2023年も遠征できる連休も今回が最後と思い11月3日から6日まで中部地方「富山県・岐阜県・長野県」へ遠征してきました。
今回は路面状況も良く酷道と言うほどでもない道路でした。
11月3日(金)祝日:自宅→富山県高岡市
何度も行き来している宮城→北陸ルート今回も前例に並び東北道・磐越道・関越道・北陸道で向かうが、福島西IC付近から安達太良SAまでノロノロ+停止状態・・・
何とか渋滞を抜けて会津若松を過ぎたあたりで巻潟東ICから三条燕ICで事故車線規制との情報、だが車線規制だったらと行けるかと考え県境を越えたら通行止めに変わっていて慌てて次の安田ICで高速を退出し燕三条ICまで越後平野をショートカット。
ショートカット中にタレカツ丼をいただく
でも夕暮れの富山県小杉ICを出て雨晴海岸に到着した頃には真っ暗になっていた。
雨晴海岸は前回も前々回も雨でしたので、晴れ予報だったので富山県高岡市まで来たのですが・・・
うなだれて宿泊先へ
宿泊先付近に海鮮の食堂は無いようなので並んで富山ブラックを食し(味は普通)、またうなだれて宿泊先へ戻る。
翌日の道路状況をチェックし0時を過ぎたので大浴場に入ると多少若い女性がいる・・・
間違って女風呂に入ったかと思い入口を確認しても男風呂と書いてあるので、引き返すのはカッコ悪いのでそのまま隠さずに堂々と入る♡
ココはうなだれておりませんでしたw
※写真はなしです👺
11月4日(土):富山県高岡市→岐阜県高山市
昨夜は何だか悪い夢でも見たようで寝起きが悪くスタートダッシュ出来ず。
とりあえず雨晴海岸に行くも立山は見えずにハットリくん列車を見つつ立山付近を撮影。
今回もあきらめて日本海を離れ本来の目的の山岳ロードを走行すべく山に進路をとる。
五箇山までは、走行したことのない庄川狭沿いを走るR156を走行、
イイ感じの風景と高低差のある道でした。
五箇山の相倉集落は三度くらい行っているので、一度しか行っていない菅沼集落に寄ってみた、以前サンドウィッチマンが番組で寄ってたのを思い出したので。
ここで白川郷の渋滞が酷いことになっている情報を聞いて五平餅を食べながら白川郷へ
以前S660で白山スーパー林道に来たときは林道入口の分岐まで渋滞のため20分位かかったが・・・・
なんと今回は白川郷の道の駅(高速との起点)からR360の分岐までの2kmに2時間かかりました・・・
白川郷には用はないが、たまたま走行したい国道の分岐が白川郷の入口にあるだけなんだけど、世界遺産「白川郷」の渋滞は恐るべしだな!
高速のICの出口まで渋滞が繋がっているみたいなのでびっくりでした。
白川郷を高台から見下ろしてR360「天生峠」の峠越えに入る。
観光地を結ぶ位置にある国道でありながら、地図でもナビでも推奨ルートにならないのは、狭く険しいからなんだろうけど落葉が降り積もった道をトコトコと走っては途中で止まって景色を見るには最高ですね。
最近は、バイクに代わって激狭道路専用マシンになっているS660の本領発揮区間でした。
R360「天生峠」:観光地「白川郷」と「飛騨古川」「飛騨高山」を繋ぐ全線舗装の激狭国道です。
通過時刻14:00-15:00で峠部ですれ違いは車両が6台程度、バイク6台と集団が1隊、ロードバイクが6台(1台は登り区間)
多くの部分ですれ違いは可能だが一部区間が1.2車線となっており一部では離合が不可能に近い場所もある。(運しだいともw)
頂上付近はハイカー用の駐車場があり収容能力は詰めれば80台位いけそう。
白川郷から登ると峠前に白山を望むことが出来るが午後は逆光になるので午前中に飛騨市側から登るのがイイかもです。
遙かに白山を望む。
※下りきって郊外部を走行中ですが2台ギリギリ通れる区間で減速せずにすれ違った対向車両もいるので注意して走行してください。
R41に出て「飛騨古川」の道の駅で古川の歴史保存地区の場所を調査し無料駐車場にS660を停めて散策、既に16:00なので人通りはまばらですが、自分用に「日本酒」と「和ろうそく」を購入した。
以前から飛騨古川に来たかったが遅くなったため30分位しか滞在出来ませんでしたので今度ゆっくり再訪したい。
古川から高山に向かう途中に「国八食堂」の看板があったので夜営業は混まない情報を信じて再訪した。(3年ぶり)
さすがの連休なので30分待ちでしたが、しっかりと二人前いただきました。
高山市内の宿泊先から飲食店街にいくと毎回食べている「つづみ屋」さんが営業していたので20分待って中華そばをいただいて宿泊先に帰る。
11月5日(日):岐阜県高山市→長野県白馬村
朝市で土産購入し歴史的景観地区を久々に見てまわり、外国人の多さにびっくり!
