
前回、プロローグとして
大阪関西万博はリアルRPG。
しかもゲームエンドの設定は
自分で考えるしかない。
と、書きました。
とはいえ、なにがあるかもわからないのに、
ゴール設定ができるか!という人も多いでしょう。
自分もそうでした(笑)。
とはいえ、大阪関西万博に行くとなると、
まず3つのことを決めなければいけません。
1 日付を決めてチケットを取る。
2 西か東かを決める。
3 抽選に申し込む。
1は、チケットを取る際、必ずしも日付を決めなくてもいいのですが、
最終的には行く日を決定しなければいけません。
そうなると、2の東ゲートから入ると、西ゲートから入るかも
決める必要があります。
東は電車、西は車もしくはシャトルバスと思ってください。
これで行く日、アクセス、そして入場時間が決まります。
3は、行く日が決まると、
2ヶ月前、7日前の2回のパビリオンやイベントに参加するために
抽選に参加できます。第五希望まで入れて当たるのは1つ。
外れた場合、3日前の0時から空き枠先着予約、当日登録があり、
当たったものに行くことが、万博の1つの目標になります。
という基本を踏まえた上で、
攻略法2
タイムスケジュールを作って壊せ!
ちなみに自分の場合、
当たったのは夜20時〜20時15分までのオーストラリア館。
これをベースにタイムスケジュールを作ってみました。

ただし、タイムスケジュールはほぼ100%、
その通りに行くことはありません。
なので、スケジュールに縛られることなく、
どんどん変更していくことが前提です。
それゆえ、作った上で壊せという意味です。
役に立たないのになぜタイムスケジュールを作るべきなのか、
次に続きます。
攻略法3
ゾーンオフェンスで攻める。
バスケ用語みたいですが、違います(笑)
ゾーンオフェンスはありません。
ただ、万博はゾーンで攻めて効率的に回ることが
とても重要なのです。
万博には以下のゾーンが設定されています。
例えばオーストラリア館はコネクティングゾーン。
そこを起点にコネクティングゾーン周りには
どんなパビリオンがあるかを
チェックすることで、
近隣になにがあるかを把握します。
ガンダムを見たいのなら、西ゲートですが、
コネクティングゾーンから西ゲートまでの
移動まで見て、その間になにがあるかをチェックします。
もちろん見られる見られないはありますが、
ゾーンを把握し各施設の位置を頭に叩き込むことで、
自分が移動するためのマップがなんとなくできてきます。
もちろんMAP片手で十分ですが、
とにかく広い上、時間が限られていますし、
移動距離も半端なくありますから。
帰りの電車の中で、
「ガンダムどこにあったの?」なんて声もあるほど、
どこになにがあるかわからない世界なので、
各ゾーンを最初に把握することで、
3W(WHEN,WHERE,WHAT)が理解しやすくなります。
攻略法4
西か東か? 中か外か? で動きが決まる。
万博は西ゲートか入るか、東ゲートから入るかで、
車でいくか、電車でいくか、バスでいくかが決まります。
問題は帰りの動線で、最終的にゲート近くのパビリオンに
行くルートを考えると効率的です。
中か外かは、リングの中か外かの意味で、
リング中は各国パビリオン他、外は企業パビリオンです。

問題は、トイレと食べるところ。
リング外にトイレがあるので、困ったらリング外。
食べるところも、基本的にはリング外の方が多く、
並ばずに食べられます。
リング中の各国パビリオン系のレストランは、
相当並ばないと入れず、キッチンカーがあっても、
暑い中、リング下で食べるのが精一杯。
とりあえず腹が減ったら、リング外の方が良さそうです。
リング内でドリンクを買いたいなら、
静けさの森のあたりに自販機が多くあります。
リング中で暑さ対策をするなら、リング下か静けさの森へ。
攻略法5
どーせ食べるなら、高くて豪華なものを食べるべき!
万博に行くと、エンゲル係数はかなり上がります。
価格としては2倍から3倍と考えてください。
だからと言って美味しいかというと…。コスパは最悪です。
例えばチェコ館のテイクアウトを見てみましょう。
レストランも多少並べば入れそうですが、
とりあえずビールということでテイクアウトしました。
ビールが1250円はOK!

ただチェコスペシャルのメニュー。
燻製ポークを詰めたブランボロヴェ・クネドリーキ。

これで2200円でした。
リング外でのフードコートにあったドイツビールのお店。
ビール50dで2480円。

ソーセージの盛り合わせが2680円。

ビールはめちゃうまいけど、
ソーセージはこれはドイツの!? ポテトもマクドナルドの方が…
ということで、単純なコスパでは満足しません。
でも、チェコの料理は食べたことありそうでない味の体験ができた!
ドイツビールの美味しさを味わいながら、
バンド演奏やベリーダンスの美しいお姉さんが見られた!

という体験にお金を払っていると思うと、
まぁいいか!という気分にさせてくれるのが万博です。
美味しいビールのつまみはなにかと聞かれたら、
コスパだけを言えば自分で買って持っていくべきなのですが(笑)
パビリオンのレストランはすごく並びますが、
食が目的なら中途半端なものを食べるよりも、
並んでもパビリオンで本物を食べた!
という体験を買うべきかもしれません。
攻略法6 財布は捨てて、荷物も捨てて。
万博はとにかく暑い中を歩きます。
ちなみに夕方16時入場して、21時頃退場で
歩数にして2万歩ぐらい歩きました。
夕方6時くらいから海風が吹いて、
段々と涼しくなりましたが、
それでも暑さ対策は必須。
まず荷物を軽くすること。
財布は持たず、バッグには、ミストやウェットタオル、
扇子などを入れて歩くこと。
帽子、日傘のどちらかはマスト。
扇風機もいいのですが、
電源切れするとかえって重荷に。
とりあえずドラッグストアで、
自分に合う冷やすグッズを検討してみてください。
狙い目は20時以降
夜、ドローンショーが19:57〜20:05が行われます。
そのときに多くの人がリングの上に上がります。
当然、パビリオンに空きが出るので、
その時間帯に行けなかったところに行くのは狙いめ。
ちなみにオーストラリア館の入場時間は20:00でしたが、
すでに自由入場になっていて、抽選意味なし(笑)
レストラン等は締め切っている場合もありますが、
意外と20時以降でサウジ館やスペイン館には、
並ぶことなく入れました。
いろいろ書いてきましたが、
とにかく行ってみないと万博の楽しさはわからない。
異世界リアルPRGのマップに飛び込んでみると、
世界旅行を体験できるし、未来を垣間見ながら、
伝統芸能やパフォーマンス、様々なアートにも出会える。
五感を刺激する素晴らしい世界がそこにありました。

Posted at 2025/07/08 23:01:19 | |
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