この手の記事はみんカラごときに転載してもほぼ無意味なのだが、
バックアップコピー機能としてたまには役立ってもらおうかと(笑)。
原稿はFB起稿ね。
日本は
白人社会に当然見習うべきところは多けど、
白人社会信奉のままで陶酔しているだけなのは大変まずいよね。
ナンデモカンデも英米豪の戦勝国英語系国家を崇拝する気質も
支配反転の起こっていない条件における
プロパガンダのなせる技だと言えばそうなのだが(笑)。
動機となった元記事そのものの趣旨に沿った内容ではないよ。
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ニューズウィーク日本版 2019年3月17日(日)19時59分 大塚智彦(PanAsiaNews)
マレーシアの若者たちに「日本人を見習おう」 マハティール首相、ルックイースト再び
元々マレーシアは帝政日本の戦時占領に対して
「植民地現地のためには何もせず使役・搾取目的だけだった英国支配下より、
喩え日本語必修化でも学校教育を積極的に広め自立を促した日本占領下」
という好意的評価がなんとなーく流布している。
喩えそれが
当時の日本軍事政権のプロパガンダに乗せられたものだとしても
戦時下での支配側意図の評価バイアスはどこでも必ず存在するし、
真にその評価の元にされている施策が存在もしないものであるなら
日本の敗戦後その支配が反転してしまった後には剥ぎ取られ
根絶が無理な「反意」による巻き返しにあっただけだろうに。
現実、数度訪れたKLの市内にある公営/私営問わず歴史系博物館には
元々マレーシアだったシンガポールのチャンギ博物館などとは真逆の、
マレー語表記部分は知らんが少なくとも英文解説記述に於いては
帝政日本の進攻を単純糾弾するようなものが見当たらないのは
わたし自身が自分の目で見てきた。
(それは上記学校教育云々の「積極肯定」的表記までを
まさに含んだもの)
だから、というのもあるんだろうな。マハティール翁の発想は。
まあ、マレーシアは「連合国(=戦勝国)」には名を連ねていないし
そもそも華僑に対しても国内に不満の火種を抱えていたので、
利害関係が大東亜共栄圏を唱えていた当時の日本のベクトルに
馴染みやすかったというのも事実だろうな。
上述の通り、マレーシアは後に華僑との国内問題を解決するために
華僑を集めたシンガポールを「追放」という形で切り離している。
ただ、ナンデモカンデモ日本を敵視すればいいと思っている
アホの一つ覚えの某ハン国のようなネガティブ戦争遺物だけではなく
適切に良かった部分にも目を向ける理知的民族や国家が
ちゃんと存在することを日本人側ももっと良く知り、
そこに対しては寧ろもっと積極的な労力やコストを持ち出し
「贔屓」にすることが意識されるべきだ。
隣のタイ(タイは実は枢軸国側の扱い)も
王国独立を侵さなかったことで
根底の部分でそこはかとなく好意感が漂ってはいるし、
そのまた隣国カンボジアはタイとは犬猿系ではあるが
対日に於いてはクメール・ルージュの終焉以後の復興支援に依って
かなりの好印象を稼いでおり、タイと同様所謂「親日系」に入る国家だろう。
(わたしが行ったときにはまだなかったが、
現500リエル札の絵柄には日本の復興橋だけでなく日章旗まで)。
更にベトナムは日本が米軍出撃ベースだった点もありながら
反面現在も進行形でもっと深刻な国境問題がくすぶる中華との対立から
単純に日本敵視側には傾かない複雑な立場がある。
※カンボジア内戦では
鄧小平が後ろ盾のポル・ポトに反する人民体勢側に武器を提供し、
反ポルポト亡命政府を匿っていたのもベトナム。
まあ、実はアメリカはベトナムだけでなく
ホーチミン体勢側一掃の名目で隣国カンボジアも
相当派手に爆撃している(この辺も日本ではあまり語られない)ので、
ベトナムとしては同じ被害国のつながり意識も強かろうし。
思い込みでものを語る大衆を
政治統治の道具に使用するだけの集団の話ばかりを意識せず、
こういうことをメディアはもっと恒常的に採り上げて
これまたレベルの低下しまくっている日本大衆への周知を
もっと高める行動をとるべきだな。
Posted at 2019/03/18 11:09:15 | |
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