9:30には高山市内を出発し安房峠へ安房峠旧道は平成5年位にバイクで初走行して以来4回ほど走行しております。
平成9年に安房トンネルが開通してからは一度も旧道は走行していないので少なくても26年は走行していないのですが、当時は上高地に向かう観光バスや貨物がひっきりなしに通行しておりバス同士の離合のためトンデモない渋滞でバイクのクラッチを握る左手の握力が無くなって酷い目にあった記憶がある。
平湯温泉バスターミナルで休憩とコーヒー補充を行いR158安房峠旧道に突入
R158「安房峠旧道」:30年前は信州と飛騨を結ぶ交通の要所でありながら狭く厳しい線形からボトルネック状態の国道であった。
しかし国道であった過去からして道路状態はなかなか良好(長野県側のヘアピンカーブが溝を切ったコンクリート舗装なので注意)
かなり多くの対向車とすれ違いましたが離合に苦労することはありませんでした。
岐阜県側は落ち葉が両脇に積もっておりバイクは注意が必要かな。
対向車は意外にファミリーのミニバン多し、911のGT2もすれ違いました。
長野県側は何故か落ち葉が少なかったが高低差のあるヘアピンが多いのは相変わらず。
峠の茶屋は無くなっており、6台程度駐車できるようになっていた。
景観は岐阜側は焼岳等が見えた、長野側は穂高連峰が見える場所があったが駐車できずにスルーした。
注意事項としては、旧道であり急峻な地形から降雨量に注意するのは当然ながら、近年は脇にある活火山の焼岳の山体膨張が続いており噴火等による火山弾や噴石の飛来や山体崩壊の危険性が皆無ではないことに注意が必要。
昨日のR360「天生峠」も「安房峠旧道」も11月6日に冬季閉鎖とか記載してあったのでギリギリの通過でした。
峠を駆け下ってからは梓川沿いを松本方面に下ることとなるが、この辺りの紅葉はとてもきれいでした。
R158から白馬方面にショートカットし安曇野市に入る。
長野県安曇野市周辺には、夫婦和合の道祖神が400体ほどあり、中でも北アルプス常念岳を背に桜の木に囲まれて立つ2体の道祖神を以前から通過する度に探索しながらウロウロしてた事がありましたが、数年前にこの辺が怪しいと踏んでいたエリアを今回探索すること40分で見つけることが出来ました。
多少迷走中w
道祖神は木の下です。
道祖神さま
次回このような風景を見に春に安曇野に来たいと思います。
安曇野市のHP等より拝借
数年越しの難題を解決し街道沿いの蕎麦屋で昼食をとり、今年の7月に行って景色の良かった小熊山林道へ再度トライ
夏に来た時は鬱蒼としていたが葉が枯れ落ちて、めちゃ明るくて走りやすい。
道路両側に落葉しており落ち葉を踏みながら進む、今回の遠征の道では一番の落葉の量でした。
雨だと二輪車は滑るだろうなあと推測、これは狭く車両の往来数が少ない道に共通していることですけどね。
頂上まで登ってみると、太陽が山の向こうに落ちてしまい日陰になっていましたが、まあこれはこれで仕方ないね。
「小熊山林道」(秋編):(16:00-17:00通過データ)初夏に訪れた時よりも落葉以外は路面が奇麗でした。
対向車は軽バン1台、アウディA4が1台。
かなり下った鹿島槍側でサルの群れ(5-6匹)。
猿から逃げて林道出口にて
報道によると2日前に木崎湖付近の山林で熊に襲われる事件があったみたい。
鹿島槍スキー場で鹿島槍の双耳峰のシルエットをバックに1枚。
今晩の宿である白馬八方温泉に到着。
11月6日(月):長野県白馬村→自宅
朝食後に温泉に入り9:30頃出発
最初は小高い丘から白馬を望む、山頂はギリギリ見える感じだが天候が悪化する方向なので早めに移動、
R406「白沢峠」を超えて戸隠で蕎麦を食べてから移動しようと戸隠に着いたのが11時前でしたが、14時以降の対応と言われ即退散。
白沢峠
戸隠山を望む
戸隠の蕎麦屋さん平日なのに混んでました・・・ そのままR17で上越方面へ流れてゆき、途中でご当地のラーメンを食して給油後に北陸道-関越道-磐越道-東北道で自宅に到着した。
到着時刻は18:30頃でした。
宮城でも、幹線国道以外の山岳道路の冬季閉鎖の報道が出てきており、実際に今回走行した「天生峠」や「安房峠旧道」等も既に来春まで静かに眠りにつくわけですが来春以降に向け各地の道の情報収集したいですが半年間は長いなw