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FF車はエンジンだけ降ろすことは困難なので、必然的にミッションも降ろすことになります。
なので、今回はミッションも事前に準備しておき、エンジンミッションASSYで乗せ降ろしするつもりです。

で、ミッション準備です。
エッセ時代に何基もミッションばらしているので、パーツはたくさんあります。


シフトセレクターのドラフト会議。
バックギヤを動かすレバーが結構減るんですね。
減りが一番少ないものを選定。


次はバックギヤ。

シンクロも基本はドラフト会議ですが、一部新品にしました。

定番のコペンモリブデン溶射シンクロを1速に流用。


切り欠きの形状が若干異なりますが問題なさそうかな。


シンクロに着目しがちですが、実際に減っていくのはハブスリーブなので、ジムカーナで酷使する1-2速分は新品に。


ちょっと小技的にバリ取りなんぞしてみました。
手で動かしてみるといい感じです。

それからこんなところも。


シフトフォーク。
アルミ製なので、結構減ってます。
ドラフト会議で指名できるほどの逸材がありませんでしたので新品導入。
シャレード用が鉄製との情報もありましたが、調査不足でSTD品を。

こんな感じでそこそこお金かかりましたが、まあ満足です。

最後におまけ

シフトインタロックプレートというみたいです。
よく見ると片側だけテーパー形状なんですが、構造上どちら向きで組んでも問題ありません。
(実際に過去にいろんな向きで組んでますが違和感ありませんでした)
が、やっぱり気になるので、のっち君経由で整備書確認しました。
写真の向きが整備書上の向きです！
気にする人いないか。

インタークーラーは大きいほうがかっこいい。
ただそれだけの理由です。


こんな感じになる予定。

邪魔なブラケットは切断



インタークーラーが長くなる分のパイプ延長はこいつで。


幅が大きくなる分はホースを切断

ホース内部に固いものを入れて切断するときれいに切れます。

で、難所。
新たに作ったブラケットをアルミろう付けします。
事前に小片で練習してたので、上手くいくものとばかり思っていました。

が、、

いくら熱してもフラックスすら溶けません。
いろいろ試しましたが、母材が大きくて熱が逃げている感じ。

仕方ないので、ガスバーナー2丁がけ。
1丁よりは温度上がっていそうだけど、まだ溶けません。

こんなこともあろうかと、低温で溶けるろう材も準備していましたが、それもダメ。
レーザー温度計で測ってみると、頑張っても300℃止まり。
低温ろう材でも390℃必要ですから、そりゃ溶けません。
あきらめも肝心。

で、結局リベット止めに。

ブースト圧でリークが不安なので、液体ガスケットも併用しましたが、それでも不安。
でも、これ以上の策はできないので、祈るしかありません。

そして2個目のブラケットを取り付けようとドリルで下穴を開けたところ、、


コア貫通しました。

終了。

あまりのショックに写真なし。
そしてイラついてインタークーラー叩きつけました。。
インタークーラー、お前は悪くないに、、ゴメン。


結局こいつは部品取りに。
いずれもっと大きなインタークーラー加工する際に使うかもしれないと思ってパイプ部だけ切断して保管しておきます。。

結局、何の進展もなかったです(T_T)
数日間がパーです。。

ブログの存在をすっかり忘れていました。
部品待ち期間が長かったですが、エンジンは完成しています。






ゴム関係に社外品は使いたくないタチなのでシール関係は純正品です。


ウオーターポンプは純正高そうなので、社外品です(-_-;)


サーモスタットは固着してると嫌なので新品投入。
定番のストーリアX4用で開弁温度82℃→78℃に♪

それから、EACVもバラして清掃しました。

特殊ネジが使われていて、6角のトルクスかと思いきや5角！
ペンタローブっていうんですね。
amazonで買いましたわ。


ちなみに、内部のOリングは純正部品で単品出ませんので、汎用品を準備しました。
買ったのはフッ素ゴム製S20。
材質はよくわからんけど、ダメならまた交換します。

あとは液ガス塗ってフタして終わり。
板金もののオイルパンなので、液ガス多めです。


てな感じでエンジンは完成。