。降りてしらべてみましたが、ここから先は雪の路面が続きます。下り坂は「行きはよいよい、帰りはこわい」なのでやめておきます。

7:26  先ほど分岐部があった、「名称不明」の道有林道に来ました。前方に倒木を排除した跡があります。

7:29  お、林道にはみだした傾き木です。細い木なので手鋸のスゴワザで処理します。
 7:31
木を処理してbeyondです。


7:33  分岐部です。原人は左への道は把握していましたが、右に伸びる道があることは知りませんでした。まずは、右へ進んでみましょう。

7:37  登り坂を登り、右に曲がるといきなり崖の上で絶景が広がります。

7:39  さらに進むとますます絶景です。暑寒別岳がこれだけ間近に美しく見えるポイントは他にはないでしょう。
 怖い絶景
しかし、下をのぞくと、切り立った崖が地獄の釜に落ち込んでいるような怖い絶景です。このままここに居続けると足がわなわなするので、さっきの分岐部を左へ下る道へ行きます。


7:44  こちらの道はおだやかな下りの林道です。

7:46  ここで、急に下に作業場らしい広場が見えました。無事下までおりられそうです。

7:48  ここに道路名標(通常道路の起点を示す、道路原標と呼ばれることもある)があります。道有のニナイベツ林道であることがわかりました。立入禁止の看板がありますが、上から立ち入っちゃったのでしかたありません(笑)。

7:49  ここに、採った岩石を砕いて砂利にするプラントがあります。砂利の製造供給工場のようです。

7:50  橋を渡り、砕石場から脱出、道道546号暑寒別公園線に出ようとします。

7:54  しかし、そこにゲートが立ちふさがりびっくりします。でも調べてみると施錠されていないので開けて通りました。Beyondです。
 くろいわ
ここは、「町営砕石くろいわ」という名のついた砕石場であることがわかりました。
 絶景ポイント
暑寒別岳がよくみえる絶景ポイントはこの砕石場の一番上の段です。すごいところにいたもんです(笑)。


結局、本日の行程で判明した林道の様子をGoogle Earth Proにて示します。別苅線はぐるりと別苅の山をめぐる林道で、途中から林業用の町有林道ニナイベツ線が、また砕石場で利用される道有ニナイベツ林道が分岐します。
 桜咲く
帰り道の道道546号(果樹ロード)で桜がきれいに咲いているのを見つけました。いよいよ増毛にも春が来ました。
 WAKO'S CORE 601
余談ですが、本日は坂道を上ることが多いと予想されましたので、ガソリンタンクにこの強壮剤を入れてきました。効果のほどはのちほどパーツレビューでご報告いたします。


RINDO TREK BEYOND 2019
(1) 2019年春ついに始動! (2) 進撃の原人完全武装! (3) 兵装ホルダー錆補修
(4) 原人エイド救急箱準備 (5) 増毛信砂・千望台・茶々の沢 (6) 敗退!残雪の小平林道
(7) 泥と残雪の留萌林道 (8) 邪魔者は斬る!ー 新信砂 (9) 春を探しに暑寒・箸別線
(10) 発見!絶景ポイント - 別苅線  

RINDO TREK BEYOND 2018
(1) 遂にWARN大進化遂げたり (2) 小平町奔沖内林道偵察 (3) 留萌峠沢2号・ダムの沢
(4) 留萌市中幌糠林道 番外編:ウィンチ補助ツール (5) さくら林道 BEYOND!
番外編:ウィンチ補助ツール2 (6) 敗退! 小平町住吉林道 (7) 留萌峠沢林道・十五線通り
番外編:ジェイソン化計画① (8) 増毛43林班:BEYOND! 本年のTREKは終了決定
番外編:ジェイソン化計画② 番外編:ジェイソン化計画③ 番外編:ジェイソン化計画④
番外編:ジェイソン化計画⑤ 番外編:駆動系オイル交換入院 番外編:駆動系オイル交換退院
番外編:三種の神器揃いました 番外編:冬に広がる妄想 番外編:進撃の原人誕生

