今回は、純正クルーズコントロール機能の追加にチャレンジしてみた~♪
とっても今更感(笑)のある機能導入ではあるが、特にどうしても欲しかったわけではない・・・単に、レトロフィットが可能かの実験がよりモチベーションとしてあったw
とはいっても、必要なパーツは、日本のオークションでパーツ番号も含め中々見つからず、海外ネットのeb〇yで全てのパーツを取り揃えてみた。事前調査では、パーツ取付の他、車体オプション取り込み認識のための番号($544)をVO(ビークルオーダー)へ追加、各種関連モジュールの初期化が必要になって来る。
と言う事で、今回の作業手順は以下である。
① ステアリングコラムスイッチ(クルーズコントロール用)の変更
② ロアー(下側)ステアリングコラムトリムカバーの変更
③ VOへDCC(Dynamic Cruise Control)の識別番号($544)追加
④ 各種関連モジュールの初期化(CAS、FRM2、DSC、KOMBI)
この他、スピードメータークラスターもクルーズコントロール用(メーターリングが光るなど)の変更が必要となっているが、ここは、機能面で必要な設定速度などは従来品のままでも出る様なのでそのままとした。まぁ、必要に応じ後でもできるので。
早速、①②の作業は無事完了できた。詳細は、
整備手帳に纏めてある。
そして、レトロフィットのメインとなる構成変更へ進む。。。
しかし、③④の変更を終えるも、「クルーズコントロール異常」アラームが上がる。。。そこで、今回導入した新ツール(Rheingold)で、診断開始する。すると、上記写真の様にDSCから1つのエラー(D35B)が確認された。
DSCの受信とLDMの送信・・・えっ?「LDM」って何???
調べてみると・・・
LDM(Longitudinal Dynamics Management)・・・しっかりとクルーズコントロールの重要なファンクションを担ってるではないか・・・(汗) アクティブクルーズ、ダイナミッククルーズいずれかからのアクセルやブレーキへの制御は、このLDMを全て介している。さらに調べてみると、おっ?ちょっと期待の出来る内容が・・・
2006年9月を機に、LDMは削除され、このファンクションが、ブレーキ制御のDSCへ統合されていると。2006年9月・・・んっ?愛車は、えーっと、2005年5月なので、ダメじゃないかぁ~しっかりと、切り替え前だぁ~(涙)
パーツは、こんな感じのちょっとしたボックスだ。
WDS(BMW配線図)で確認すると、しっかりと配線も出ている。。。
本当に配線は出ていないのか?上記は、LHDであるが、LDMは丁度、ドライバー席右下の小物入れ奥にあるCASモジュール背面にある様だ。。。
早速、実車をCASユニットを外して確認してみる・・・と、
あ゛っ、LDMモジュール自体が無いのは分かるが、コネクターや配線も全くないのである・・・(涙)
その後、海外フォーラムで同じような境遇で配線どうしてるか問い合わせるなどして調べるも、たどり着けず、また、ショップさんへ問い合わせるも、この配線のみが単品で出ていない様なので、もしやるとすれば一大イベントになり、費用も嵩張りそうなので、
これ以上進める事は出来ないと判断し、敢え無く断念・・・。
コラムスイッチは、このまま付けたままにしようかとも思ったが、実はこのまま走行時にクルーズレバーを倒すと、DMEモジュールからモニタリングエラーが出る様なのだ。バーを倒さなければいいのだが、あまり好ましくないのでやっぱり外すことに決めた~☆
はい、これが、最後のお姿であるw なかなかいい感じに決まっているじゃないかぁ~(^^;
と言う事で、一時は、
こんなエラーも上がり、どうなるかと焦ったレトロフィット劇であるが、部品調達から実行までの約一カ月間・・・イイ経験になったなぁ~♪
さぁ、外した部品は・・・オークションかなぁw 日本ではどれだけこのレトロフィット需要あるだろう??? しかも、E90前期でw
年式が2006年9月以降(E92は2006年6月かららしい)でクルーズコントロールに興味のある方いかがですか~リスクは十分理解したうえで・・・(^^;
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パーツ製作・導入・交換 | 日記
Posted at
2016/10/09 01:37:03