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7月23日(木)に公開される宇宙世紀ガンダム最新作
"機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ"
そのメインキャスト3名と主題歌アーティストが
昨日配信されたファンイベント映像
「GUNDAM FAN GATHERING -『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」にて
発表され、同時に公式サイトも更新されました。






先の告知においてハサウェイのキャストが
変更になる事が明らかになっていましたが、
その告知通り劇場版三部作でハサウェイを演じるのは
逆襲のシャアで演じていた佐々木望さんではなく、
小野賢章さんである事が明かされました。
近年のガンダム作品では若いアニメファンに人気のある声優さんを
積極的に採用していく方針を取っていましたが、
この閃光のハサウェイでも過去に囚われず
その方針で制作されているようですね。

・ハサウェイ・ノア（マフティー・ナビーユ・エリン）　CV：小野賢章



小野賢章さんは黒子のバスケや文豪ストレイドッグス等、
女性に人気のアニメ作品に多く出演されている方ですね。
現在放送中の「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」では
ラスボス的立ち位置のライバルキャラで美形のペインを演じています。
これまでガンダム作品ではメインキャラクタでの出演はありませんが、
ジ・オリジン5話の民間人ユウキを演じていましたね。


・ギギ・アンダルシア　CV：上田麗奈



上田麗奈さんは近年ではグリッドマンで
新条アカネを演じて一気に知名度が上がった印象です。
私個人はハナヤマタの主人公関谷なるで初めて知った声優さんで、
近年では私のこよなく愛する動画工房作品の
私に天使が舞い降りた！の星野みやこ(みゃー姉)や
現在放送中の恋する小惑星の鈴矢萌で好きな声優さんでもあります。
上田さんのオーディションへのアプローチの仕方が
一人だけ違っているのがギギのイメージにピッタリハマったとか。


・ケネス・スレッグ　CV：諏訪部順一



諏訪部順一さんも小野賢章さんと同じように
女性に人気のある声優さんでそういった作品に多く出演されていますが、
他にもソードアート・オンライン・アリシゼーションのベルクーリのように
渋い大人の男性キャラクタに定評がある他、
世話やきキツネの仙狐さんの中野のようなキャラクタも演じています。
ガンダム作品ではDESTINYのスティング・オークレーで有名ですね。


これら3キャラクタのセリフも聞ける新PVも公開されています。
・『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』特報映像2


個人的な印象ではケネス・スレッグは順当な配役で、
ギギ・アンダルシアはかなり意外でした。
ケネスは原作小説版からキャラクタデザインが一新されている事もあって、
新デザインが諏訪部順一さんが演じるの前提でデザインされているのではと
思えてくるくらいです。
ギギは全く予想できませんでした。
上田麗奈さんがどのように演じるのか楽しみでなりません。

そしてハサウェイですが、
これまでのゲーム作品等でのハサウェイは
基本的に全て佐々木望さんが演じていましたので、
私も含め殆どのガンダムファンは違和感を覚えたと思います。
極端に外れてはいないけど随分印象が異なっているので、
ネット上では拒絶反応も見られますね。
私はこれはこれでアリだなぁと思ってますので、
新生ハサウェイに期待しつつも正直なところは
佐々木望さんが演じたものも見たかった気もします。


劇場版「機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ」は
既報の通り三部作映画となっていますが、
原作小説版からはキャラクタもメカニックもストーリーも
後に制作されたガンダムUCやガンダムNT等も踏まえた形へと
大幅に変更されています。
宇宙世紀0100年代を描く"UC NexT 0100"プロジェクトの第2弾で
非常に重要なポジションに居る事は確かです。
スタッフトークによれば第3部のシナリオはまだ完成しておらず、
結末は全くわかっていないとも。
あの救いの無い原作小説版のラストがどんな形に変化するのか。
恐らく3年後であろう公開時期を楽しみにしつつ、
今は7月の第1部に期待するところですね。

なお本日の発表ではガンプラの新情報はおろか
発表済みのペーネロペーとメッサーF01型以外のメカも
新情報はありませんでした。
唯一、この2機のアニメ版設定画が公式サイトに掲載されたくらいです。

ネット上ではクスィーガンダムのアニメ版設定画と思われる
一部が含まれた画像がありましたが、
現在のところクスィーガンダムの詳細はまだできていないようです。

原作小説版でもクスィーガンダムは序盤では登場しませんので
恐らく劇場版でも第1部ではほとんど出番は無いのでしょうね。
他にはグスタフ・カールは原作小説版の細いデザインのものも
もしかしたら登場するのかもしれない雰囲気でした。
それらも含めて、今後の情報展開に期待したいところですね。