new RINDO TREK 2018
ドック整備(1)タイヤ  ドック整備(2)兵装ホルダー  ドック整備(3)生存ツール
ドック整備(4)牽引フック  ドック整備(5)腹黒塗装  ドック整備(6)艶々清掃
ドック整備(7)後退灯交換  ドック整備(8)サス交換  (1) 早春の偵察ミッション
(2) 春の南瓜クマ探索  (3) 早春の偵察ミッション2  (4) 新緑の箸別暑寒熊探索
(5) 苫前町:奥古丹林道探索  (6) 留萌市:大和田林道探索  番外編 Geographicaの活用
(7) 小平町:寧楽・七軒屋  (8) 苫前町:力昼・九重  (9) 増毛:43林班クマ糞
番外編 原人勉強中 (10) 留萌市:トーヒ沢クマ足跡 (11) 留萌市:豊岡巨木新発見
(12) ポンルル2号熊お留守 (13) 苫前:霧立へGO! その① (13) 苫前:霧立へGO! その②
(13) 苫前:霧立へGO! その③ (14) 小平:小平蘂源流の沢たち 番外編 林道概説進化中
(15) 留萌:徘徊クマを求めて (16) 潜入:留萌演習場への道 (17) 苫前:三渓へGO! その1
(17) 苫前:三渓へGO! その2 (18) 留萌:陽光の嘉一橋林道 (19) 踏糞百六号・打岩石山
(20) 小平:湖畔に舞う尾白鷲 (21) 舎熊岳:霧中の動物達 番外編 サイドシルガード
(22) 苫前:アナトロへGO!(1) (22) 苫前:アナトロへGO!(2) (23) 留萌:さくら林道 再調査
パロディ編:焼尻オンコの森 (24) 小平:小平蘂源流再調査 番外編 進撃の原人ツール
(25) 小平町北西部その1 (25) 小平町北西部その2 (26) 苫前:小川林道北部探索
(27) 小平:上記念別川林道群 (28) 小平:滝下・達布林道群 (29) 潜入!増毛山道への道
(30) 小平中の沢+新兵器構想 番外編: WARNウィンチ取付書 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂
(32) 増毛阿分・アイトシナイ線 番外編:クマ道具追加です (33) 奥古丹別・小平最東北部
(34) 小平町林道崩落 その1 (34) 小平町林道崩落 その2 (35) 石山林道征服+山ぶどう
(36) 小平林道:進化の行方(1) (37) 小平林道:進化の行方(2) (38) 小平林道:進化の行方(3)
番外編 WARN大進化入院です BEYOND 進化の果てに何処へ 

南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
総索引 増毛町  総索引 留萌市  総索引 小平町  総索引 苫前町  付録: クマ出没記
Posted at 2019/04/30 20:01:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月29日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 春を探しに暑寒・箸別線

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 春を探しに暑寒・箸別線林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

本日も晴れ。気温も上がり、いよいよ春が本格化しそうな気配である。MINI原人は連休3日目の本日、朝の仕事を終え、春の息吹を見つけに増毛の町有林道暑寒線と箸別線に赴いた。



7:00  増毛の暑寒線に来ました。この林道は低い標高を山すそに沿ってほぼ直線上に走る林道で、春を探すにはもってこいの林道です。ほうら、道路上には下草が生え始めています。

7:12  お、落石が道路の真ん中にころがっています。ジムニさんは最低地上高が高いのでまたいでクリアできますが、他の車はだめでしょう。排除することにします。
 7:12
あまり大きくはありませんが、けっこう重たい石で、転がして排除しました。Beyondです。


