
ここは人類の「数えること」への情念w が詰まった場所(爆
コンピュータ好き、とか
理系、とか
そういうの取っ払ってでも見るべし!
どうしてこういうスポットがマイナーなんでしょうか、って普通はメジャーにはナランよなあ。
神楽坂にある東京理科大学。
「校学理物京東」の名をいただく建物、緩やかな坂の途中に建っておりますココが目指す「近代科学資料館」。
サイトを見つけて、どうしても行ってみたかった場所なので入る前からワクワクです(笑
で、なにがっ? てとこでしょ。
オフィシャルを見ると、たかだか そろばんに電卓、パソコンの古いのが並んでるだけでしょ、って言われちゃいそうですが…
そうです(爆
でもね、大げさだけど、ココには人類の英知と情念が詰まってると思うのね。
最近の計算機はすっかりブラックボックスになっちゃったけど、ココの大半を占めるのは如何に目に見える材料と工夫で数えたとこを証明するか、を突き詰めていること。そしてそれがノウハウとしてカンタンに活用出来るようになったとき、数える手段はどのように移り変わっていくのか、が連綿と綴られている。
どうしてあんな藁のくくり方を考えたのか、なぜそろばんに占いを取り込まなきゃならんのか、電卓の台形になってるボタンはどんな意味があるのか… 作ったヒトの思いや美意識をも内包した歴史的産物の集合、道具としての記号性と美、必然性に応えるための回答としてのカタチ。
そのほとんどがコンシューマ向けのものなので展示物のすべてがすばらしいデザインとはいえないが、この一連のプロダクトからインスパイアされるものが何かしらあるはず。
入館料無料、それほど時間も取らせません、でも一見の価値アリです。
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ふらり | 日記
Posted at
2009/11/29 15:53:34