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今回ｗｅｂのヘッドラインに久しぶりに単車が登場してきた。
旧人類が反応するわけだから、勿論旧車。
反応したタイトルのキャッチは、「時流に飲まれた名車」。
その単車は、ホンダＣＢ４００ＦＯＵＲ。
１９７４年デビューだから、なんと５０年もの歳月が流れているんだ (＠_＠;)

欧州で流行っていたカフェ レーサーのスタイルでカッコよかったね。

当時は暴走族が大きな社会問題化していたので、２輪メーカーの利益確保も考えながら４００ｃｃまで乗れる自動二輪中型免許という中途半端な免許を新設し、事実上４００ｃｃ以上の単車が乗れる自動二輪大型免許を取れなくした。
その新免許であおりを食ったのがこのＣＢ４００ＦＯＵＲで、正式な排気量は４０８ｃｃなので自動二輪大型免許でないと乗れない。
その対策として３９８ｃｃに排気量ダウンさせたけど、元々コスト高の４気筒なので更にコストが掛かり採算が合わずに１９７７年に生産中止になり、中型免許で乗れる４気筒モデルがなくなってしまい、ＣＢ４００ＦＯＵＲの中古車は新車価格を大きく上回って販売されていた。
ＣＢ４００ＦＯＵＲの前身のＣＢ３５０ＦＯＵＲまでも中古車価格が上昇するという異常現象が起きた。
その後市場の要望でカワサキがＺ４００ＦＸをデビューさせ、中型免許で乗れる４気筒モデルが復活しＣＢ４００ＦＯＵＲの中古車価格もある程度沈静化した。

自動二輪中型免許という奇妙な免許の新設で生産中止に追い込まれた不運な単車として今も旧人類には記憶に残っているね (^_^)V