結局、皆「自分の行いは美しい」としているだけ

車のことではないのだが、
みんカラでもやたらとこのリンク先についての記事を見かけるので、
どうしても気持ち悪くて、まずは他所で
その日経記事に対してポストしたコメントの転載を。

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都議会議員や都民が被害者面の非難をぶちまけているが、
猪瀬の時も同じく、それを選んだのは東京都自身だ。
猪瀬や舛添の品質が東京都民の知的水準である。
以前、小沢一郎氏が言ってた
「国民のレベルを超える国会議員は出ない」
の意味合いは当然地方自治体にも当てはまるわけだ。

辞めさせたい趣旨のコメントで溢れているが、
東京都民自体の知性が改善しないかぎり
(若しくは総入れ替えする？(笑))
気に入らんなら辞めさせるという有権者の責任の棚上げ状態では
結局また同じことを繰り返してなんら不思議ではない。
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悪事に対する報復は必要として、
その優先順位は2番手以降だ。
あとで火炙りにするなりなんなり、都民で吊るし上げればよろし。

本人にやったことの禊を与える前に行うべきは
なぜ自分たちに2期も続けて、しかも同様に金に意地汚い人間を
平気で選出できてしまったかをレビューし
対策を講ずる、ということである。
他人を評価する困難は承知だが、
だからこそ評価手段を検討することもなく放置してあったのもまた
有権者の責任放棄行為でしか無い。

結局ね、自分の行い「だけ」は清廉潔白で
全て成功、うまく行ったということでないと気がすまないのは
同レベルなのである。
悪いのは自分以外、自分は悪結果の元凶ではない、というのが
内心はさておき対外的にはこれが必要条件。

有権者の責任逃れに過ぎない。

国会議員時代の舛添に、
結局最後まで詰められもできない風呂敷を拡げたり(年金の件)、
その他に於いても、口先はやたらと先行するが行動はどうも重く、
自分の手を汚さないように、自分のを利益最大確保したまま
負担は回避するって傾向だったことは、
よくよく思い出せば自明だと思うんだよ。
でも、都知事選の際にそれを敢えて
内部で疑問として投げかける人材が居ても
大衆心理レベルの行動しか取れないのが都の有権者の実状だから
反乱分子的に握りつぶして終わり、なのが今の選挙の実状なのだろう。

自民が、安倍が推している、ってだけで
熱狂していた人が以前のマイミクに居たしね。
そんなレベルの有権者に選ばれた品質がこうでも
わたしは別に驚くようなことではないと感じるんだ。

でも、そこは自分たちの行いに「因果関係はない」として
目を瞑っておきたいだけの逃避行為に他ならないって
そろそろ自覚できてきてもいい頃？でもないのかな？(嗤)


まず、自分たち自身に対する対策を検討しようよね。