
今日は寒すぎ、外出予定は止めておいて引きこもり、
9!!さん
のログデータを眺めておりました。2台並べて撮った写真があるハズ、、、、と思い外付けHDDを探して出て来たのがこの袖森FES7thの写真でした。
9!!さんの車載は
コチラからご覧ください。
1ラップのデータを重ねるとこうなります。

私のタイムは2分8秒7、9!!さんのタイムは2分12秒5です。
ルノ夫さんの分析と同じように3セクターに分けてみます。
【1】セクター1
9!!さん:38.158秒
rsport240:38.381秒
セクター1は9!!さんの方が0.224秒速い結果となりました。私のラップは走行会で遅い車をパスしているのでその影響も若干ありますね。図中に書き込みましたが、9!!さんのブレーキ踏み始めの減速立ち上がりは練習すればもっと鋭くなるでしょう。シフトアップももっと素早くできそうですね。
コカ・コーラ(ターン3)の減速⇒加速のメリハリもほしい所です。
【2】セクター2
9!!さん:33.809秒
rsport240:32.382秒
セクター2、100Rの走り方は私とよく似ています。100Rを最速で抜ける走り方は前半のゆるいRを踏みっぱなしで進入し徐々にスロットルをもどして、コーナー半ばでブレーキによりクルマの向きを変えていくべきですが、なかなか130~140km/hで全開のままコーナーに進入できませんよね。特に100Rは進入が下りで立ち上がりが登っているので頂点付近が逆バンク気味に感じられて、望む速度でコーナー頂点に向かうのが困難です。この点、乗り方がルノ夫さんと全く反対なのが興味深い所です。進入で減速しすぎるとその後どうなるかと言いますと、コーナー半ばでクルマの進行方向を変えられず、コーナー後半でアンダーステア気味になり素早い脱出加速ができません。これは私と9!!さんのデータに共通する特徴です。ただしここは登り勾配なので4速の加速が鈍くなることと、ルノーの特性だとフロントが逃げていくのも考慮が必要ですが。
ヘアピンでは、9!!さんは進入速度を落としすぎており、コーナー後半でも加速開始も遅れています。その後の300Rも初めて走った時にありがちですが、全開で乗れていません。ここも150km/h近い速度なので、自然と足が浮いてしまうのもわかりますが、実はコーナーは大してきつくないのでメガーヌRSの速度ならば踏みっぱなしで通過できます。300R手前で若干クルマを左に振ってから入って行くのも良いでしょう。
セクター2は何度か練習すればかなりタイム短縮の可能性があります。
【3】セクター3
9!!さん:60.615秒
rsport240:57.990秒
ここはFSW初めての方にある色々な特徴が見えて興味深かったです。
ダンロップの切り替えしで速度が落ちすぎているのはルノ夫さん同様で、ライン取り、速度コントロールも立ち上がり重視にすべきです。
ブレーキング開始時、加速から減速に移る際の速度変化がとんがっていなくて曲線になっていますが、これはブレーキを踏む前にスロットルを戻しているロスと、ブレーキ開始の踏力が不足している可能性があります。
T13以降3つのコーナー全てで、減速終了から加速開始に時間がかかっていますが、これは加減速、ステア操作の両面にタイミングのズレがあって、ターンインでクルマの向きが変えられず、結果コーナー後半でアンダーになり加速できなくなっている状態です。特に最終コーナーは車載を見ていて気付きましたが、舵角一定でコーナーが終わるのを”待っている”状態が見えます。コーナーのエイペックスではもっと速度を落としてステアリングを切り込む必要があります。
この辺はFSWを走り込むのも良いですが、ワンスマの広場トレーニング等でプロの乗り方を実体験すると、どこのコースでも応用できる乗り方を学べます。
総じて見ると、ブレーキ踏力の弱さ、シフトアップ時間の短縮、スピード感に負けないで踏むべきところは踏む、といった基本部分を直してしまえば2分10秒台には入れそうです。そこから先はFSWの研究と練習が必要と思います。
9!!さんは今回の走行後、タイヤをAD08に変更したそうですが、ミシュランPS2と比較するとタイヤ構造の剛性がずっと高く、サーキットランでの操作性は良くなると思います。グリップに頼らず、タイヤの特性を生かしてメリハリのある乗り方にしたいですね。
丁度よい時間なのでシンガポールGPを見るかな(笑)
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2012/09/23 22:51:25