昼過ぎに京都駅に到着、新幹線の時間は 14時過ぎなので、のんびりメシでもと地下街の PORTAに降りてみたが、まあどこも長蛇の列。
こういう時、関西人のヲッサンは並んで待って食べる、という選択肢はないので(^^; どっかふらっと見物できるトコはないかと。
東西本願寺は何度も行ってるしなあ…
あっ、そういや龍大のミュージアムが堀川通に面してあったはず。
たしかその近くに風俗博物館も。
よっしゃ、とりあえず行ってみますか。
のんびり歩いて 10分弱、西本願寺の向かいにある龍谷ミュージアムに到着。
(ちなみに、先に見ておこうと思った風俗博物館は、日曜休館だった orz)
今は、春季特別展「真宗と聖徳太子」が開催中、まあ仏教系の大学だから附属ミュージアムはそういう内容になるわな。ま、聖徳太子とあるから、信仰心のないヲッサンでも少しは楽しめるでしょ、と入館。
チケットは ¥1,400、高けえぇ… と思いつつも、多分次 10年はこないだろうし、ということで(^^;
見学スペースは 2〜3F、じゃ、上から順に。
中は両階とも同じ構造で、建物からすると小ぶりに感じる観覧空間。壁側ぐるりに展示ケースがある以外は、像などの立体物がポツポツとアイランド展示で並ぶ程度。歴史的価値は高いのかもしれないが、物量的にものたらん気がするなあ。
で、実際の展示内容は、聖徳太子ゆかりの絵巻物 & 書本などが 8割、その他立像などが 2割という感じ。
展示の多数を占める絵伝と言われる絵巻物が壁展示にはずらりと並んでいて、教会でいうところのステンドグラスな内容。なんだが、これがどれも結構劣化してて、正直よく見えない(^^; 脇に解説や図説が付いてるんだけど、当時の時代背景が頭に入ってないとピンとこないし、どれもほぼ同じ内容。まあ、聖徳太子の生涯を描いてるんだから、内容がそれぞれ違ってたら、それはそれで問題なんだろうけどね(笑
方や立像類は同じモチーフではあるけれど、年齢や着衣・ポーズの違いなどがあって、見た目にはおもしろい。特に昭和のヲッサンは1万円札の絵面が強烈に定着してるので、お坊さんの袈裟懸けみたいなのを着てるのが、新鮮というより不思議な印象。姿かたちも丸顔でぷっくらしてるw し、時代によっての解釈がこうも違うんだなあ、なんて感想。
最後に、ここだけは写真 OKの、原寸大で石窟寺院の壁画を復元した「ベゼクリク石窟大回廊」を見て終了。人物がいろいろ描かれているが、赤茶けた色合いの印象だけが強烈に残る(笑 んー、やっぱ常設展のときのほうが良かったかも、ですな。
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Posted at 2023/04/20 21:22:20 | |
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ふらり | 日記