千本どころじゃないらしい

親父が脱サラして自営業をはじめた数年間、午前零時に合わせて家族で初詣に何度か行ったことはあるけれど、いつも真っ暗な中の行き帰りだったので、電灯の明かりと すし詰めな人混みしか印象にない伏見稲荷大社。
おかげで人気スポットになってからは余計に敬遠していましたが、たまたまそっち方面に行くことになったので、とりあえず出かけてみることに。

京阪 伏見稲荷を下車した風景は、数十年前の記憶だけれど それほど変化したような印象はなし。確かこっち側だったよなあ… と歩き出した方向も間違ってはいなかったが、こんなに近かったか? というのが実感。多分参拝客に揉まれながら、ノロノロ進んでたので遠く感じてたんでしょうね。

平日ということに加えてウィルス禍も手伝ってか、これまで報道されてきたような ごった返し感はなく、普通の神社参拝ってレベル。よっしゃ、これなら千本鳥居も見に行く気になるな(^^
早速 境内案内を改めて確認すると、ええーっ、こんなに広いんかいっ!
総面積は（関西だから）甲子園球場w 22個分の広さ、お山なので全長 4kmとはいえ全ルート攻略には 4時間はみとかないといけないらしい… 鳥居 3,300本強をイッキ見かw と思ってましたが、こりゃ無理だわ。ちゅうことで、山頂の一ノ峰到達は諦め、20分程度で行けるらしい熊鷹社あたりで折り返すことに。

お山スタートののっけに千本鳥居があるので、かじり参拝者でも行った気になれるのが伏見稲荷のいいところ。普段なら人混みで撮影など憚られる場所でしょうが、スイスイ歩けるレベルなので、あちこちとパチパチ撮りまくり（笑
参道も緩やかな上りなので、キツイわけでもなく散策程度のノリで上へ上へと進んでいけます(^^　で、なんてことなく 10分強で熊鷹社に到着、神秘的というよりも不気味な雰囲気のする奉納所も一回り。

うん、これなら案外このまま行けんじゃね?　とお気楽に先を見てみると
あかん… こっから先は登山ぽい…
ということで、当初の予定通りここで終了(^^;
ただ、魅力的なお山なのは今回わかったので、機会があれば全山制覇に挑戦しようと心に誓ったのでした。

■フォトギャラリー　伏見稲荷大社 / 千本鳥居とか