7:14  木の梢に新緑の芽生えをみつけました。ここにも春は確実に来ています。

7:19  地面にはフキノトウ。松の枝先が黄緑となり、広葉樹にはうっすらと新緑がまとわりついています。長かった冬が終わり、春の喜びを感じます。

7:22  お、ツタがからまった細い木が倒れ道路上にぶらんとしています。手鋸のスゴワザで十分な太さです。
 7:24
ノコギリで切るとツタでひっぱられていた木が飛び跳ね、あやうく原人の顔を直撃するところでした。このような細い木でも応力がかかったものは注意が必要です。


7:25  がけ崩れで道路がふさがっています。暑寒線は増毛町有で整備の行き届いた林道ですが、まだ崖崩れがおこって間もなく修復されていないようです。
 7:27
ここを通るにはスコップで土砂を大規模に取り除くか、笹やぶを刈り取って側溝をまたいで通るかです。いずれも手間がかかりすぎるのであきらめました。
 7:27
ふと横をみるとシダが生えています。ここにも春が来てました。


7:30  暑寒線から箸別道路線に戻るバイパス路で雪の上に不思議な落穂を見つけました。
 7:30
上をみるとネコヤナギです。ここにも春が訪れています。



7:33  暑寒別岳登山のための箸別ヒュッテにつながる舗装林道箸別線の入り口です。看板に春の光が降り注いでいます。クマ出没注意の標識はありますが、原人はこの辺ではクマさんの痕跡を見つけたことはありません。

7:38  日当たりのよい南西向きの斜面では標高222mでも新緑が芽生えています。

7:42  標高318m。ここで除雪が途絶えています。おそらく、倒木が除雪車の侵入を防いだものと思われます。とすれば、増毛町の係には伝わっているので、ここで原人がジェイソン君を出して排除する必要はないでしょう。今日はボルボさんのタイヤ交換を予定しているのでこの辺で終了です。

 夏タイヤへ交換
はい、ボルボさんにガンメタの17インチホイールがもどってきました。夏タイヤを履くとますますスマートに見えます。
 ワイパー交換
春を確信した原人はついでにワイパー交換もしました。
 ジムニさん
ジムニさんのワイパーもついに交換です。
 フキノトウ
本日も林道で新鮮なフキノトウを採ってきました。
 春のてんぷら
本日の夕食にはフキノトウの天ぷらがつきます。
 お供え
春の草のにおいが好きだったちゃべさんの仏壇にもフキノトウの天ぷらをお供えして香りを嗅いでもらいます。


RINDO TREK BEYOND 2019
(1) 2019年春ついに始動! (2) 進撃の原人完全武装! (3) 兵装ホルダー錆補修
(4) 原人エイド救急箱準備 (5) 増毛信砂・千望台・茶々の沢 (6) 敗退!残雪の小平林道
(7) 泥と残雪の留萌林道 (8) 邪魔者は斬る!ー 新信砂 (9) 春を探しに暑寒・箸別線

RINDO TREK BEYOND 2018
(1) 遂にWARN大進化遂げたり (2) 小平町奔沖内林道偵察 (3) 留萌峠沢2号・ダムの沢
(4) 留萌市中幌糠林道 番外編:ウィンチ補助ツール (5) さくら林道 BEYOND!
番外編:ウィンチ補助ツール2 (6) 敗退! 小平町住吉林道 (7) 留萌峠沢林道・十五線通り
番外編:ジェイソン化計画① (8) 増毛43林班:BEYOND! 本年のTREKは終了決定
番外編:ジェイソン化計画② 番外編:ジェイソン化計画③ 番外編:ジェイソン化計画④
番外編:ジェイソン化計画⑤ 番外編:駆動系オイル交換入院 番外編:駆動系オイル交換退院
番外編:三種の神器揃いました 番外編:冬に広がる妄想 番外編:進撃の原人誕生

