ドライブのお供[15] Naked Eyesとか

あんなにヒットしたのにどうして CD が出ないってアーティスト、結構いる。大体はレコード会社と揉めたり倒産・売却などによる権利関係の問題。今回の Naked Eyes も長い間 CD 化されなかったクチ。

1stで全米 Top50 圏に食い込んだ曲が 3・4 曲あったと思うが、 UK 発じゃなくても快挙なはず。どーして出ないんじゃと思っていたら、やっぱり事情があったみたい。
もともと US で売るためのユニットだった Naked Eyes 、その当時巷では 2人の音楽性の問題ということで片付けられて 2作しかないんですが、多分 2nd で大コケしちまったのでというのが私の想像、強ち外れてないと思うんですが。
メロディアスで、今となってはちょっと大げさなシンセをうまく使った 1st の路線であれば、長生きできたと思うんだけどなぁ。

そこで、 Rob Fisher は再挑戦にとりかかります、
Climie Fisher なるグループを作って。しかし UK では次の流れであるバンドブームに突入する頃合、すでにエレポは時代遅れの感がありました。結果、ピンポイントで売れた程度でしたが、ちょこっとだけ夢の続きを見させてもらえました、合掌。


Burning Bridges（1982）/Naked Eyes
記念すべき 1st 。"Always Something There To Remind Me" （邦題 僕はこんなに）をはじめ､今でもタマに流れてる名曲が多数詰まってマス。未 CD 化がもったいない。




Fuel For The Fire(1984)/Naked Eyes
思わず「うそ～っ」と唸った 2nd 。US受けをねらったんでしょうが、大味な感じになっただけ。これは CD 化はイラン！



The Best Of Naked Eyes(1991)/Naked Eyes
多分、いま手に入るのはこれだけでしょう。ポイントになる曲は一応網羅されているので、これでがまんがまん（笑 この後出た Best は廃盤、Used でえらい値段がついてます。



Everything(1987)/Climie Fisher
時代に追い越されちゃったのか、ごく普通の Pop です。ファンなら残り香をかぐのにはよいのかも。