久しぶりの更新です。
10月以来です。
今年度はとても多忙で中々カーライフを、楽しめていません。
話は変わりまして、昨年12月に念願の車高調を取り付けました。
ENDLESS Function.comです。
カスタムオーダー製品で、要望を伝えて制作して貰いました。
減衰力の設定は上手くオーダーできると思ったのですが、問題はバネレートの選定で悩みました。
諸先輩のレビューを参考にさせていただき、バネを標準の黄色のものから、オレンジ色のX COILS PLUSとし、フロント10kg/mm、リア8kg/mmとしました。フロント12kg/mm、リア10kg/mmと随分迷いました。
ヘルパースプリング?のFelzスプリングは、謳い文句と費用対効果
(ヘルパースプリング如きで高価すぎ)に今ひとつ疑問があるのでなしとしました。
乗り心地を良くするというゴムシートもなしとしました。
(ダイレクト感求めてピロ使っているのにゴムシートとか意味不明)
また、フロントストラットはピロボール、リアはゴムアッパーの標準セットとしました。
色々とオプションを付けるとサーキットランナーでもない限り、対して変わらないのに高価になるだけですし。
フロントは、キャンバー調整できるのがうれしいですね。
リアのゴムアッパーは、ピロとの違いが判るようなサーキットは走らないですし、メンテも楽だし車体にも優しいので一択でした。
セッティングの方向ですが、FD3Sでは、サーキット仕様のアラゴスタを使用しています。
しかし、今はサーキットに行くことはないのと、街乗りや高速道路で気持ちよく乗りたいことを重視し、それよりは少しソフトな方向に振ったセットとしたいと思いました。
と言っても、純正バネレートの2~2.5倍ですが。笑
(結局硬い足回りが好き 笑)
車高は低すぎるのは実用性がないのと、もうそこまでの見た目や、性能を重視しないので、ノーマルより前後とも2cmダウンとしました。
見た目より実用性を重視したいと思っていることから、もう少し高くても良いかと思うので、そのうち1cmダウン程度に再調整したいと思います。
装着中のリフトに乗っている状態でVABを見ていましたが、この車高調はとてもショートストロークだなと思いました。
このストロークでは、高速道路のギャップや轍で、接地感が低くなることが心配になりましたが、実際はそんなに悪くはありませんでした。
このショートストロークを見ると、ヘルパースプリングを付けたくなりましたが、何とか許容範囲になってよかったです。
実際の乗ってみた結論としては、ヘルパーは必要ありませんね。
ショップで装着後、幹線道路を走り出してすぐに気づきましたが、エンドレスジールは、噂通りに乗り心地はかなり良いです。
ノーマルのビルシュタインより乗り心地は良いです。
路面のインフォメーションもすごくダイレクトに伝わり、走りやすいです。スポーツ走行をするととても重宝すると思います。
バネレートと減衰力設定のマッチングが良ければバネレートが高くても乗り心地は良いものです。
ノーマルのビルシュタインって、減衰設定とバネレートがミスマッチしていて、とても街乗りで乗り心地が悪い(STIのバネを装着する前提の減衰力設定?)のですが、エンドレスジールはマッチングが絶妙でとても乗り心地が良いです。
加えて、純正ビルシュタインは少しハードに走りこむと、減衰力設定が微妙な上に車体は重いので、バネレートが低すぎてロールはすごいし、慣性力の変化に対し車体が安定しません。
ハードに走るとものすごく気持ちが悪く、その辺のファミリーカーよりたちの悪いセッティングだと思います。
少々辛口にはなりますが、純正ビルは中々良いと評価しているネットの情報は、他車の良いノーマル足を乗ったことがないかか、良い足(オーリンズ、アラゴスタ、エンドレスジールなど)を使ったことないのでは?と思います。
エンドレスファンクションは、細かな段差や轍からの入力をピタリと抑え込んでいると思います。
当方の以前からの持論ですが、つくづくネットのの情報というのは当てにならないと思いました。
製品選びのある程度の参考にはするものの、自分で実際に使用してしか最終的な判断はできないと考えています。いつもこれを実践しています。
昔(20年くらい前?)、FD3Sでは、H〇Sのハ〇パー〇ッ〇ス車高調なんかは、購入して2週間で取り外して処分したほどです。
ノーマルKYBより、低性能であきれました。笑
VABでは使っている方が多いのですが、今時の製品はそれなりに改善されたのかもしれませんが、当方はこの経験から、VABではここの製品は選択外でした。
今現在、減衰力を少しいじりながら数百km乗ってみました。
少しレビューしたいと思います。
〇前後減衰力13段戻し
首都高や高速道路を流す程度では、走行性能には満足できますが少し硬すぎかな?という感じでした。
タイヤが負けてくるなと感じました。
グリップも不満が出てきますが、245/35R19では、かなりシビアな運転になります。245/40R18の方が良いかと思います。
純正19インチのアドバンスポーツV105では、10段戻しぐらいがちょうどよいと思います。
これ以上締めこんでいくと、RE71RSや、ネオバあたりのタイヤが欲しくなります。
〇前後減衰力15段戻し
轍の多い道路では少しゴツゴツするかなという感じですが、許容範囲でした。
強い入力を伴うスピードレンジや、特に荒れた路面では、減衰力が弱く感じ車体が振られます。
〇前後減衰力17段 OR 18段戻し
街乗りでは、とても乗り心地が良いです。普段乗りはこのセットが良いと思います。スピードレンジを上げるとロールや、バタつきの収まりは悪いです。
※総評
これらの設定で走ってみた結果ですが、
サーキットランナーだった以前なら、もう少しバネレートは高くしたくなると思います。
少し気合を入れて走ると、1.5tもある車体は、FD3Sに比べて車体の重さをとても感じます。
ステアリングの切り替えしで車体が振れた時など慣性力をものすごく感じてしまいます。この時にバネレートの低さを感じてしまいます。
減衰設定をそれなりに閉めこめば、現在の街乗り中心でたまにハードに走る用途では許容範囲にはなると思います。
しかし、いつもスポーツ走行をする用途では、バネレートはまだまだ固くする必要はあると思います。
現在の当方の車の使用用途では、バネレートは何とか狙い通りになったと思います。
色々と書きましたが、総じてエンドレスファンクションはとても良い車高調だと思いました。
もう少し走りこんでもっと良い面を色々と感じてみたいと思います。