new RINDO TREK 2018
ドック整備(1)タイヤ  ドック整備(2)兵装ホルダー  ドック整備(3)生存ツール
ドック整備(4)牽引フック  ドック整備(5)腹黒塗装  ドック整備(6)艶々清掃
ドック整備(7)後退灯交換  ドック整備(8)サス交換  (1) 早春の偵察ミッション
(2) 春の南瓜クマ探索  (3) 早春の偵察ミッション2  (4) 新緑の箸別暑寒熊探索
(5) 苫前町:奥古丹林道探索  (6) 留萌市:大和田林道探索  番外編 Geographicaの活用
(7) 小平町:寧楽・七軒屋  (8) 苫前町:力昼・九重  (9) 増毛:43林班クマ糞
番外編 原人勉強中 (10) 留萌市:トーヒ沢クマ足跡 (11) 留萌市:豊岡巨木新発見
(12) ポンルル2号熊お留守 (13) 苫前:霧立へGO! その① (13) 苫前:霧立へGO! その②
(13) 苫前:霧立へGO! その③ (14) 小平:小平蘂源流の沢たち 番外編 林道概説進化中
(15) 留萌:徘徊クマを求めて (16) 潜入:留萌演習場への道 (17) 苫前:三渓へGO! その1
(17) 苫前:三渓へGO! その2 (18) 留萌:陽光の嘉一橋林道 (19) 踏糞百六号・打岩石山
(20) 小平:湖畔に舞う尾白鷲 (21) 舎熊岳:霧中の動物達 番外編 サイドシルガード
(22) 苫前:アナトロへGO!(1) (22) 苫前:アナトロへGO!(2) (23) 留萌:さくら林道 再調査
パロディ編:焼尻オンコの森 (24) 小平:小平蘂源流再調査 番外編 進撃の原人ツール
(25) 小平町北西部その1 (25) 小平町北西部その2 (26) 苫前:小川林道北部探索
(27) 小平:上記念別川林道群 (28) 小平:滝下・達布林道群 (29) 潜入!増毛山道への道
(30) 小平中の沢+新兵器構想 番外編: WARNウィンチ取付書 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂
(32) 増毛阿分・アイトシナイ線 番外編:クマ道具追加です (33) 奥古丹別・小平最東北部
(34) 小平町林道崩落 その1 (34) 小平町林道崩落 その2 (35) 石山林道征服+山ぶどう
(36) 小平林道:進化の行方(1) (37) 小平林道:進化の行方(2) (38) 小平林道:進化の行方(3)
番外編 WARN大進化入院です BEYOND 進化の果てに何処へ 

南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
総索引 増毛町  総索引 留萌市  総索引 小平町  総索引 苫前町  付録: クマ出没記
Posted at 2019/04/29 17:45:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月28日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 邪魔者は斬る!ー 新信砂

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 邪魔者は斬る!ー 新信砂林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

昨日、小平林道にて積雪のため完敗を喫した原人は、留萌市の林道でなんとか面目を保ったが、本日は雪解けの早い増毛町の林道へ行き、文字通り「雪辱を晴らす」ことにした。増毛町の舎熊岳林道と新信砂林道である。



