S600のボンネット先端、ホンダのHマーク付近の塗装は
わたしが買った25年ほど前には既に浮きが出始めていて、
5年前にはその盛り上がった山の部分には
はっきりとした割れが発生していた。
マーク自体も浮きどころか赤白の塗装の多くが剥げ落ちていたが、
マークを塗ったところで車の性能が上がるわけでもなく
でもマークの周辺だけ削って塗装となると
思いっきり色ムラの目立つことになる場所なので、
わざわざそうするのもナンダカナ~で。
板面の全面塗装も大層だし…なんて思いつつ
絆創膏柄のステッカーを上から貼って
割れ目に露骨に雨水などが浸透しないようにだけ対策していた。
しかし、
4月頃にはついにステッカーに覆われている部位の更に外側まで
はっきりと塗装の浮き剥離が広がって亀裂が入り、
応急処置で更に大きなステッカーを上から貼り付けても
7月にはもうそれを上回る範囲に剥離が進むという
急速な悪化が見られてしまった。
ああ、こらアカンわ…
だもんで、ついに先週初頭にボンネットだけ全面塗りを工場に。
この夏前半は超長雨だったのが大きいのだろうな。
カーポートの屋根はあっても
ボンネット先端は何かと吹き込む雨水がついて、
貼っているステッカーの僅かな隙間からの侵入が続いたか?
水は多少は感想で逃げるが
雨水が含むいろんな酸性のゴミ・チリ・不純物が堆積したり、
急速悪化の要素が揃ったと思われる。
実際、今日受け取る時に
「剥離塗装の下が
通常の赤錆だけでない変な色の泡立つような状態になっていて
かなりヤバかったで。」
と(萎)。
鉄板に穴を穿つまでの進行ではなかったが、
研磨だけでなく
薄くパテで面を平滑に整える必要があったような状態に
至っていたのはやはりマズイよなあ。
草ヒロ車でもないのに。
てことで、
やっぱりビミョーに色味が合わないのも気にしないことにして
(今の混合機に通せるカラーコードがないから、職人の目合わせ)
当面、サビる心配をせずに済むキレイな塗装面になり
その色のとおりに心の晴れる出来事だなあと喜んでいる。
※誕生日前だし。
同時に、冒頭のように
「別に剥げてたって車の性能は変わらんしなあ…」
と放置してあったHロゴまで綺麗にしてもらっていた。
青メタ同色で塗りつぶしてくれればokと思っていたのだが、
下地を白に、レリーフ凸部を赤に、ちゃんと筆で手塗りして。
※注釈:純正の赤ホンダロゴは逆(下地が赤、レリーフが銀など)だが、
わたし的にはそれは問題ではないので、あしからず。
いや、この写真以上近づいて高解像度で見ると
「手塗り」感満点の文字外縁のガタガタがモロで、
所謂
「コンテストコンディション」
とか
「ミュージアムコンディション」
とか呼ばれるような個体には程遠く
それなりでしかないといえばそうなのだが、
わたし個人としては十分すぎるくらいにキレイになったなあ、と。
長らくの禿マーク放置と比べりゃ月スッポンだよね。
わざわざマークを綺麗に、ではないとはいえ、
「ついでに」でも実は綺麗に見えるようになったことは
嬉しいわけね(喜)。
「どうでもよかったのに…」などと強がることなく
偽らずに正直に言っておくわ。
Posted at 2021/09/18 23:50:59 | |
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