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かれんこパパのブログ一覧

2024年12月05日 イイね!

コンフォートアクセス機能を検証してみる♪


今回の記事は、今までのに輪をかけてマニアックネタなので、ご興味の無い方は、速攻でスルー願うw

先ずは、正規ルートで入手(購入)したCAキーだが、とにかく高額だったので、大事に扱えるよう、レザーのキーケースを購入してみた。

う~ん、20年前のモデルだとは言え、お洒落な3D Designのケースに入れると映えるなぁ~笑)今までキーに、こんなに大枚を叩いたことが無かったので、気持ちが舞い上がってしまうのも致し方ないw



* * *

さて、本題であるが、コンフォートアクセス(CA)キーを扱うようになってから、色々と気になるところが出てきたので、検証を含めてここに備忘録として纏めることにした。

CAキーは、クルマ自体の性能とは直接関係ないものであり、かつ、無線という目に見えない電波を使って一連の機能動作を司っているため、意外と曖昧な挙動に直面する事がある。

そういった状況下で、このCAを扱う上では、その曖昧な挙動の起こる理由やメカニズムを理解しておくことが求められる。(ちょっと大袈裟かなw)



時々クルマに乗り込む際に、こんなマークがダッシュに出ることがある。確か、鍵が見つからないといったメッセージだったと思う。毎回ではなく、時々発生するのだ。

そこで、改めて、エンジニアドキュメントに記載のある、CA時の信号シーケンスを確認してみると、キーL/UL、エンジンスタートなどは、毎回、ハンドル内もしくは、内部アンテナからのID信号をCAキーへ送信、それを受け取ったCAキーが認証リクエストをリアのアンテナへ送信、そして、車両にて認証、キーL/ULやエンジンスタートとなるのだ。



上図を作成してみたが、それぞれのキーの向きは実際は関係ない。信号の流れを分かり易くするためにビジュアル的に向きを付けてみた。

ここで、先ほど触れた鍵のマークが発生するケースを考えてみる。そう、ハンドル/内部アンテナからCAキーへ、もしくは、CAキーからリアアンテナへのいずれかの信号が途絶えた時に、認証が失敗して警告が出るのではと推測している。

信号が途絶えるケースは、基本、①電波が遮られるケースと②外的妨害波による干渉などがあるが、①番のケースが可能性が高いと推測している。それは、認証が行われる際のCAキーのあるポジションにより電波状態が変わる事で、例えば、ズボンのポケットやカバンに入れてドアを開けた時のケースを考えると、リアのアンテナまでに電波が到達する可能性は、かなり低い状態になると推測できる。

例えば、キーが反応しない時、キーのポジションを変えてみるといいかもしれない。リアアンテナに見える位置に意図的に移動すると、認証成功の確率はぐっと上がるとみている。

特に初期型のモデルは、CAキーの電波出力が「LP」(低出力)タイプであり、認証失敗の確率が上がる事が想像できる。

まぁ、ダラダラと書いたが、あくまでも私見であるため、何かお気づきの点があれば教えて頂きたい。

今回の検証にあたっては、エンジニアドキュメントに記載の機能をチェックするために以下の様に、リストに落としてみた。基本機能は、数えると13項目あり、OKと記載しているのは確認済み。N/Aとしたものは、2nd CAキーが無いと確認できない為、Skipとした。CAキーのバッテリー切れも警告が出る様であるが、これは、その時が来たら確認するしかないかなw

また、それぞれの機能の説明については、ちょっとここまで記載の内容が長くなったため、今回は、割愛したい。




ご興味のある方は、是非、こちらのシートを使って、愛車E9xのチェックをしてみてはいかがでしょうか。改めて調べないと知らない機能って意外とあるねw

Posted at 2024/12/05 17:50:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年11月30日 イイね!