6:54  留萌市から増毛に向かう。今日は快晴で、遠くに暑寒別岳が美しく見える。

7:07  左が国有の舎熊岳林道、右が朱文別道路線の支線林道(民有)である。

7:12  国有舎熊岳林道(左)と町有林道新信砂線(右)の分岐部である。ここは標高142mで、だんだん残雪が多くなってきた。

7:14  標高181mの舎熊岳林道のゲート部分である。まだ施錠はされていないが、ここから先は雪がごっそり積もり行けない。無念の敗退である。

7:17  次に原人は町有の新信砂線へ来た。第二新信砂橋の手前である。かなり雪は積もっているが、標高はさほど上がらない林道なのでbeyondする。

7:21  Beyondして第二新信砂橋に来たがここから先は雪がごっそり積もっており、やはり無念の敗退である。

7:39  次に朱文別道路線の町有支線林道へ来た。かなり進んだところで太い木が倒れて道路を塞いでいる。普通のオフローダーならここで諦めるであろう。ふふふ。
 7:31
車から降りてみると、直径が35cmを超える大物である。本日は14インチのガイドバーをジェイソン君に付けてきたので一刀両断にできる。
 7:36
ハスクバーナのチャップス、オレゴンの安全長靴をつけ、ヘルメットをかぶり作業開始である。面倒でも、この準備は重要だ。なにしろ凄まじく切れる凶器である。
 7:38
しまった。20cmの枝から始めたが、下向きのしなり応力がかかっているため、ガイドバーを挟まれ動かなくなってしまった。
 くさびの使用
そういうときは無理に引き抜いたりせず、くさびを打ち込んで切断面を広げる。これにてピンチを脱することができた(汗)。
 玉切り
その後はしなり応力に注意し、下から切り上げる方法を用いて倒木をバラバラにしてしまった。ジェイソン君はバッテリー駆動ながら非常によく切れる。ふふふ、向かうところ敵なしである。


8:00  倒木の排除まで20分ほどかかったが、BEYONDである。林道修復ボランティアとして、今日は善い行いをしました。
 8:01
すぐそのあと、直径7cmほどの細い倒木がある。ジェイソン君を出すまでもなく、手鋸のスゴワザで斬る。
 8:03
切断し、beyondである。


8:05  左路肩が崩壊し、その後30m前方に橋渡しになった倒木がみえる。慎重に通れば路肩崩壊はbeyondできるであろうが、その後も道幅がせまく、Uターンできそうもない。
 8:06
通行可能かどうか徒歩で調査である。橋わたしの倒木は高さが約2mで、ジムニさんなら下をくぐれるだろうが、その先に陥没があり、雪がその中に積もりとても通行できそうもない。実質的にここが林道の終端であろう。本日はこの後温泉に行く予定なので、ここで終了とする。

 9:38
原人基地に戻り、バッテリーA(太郎)を充電する。次回はもう一つのB(花子)を使うことにする。
 13:06
温泉から帰り、チェーンソーの清掃を行う。中はかなり木屑+チェーンオイルで汚れている。歯ブラシとウェスにてきれいにして刃物クリーナーをつけて洗ったガイドバー・ソーチェンを再装着する。
 13:48
原人式目立て台にチェンソーを固定し、カッター刃を順に目立てしてゆく。本日はジェイソン君ご苦労様でした。


RINDO TREK BEYOND 2019
(1) 2019年春ついに始動! (2) 進撃の原人完全武装! (3) 兵装ホルダー錆補修
(4) 原人エイド救急箱準備 (5) 増毛信砂・千望台・茶々の沢 (6) 敗退!残雪の小平林道
(7) 泥と残雪の留萌林道 (8) 邪魔者は斬る!ー 新信砂 

RINDO TREK BEYOND 2018
(1) 遂にWARN大進化遂げたり (2) 小平町奔沖内林道偵察 (3) 留萌峠沢2号・ダムの沢
(4) 留萌市中幌糠林道 番外編:ウィンチ補助ツール (5) さくら林道 BEYOND!
番外編:ウィンチ補助ツール2 (6) 敗退! 小平町住吉林道 (7) 留萌峠沢林道・十五線通り
番外編:ジェイソン化計画① (8) 増毛43林班:BEYOND! 本年のTREKは終了決定
番外編:ジェイソン化計画② 番外編:ジェイソン化計画③ 番外編:ジェイソン化計画④
番外編:ジェイソン化計画⑤ 番外編:駆動系オイル交換入院 番外編:駆動系オイル交換退院
番外編:三種の神器揃いました 番外編:冬に広がる妄想 番外編:進撃の原人誕生

