
今年は運転免許証の更新で、例のハガキが来ました。
例によって3年更新。5年間無違反というのは事実上不可能なので。
今回更新しても青免許です。
更新にともなって、思い起こせば結構古い話となりますが、私がクルマの免許を取得したのは1983年でした。一応大学受験をした身分なので、大学へ入学してから待望の免許を取得しました。
高校生のころから、色々機会があって10歳前後年上のオトナたちが運転するクルマによく便乗していたこともあり、免許を取る際にも、常道となる教習所へ通う方法は選びませんでした。
当時から様々な免許取得方法に関する書籍は書店の棚に沢山並んでいて、要するに実地免除の教習所通いで免許を取らなくとも、チャレンジ精神とある程度の努力が伴えば、いわゆる一発実地試験でもって、ある意味正攻法で免許証を取得することが可能であると言うことを知りました。
テキストとして購入した本は、多分その一発合格に関する本と、学科試験対策の本の2冊でした。
事前の練習は、某所の教習所が休日に貸しコース営業をしていたのでそこへ何度か通いました。
なんとかクルマを普通に動かせるようになり、勇躍鮫洲の警視庁試験場へ。
仮免の学科試験50問にちょっと緊張しましたが、1度で難なくパス。
実地試験は学科試験合格後の何ヶ月か以内の期限で合格しなければなりません。
幸いにして当時の平均であった5回目の試験で仮免許を取得。
仮免許練習中の表示板を自作し、親父を助手席に乗せてその親父が持っていた1973年のクラウンに乗り、自己流の練習。当時の仮免許は高速道路の走行は不可でしたから、都内の近所で練習走行です。
仮免許の練習は練習時間の証明が必要でしたが、親子の事なので書類は若干、簡略化した練習時間により作成。
本免許の学科は100問だったはずですが難なく合格。
本免許の実地試験は主として法規の尊取と安全確認等の試験で、ちょっと甘く見ていましたが若干チェックされるところが出て3回目の試験で合格。免許交付が7月始めでしたから概ね3ヶ月ほどで免許を取りました。
鮫洲試験場の試験用車両はクラウンの5速マニュアルつきだったはずですが、シフトストロークが長くて、適正なポジションに座ると1速に殆ど手がとどかなくなってしまう妙な車だった記憶があります。
当時、教習所の通学コース、合宿免許でも、概ね取得にかかる費用は20万~が相場でした。
私は教習所の本式教習官に全く運転を習っていないので、試験費用、貸しコース料金含めても実費3万数千円でクルマの免許を取得しました。
生涯で最も真剣に取り組んだ、資格取得に対する挑戦でした(笑)
今も、街中を行く教習車を見かけると、あの非現実的な乗り方に呆れるだけです。
ああいう教え方で、クルマに内包する危険性を理解させることができるとも思えません。
免許取得時から運転は全くの自己流です。
クローズドコースでのスポーツドライブを知り、自分なりにスポーツドライビングに目覚め、色々な方から様々な運転技法を教えてもらう様になったのはその後10年ほど経ってからでした。
Posted at 2011/03/10 00:34:21 | |
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