FB起稿記事の転載。
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最近ネットで話題の
AIがチャットで質問に答える萬相談システム
'OpenGPT' https://chat.openai.com/chat
を試してみた。
まあ、Wikipediaのチャット版みたいな用途?
基本、
ページ表示上からも英語インタフェース前提だが、
続けて同じ質問趣旨を日本語で入力してみたら
ちゃんと日本語で応答してきたのはちょっと感心。
但し訳の問題なのか回答文生成に失敗しているのか、
英文部分的には問題なくとも画像2中下段の日本語回答では
> また家族を討つために鬼狩りになる旅
って…いやいや!「家族」を「討」ったらアカンやろ(笑)。
'avenge' は「~の(=恨みの事由)かたきをうつ」の第3文型他動詞で
'avenge A on B' で「Bに(恨みの対象)Aの仇討ちをする」だから
翻訳システムの問題ではないんじゃないかな?と。
訳で and が結ぶ節の範囲を違えたとしても
「家族を討つために」は 'to avenge his family' の訳には変。
'a young boy named Tanjiro' で
'Tanjiro' としか記されていない部分も和文回答では
「少年・竈門炭治郎」と姓を伴っているからなあ。
単にこの固有名詞に関してそういう辞書登録だっただけなのか、
やはり最初からAIが和文で回答を起こしているのか?んー(謎)。
てことでマジ質問をふっかけて得た回答を鵜呑みにするには
まだ大変危険なレベルでしかないことがバレたわけだが(嗤)、
まあしばらく遊ぶには十分楽しめると思うわ。
是非一度お試しあれ。
ああ、完全匿名利用のWikipediaと違って
Google や MS のアカウントとSMS認証を使って
実在を確認するプロセスを経たサインインをする必要はあるよ。
(或いはメアドを使ってこのサービス単独の利用登録も可)
そうそう、
OpenGPTの英文回答をGoogleの翻訳にかけた結果がコレ↓ね。
これは質問文の和訳を得る
(=わたしの脳で直接日本語作文をすると、
機械に優しくない意訳の成分を含む蓋然性が多々あるため、
寧ろネット機械翻訳で代表的なGoogleさんを利用した)
ために使ったんだが、
こっちは上述の問題部分では and の対象切り分けで
ビミョーな翻訳和文になっているけど、
まあ真面目に原文の和訳をしているなあ、とね。
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因みにこういう↓質問もしてみた。
…やっぱり嘘回答だったな(嗤)。
これ、アンガウル州だけではあるが
パラオでは日本語が公用語と定められているんよ。
結構有名なハナシだと思うんだがな。
てか、質問で「日本以外に」としたように
あたかも日本では日本語が公用語に定められているように思えるが、
実は日本で日本語を公用語と定めている規定/法律は存在しない。
日本で日本語は公用語「風」(笑)というべきか、
「事実上の公用語」でしかない。
同、米国では合衆国レベルとしては
(パラオの日本語のように州法で英語を公用語とする規定はある)
英語を公用語と定める規定はないんだよね。
一応下げ指フィードバックでOpenGPT側に
パラオの件と日本での公用語指定がない件は示しておいたが、
それが今後の回答に(何時に)反映されることやら?
Posted at 2023/02/04 17:06:18 | |
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