new RINDO TREK 2018
ドック整備(1)タイヤ  ドック整備(2)兵装ホルダー  ドック整備(3)生存ツール
ドック整備(4)牽引フック  ドック整備(5)腹黒塗装  ドック整備(6)艶々清掃
ドック整備(7)後退灯交換  ドック整備(8)サス交換  (1) 早春の偵察ミッション
(2) 春の南瓜クマ探索  (3) 早春の偵察ミッション2  (4) 新緑の箸別暑寒熊探索
(5) 苫前町:奥古丹林道探索  (6) 留萌市:大和田林道探索  番外編 Geographicaの活用
(7) 小平町:寧楽・七軒屋  (8) 苫前町:力昼・九重  (9) 増毛:43林班クマ糞
番外編 原人勉強中 (10) 留萌市:トーヒ沢クマ足跡 (11) 留萌市:豊岡巨木新発見
(12) ポンルル2号熊お留守 (13) 苫前:霧立へGO! その① (13) 苫前:霧立へGO! その②
(13) 苫前:霧立へGO! その③ (14) 小平:小平蘂源流の沢たち 番外編 林道概説進化中
(15) 留萌:徘徊クマを求めて (16) 潜入:留萌演習場への道 (17) 苫前:三渓へGO! その1
(17) 苫前:三渓へGO! その2 (18) 留萌:陽光の嘉一橋林道 (19) 踏糞百六号・打岩石山
(20) 小平:湖畔に舞う尾白鷲 (21) 舎熊岳:霧中の動物達 番外編 サイドシルガード
(22) 苫前:アナトロへGO!(1) (22) 苫前:アナトロへGO!(2) (23) 留萌:さくら林道 再調査
パロディ編:焼尻オンコの森 (24) 小平:小平蘂源流再調査 番外編 進撃の原人ツール
(25) 小平町北西部その1 (25) 小平町北西部その2 (26) 苫前:小川林道北部探索
(27) 小平:上記念別川林道群 (28) 小平:滝下・達布林道群 (29) 潜入!増毛山道への道
(30) 小平中の沢+新兵器構想 番外編: WARNウィンチ取付書 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂
(32) 増毛阿分・アイトシナイ線 番外編:クマ道具追加です (33) 奥古丹別・小平最東北部
(34) 小平町林道崩落 その1 (34) 小平町林道崩落 その2 (35) 石山林道征服+山ぶどう
(36) 小平林道:進化の行方(1) (37) 小平林道:進化の行方(2) (38) 小平林道:進化の行方(3)
番外編 WARN大進化入院です BEYOND 進化の果てに何処へ 

南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
総索引 増毛町  総索引 留萌市  総索引 小平町  総索引 苫前町  付録: クマ出没記
Posted at 2019/04/28 17:23:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月27日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 泥と残雪の留萌林道

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 泥と残雪の留萌林道林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 

連休初日、MINI原人は午前中小平町の林道の状況を見て回った後、午後になり留萌市の林道を攻めることにした。小平町の林道はほとんどすべて入り口に積雪があり、連休後でなければ攻略できないことが判明したからだ。



 藤山林道
まず、原人が向かったのは国道233号から分岐する市道番外の沢線の奥にある藤山林道である。
 13:33
番外の沢線から分岐する桜庭林道は積雪にて通行できない。しかし番外の沢線には雪はなく、藤山林道へは行けると考え、原人はそのまま番外の沢線を奥へと進んだ。



13:37  番外の沢線はこの通り、非常に走りやすい状態である。

13:41  藤山6号林道はこのようにまだ積雪のため進めない状態である。

13:42  前方に白いものがみえる。そーっと近づきながら写真ととろうとすると、ぴょんぴょん飛んで逃げた。

拡大してみると、若い雄鹿である。まだ角の長さは短い。

13:44  雪の塊に逡巡したためか途中で進めなくなり後退して仕切り直しである。
 13:45
バックして勢いをつけ、一気に残雪を通りぬける。Beyondである。
 13:46
そのすぐ後には道路に川が流れ込み、泥だらけになっている箇所もあったが、もちろんbeyondである。


