シバスチャンのブログ一覧

すこし前に愛知県でも放送開始された某クルマ関係のTV番組。

数少ないクルマ番組なので毎週録画して観ているのですが、カスタムカーに関しては「あらら～･･･？」と思う内容であることが少なくありません。



今週も然り。

エアロパーツの新作を紹介していたのですが・・・

レポーターが後部霧灯に関心を示し、


メーカーの人が説明し、


ブレーキ踏んで実演すると･･･

あら～、光っちゃった･･･😟

しかもスポイラーの灯火まで･･･

シンメトリックに光がウロウロ動く😨

当然、どちらも保安基準には適合しないのでメーカーの人も「公道はNGなので、イベントとかで。」とは断りを入れてましたが､､､

メーカーHPを確認すると･･･



いやいや、

メーカーの注意書きが、これ？



車検時限定の処置て、メーカーが違法行為の確信犯じゃん！

これ見たユーザーは、違法改造状態で公道走行しちゃうわ😩

ただ、現在は昔と違ってハイマウントストップランプの装備が当たり前過ぎて効果の程もどれだけあるのか疑わしいので、（合法か否かは置いといて）「これはチョット･･･」てくらい目立つ仕様のほうが安全かもしれませんけどね😅

地方TV局の某クルマ番組でテールランプユニットの製品紹介をしてたのですが、灯火類製品の専門業者でありながらデモカーに違法改造が施されていました。
私の愛車にも一部このメーカーの部品を装着しており、性能や品質にも満足しているが故に少し残念。







補助制動灯は先ず海外で採用され、効果が確認されたことから今から30年程前に日本国内でも認可されました。
その効果とは、昼夜（尾灯点灯有無）に関わらず、完全に消灯している状態から制動時に点灯することで、前車がブレーキを掛けて減速していることが後続車運転手に明確に伝わること。つまり追突事故防止にあります。
故に主に夜間に於いて、スモールランプ（尾灯）と連動させるなどの細工を施して制動中ではない状態で点灯させてしまうと、非制動×制動時の視覚的な差が少なくなり、補助制動灯としての効果は半減してしまいます。

灯火類は作業的にカスタム難易度が然程高くないので安易に手を出しがちですが、思いのほか細かく規定されている部品でもあります。また、同じ車種でも製造時期によって規定が異なることもあります。
難解な規定を読み解くのは難儀ですが、カスタムを推奨する側の業者は細心の注意を払った情報発信をしてもらいたいものです。
かと言って、違法改造車を運行させて真っ先に痛手を乞うのはユーザーです。折角、手間暇掛けてカスタムするなら「道路運送車両の保安基準」及び「審査事務規定」を読み込んで、堂々と公道走行可能な愛車にしましょう。