13:48  これ以上は進めないであろう。ここで断念である。
 13:48
残雪の上にはへんてこりんな足跡がある。前に2本のヒヅメの跡があるので、シカさんの足跡が融けて広がったものと思われる。



14:16  今度は道有の大和田林道へ進むべく、市道12線通りを来ました。ここからは市道大和田線です。その奥に道有の大和田林道が続いています。

14:17  大和田線は藤山林道に増して、残雪と泥の林道でした。
 14:20
何とかbeyondを繰り返しますが、どんどんジムニさんが泥で汚れていきます。


14:25  道有の大和田林道に入る一歩手前で敗退です。やはり留萌市の林道も訪れるには5月初旬は早すぎました。明日は雪解けの早い増毛の林道へ参りましょう。

RINDO TREK BEYOND 2019
(1) 2019年春ついに始動! (2) 進撃の原人完全武装! (3) 兵装ホルダー錆補修
(4) 原人エイド救急箱準備 (5) 増毛信砂・千望台・茶々の沢 (6) 敗退!残雪の小平林道
(7) 泥と残雪の留萌林道  

RINDO TREK BEYOND 2018
(1) 遂にWARN大進化遂げたり (2) 小平町奔沖内林道偵察 (3) 留萌峠沢2号・ダムの沢
(4) 留萌市中幌糠林道 番外編:ウィンチ補助ツール (5) さくら林道 BEYOND!
番外編:ウィンチ補助ツール2 (6) 敗退! 小平町住吉林道 (7) 留萌峠沢林道・十五線通り
番外編:ジェイソン化計画① (8) 増毛43林班:BEYOND! 本年のTREKは終了決定
番外編:ジェイソン化計画② 番外編:ジェイソン化計画③ 番外編:ジェイソン化計画④
番外編:ジェイソン化計画⑤ 番外編:駆動系オイル交換入院 番外編:駆動系オイル交換退院
番外編:三種の神器揃いました 番外編:冬に広がる妄想 番外編:進撃の原人誕生

new RINDO TREK 2018
ドック整備(1)タイヤ  ドック整備(2)兵装ホルダー  ドック整備(3)生存ツール
ドック整備(4)牽引フック  ドック整備(5)腹黒塗装  ドック整備(6)艶々清掃
ドック整備(7)後退灯交換  ドック整備(8)サス交換  (1) 早春の偵察ミッション
(2) 春の南瓜クマ探索  (3) 早春の偵察ミッション2  (4) 新緑の箸別暑寒熊探索
(5) 苫前町:奥古丹林道探索  (6) 留萌市:大和田林道探索  番外編 Geographicaの活用
(7) 小平町:寧楽・七軒屋  (8) 苫前町:力昼・九重  (9) 増毛:43林班クマ糞
番外編 原人勉強中 (10) 留萌市:トーヒ沢クマ足跡 (11) 留萌市:豊岡巨木新発見
(12) ポンルル2号熊お留守 (13) 苫前:霧立へGO! その① (13) 苫前:霧立へGO! その②
(13) 苫前:霧立へGO! その③ (14) 小平:小平蘂源流の沢たち 番外編 林道概説進化中
(15) 留萌:徘徊クマを求めて (16) 潜入:留萌演習場への道 (17) 苫前:三渓へGO! その1
(17) 苫前:三渓へGO! その2 (18) 留萌:陽光の嘉一橋林道 (19) 踏糞百六号・打岩石山
(20) 小平:湖畔に舞う尾白鷲 (21) 舎熊岳:霧中の動物達 番外編 サイドシルガード
(22) 苫前:アナトロへGO!(1) (22) 苫前:アナトロへGO!(2) (23) 留萌:さくら林道 再調査
パロディ編:焼尻オンコの森 (24) 小平:小平蘂源流再調査 番外編 進撃の原人ツール
(25) 小平町北西部その1 (25) 小平町北西部その2 (26) 苫前:小川林道北部探索
(27) 小平:上記念別川林道群 (28) 小平:滝下・達布林道群 (29) 潜入!増毛山道への道
(30) 小平中の沢+新兵器構想 番外編: WARNウィンチ取付書 (31) 北竜暑寒別・増毛中信砂
(32) 増毛阿分・アイトシナイ線 番外編:クマ道具追加です (33) 奥古丹別・小平最東北部
(34) 小平町林道崩落 その1 (34) 小平町林道崩落 その2 (35) 石山林道征服+山ぶどう
(36) 小平林道:進化の行方(1) (37) 小平林道:進化の行方(2) (38) 小平林道:進化の行方(3)
番外編 WARN大進化入院です BEYOND 進化の果てに何処へ 

南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
総索引 増毛町  総索引 留萌市  総索引 小平町  総索引 苫前町  付録: クマ出没記
Posted at 2019/04/27 21:35:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月25日 イイね!

MINI原人昆虫記 Souvenirs entomologiques de MINIpithecus 17

MINI原人昆虫記 Souvenirs entomologiques de MINIpithecus 17今年の留萌の春は早い。職場の中庭の桜のつぼみが膨らみもうすぐ開花しそうになっている。昨日は雨、夜8時頃、家に帰ろうと原人が1階の廊下を歩いていると。ノコノコと這ってくるやつがいた。例年なら活動は5月下旬からの昆虫だ。いかに春の訪れが早いかがわかる。2017年から中断していたMINI原人昆虫記をひさびさにお贈りします。







ノコノコはってきたやつはこれ、オオルリオサムシである。本州のオサムシ蒐集家ならよだれをたらして欲しがるやつだ。それが職場の廊下を這っているなんてやはり留萌は秘境である。



学名はCarabus gehinii aereicollis といい、北海道特産種のオオルリオサムシの亜種キタオオルリオサムシという。上の図では 2eにあたる。他のオオルリオサムシは瑠璃色るりいろに輝くのでオオルリというが、このキタオオルリオサムシは赤銅色しゃくどういろなのが特徴である。



キタオオルリオサムシは留萌を含む北北海道に広く分布する亜種である。図の8に相当する。こいつがノコノコあるいてきたのでさすがの原人もたまげた。普通は山にトラップを何十個もしかけて、そのうちの1個に入っていればいいような希少種であるからだ。もう一つの希少種、アイヌキンオサも普通にノコノコあるいている留萌はまさにオサムシ天国だ。

「MINI原人昆虫記」関連ページ
MINI原人昆虫記 1 : アカアシクワガタ MINI原人昆虫記 2: 世界のタテハチョウ図鑑
MINI原人昆虫記 3: 金色蛾キクキンウワバ MINI原人昆虫記 4: 糞虫センチコガネ
MINI原人昆虫記 5: 毒蛾ヒトリガと擬態 MINI原人昆虫記 6: 秋の蛾クスサン
MINI原人昆虫記 7: 原色千種昆蟲図譜 MINI原人昆虫記 8: 春夏異形サカハチチョウ
MINI原人昆虫記 9: 甲虫標本製作 MINI原人昆虫記 10: アフガニスタンの珍蝶
MINI原人昆虫記 11: ブータンシボリアゲハ MINI原人昆虫記 12: 蝶のメタリック塗装
MINI原人昆虫記 13: 昆虫のスピード MINI原人昆虫記 14: 昆虫の呼吸のひみつ
MINI原人昆虫記 15: 昆虫のボディ MINI原人昆虫記 16: 海軍名のチョウ
MINI原人昆虫記 17: オオルリオサムシ 
Posted at 2019/04/25 19:53:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「narukipapa さま、美味しかったです。晩御飯は軽めにしまーす。」
何シテル?   02/17 16:31
・ 北海道札幌市在住の「MINI原人」です。 ・ 学名 MINIpithecus roadsterus ssp. cooperS。絶滅危惧種です。 ・ いろ...
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