更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その5 (最終回)~



「何シテル?」で既に触れていたが、昨日CAキーが、海外より到着した。以下、3つのステップで実施してきた作業で残っていたのが、CAキーの入手で、今まで詳細については、割愛してきたのだが、今回は、その辺りについても最終回と言う事もあり、触れてみたいと思う。



① 車両へのCA登録とCAキーの入手
 ・ プランAは、断念
 ・ プランBを実行し、CAキー入手完了 【更新】
② CA関連パーツ準備(CAハードウェア、コネクタ、配線など)
 ・ ハードウェアは、予備幾つかを含め入手完了、ケーブルも準備完了
 ・ アウターハンドルの塗装完了
③ 車両へのCAハードウェア導入と追加配線
 ・ 全作業完了

<これまでの作業記録>
更なるモダナイゼーションとベンチ環境拡張~♪
更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その2~
更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その3~
更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その4~

先ずは、その前に、キーの動作であるが、結果から言うと問題無く動作してくれた。入手したキーを最初だけキースロットに入れ、エンジンを掛けると、CASモジュールがキー情報を読み込んでくれるのか、その後、通常のCAキーとして動作してくれる様だ。

キーレスエントリーでは、前後左右4枚のドアからもLock/Unlockが確認出来た。そして、ドライバー席に座り、ブレーキを踏みながら、キーをキースロットへの挿入無しで、Start/Stopボタンのみで、エンジンが掛かってくれた。

ステアリングのLock/Unlockもきちんと動作してくれた。また、トランクにおいては、ドアのUnlockをしない状態で、開閉が可能で、この辺りも気の利いた機能であることを今更ながら実感する事となった。

* 簡単な動画作成してみたのでもしお時間あればご覧ください!


さて、① のCA登録とCAキーの入手であるが、実は、これが、このレトロフィットプロジェクトの最大のハードルとなっていたのだが、結局は、海外の知り合いを通じて、直接ドイツ本国の正規ルートで、車両へのCA登録を行ってもらい、実際のキー入手においてもドイツDーラー通して購入(プランB)、昨日到着したのである。

最初は、別ルートのプランA(こちらも正規ルートのはず)を試みたのだが、これは、理由は分からないがうまく行かなかった。手配においては、メーカーでの各国制約事項がある様で、そこは、詳細分からずである。

DIYによるキーの作成は、Non-CA始めChina Toolを使うなど非合法の方法もあるが、こればかりは、正規な方法で登録した方が、何かと安心と言う事で、今回は、正規手配で進めることにした。

8月中旬から決行した、CA化であるが、時間も掛かったけれど、労力、先立つものと、今までに無いくらい浪費してしまった。。汗) いや~っ、客観的に見ると、コスパはかなり悪い。。。が、自己満足が、それを上回ってくれたかな。笑)

Posted at 2024/11/30 22:08:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年11月17日 イイね!

更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その4~


いつものマニアックネタなので、ご興味の無い方は、速攻でスルー願うw

前回の続きとなるコンフォートアクセスのモダナイゼーション作業であるが、結果から言うと、全配線作業とCA機能活性化前の簡易電気試験まで終える事ができた。



こちらが、新しくインストールされたコンフォートアクセス(CA)用アウターハンドル。ハンドル上部にあるギザギザがLock用センサーの目印となり、非CAとの違いを簡単に見分ける事ができる。

3つのステップに分けた各作業の進捗は以下の通りである。

① 車両へのCA登録とCAキーの入手
 ・ 現時点、詳細は割愛するが、プランAは、断念
 ・ プランBを実行し、近々キー入手予定 【更新】
② CA関連パーツ準備(CAハードウェア、コネクタ、配線など)
 ・ ハードウェアは、予備幾つかを含め入手完了、ケーブルも準備完了
 ・ アウターハンドルの塗装完了 【更新】
③ 車両へのCAハードウェア導入と追加配線
 ・ 作業完了。今回途中経過をこちらに記載 【更新】

<これまでの作業記録>
更なるモダナイゼーションとベンチ環境拡張~♪
更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その2~
更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その3~

ステップ①については、幸いにも、やっと目途が立ち、全体作業は、大きく進展した。また、ステップ②では、セカンドハンド品で入手したアウターハンドルをいつもお世話になっているスプレイさんにて塗装をお願いしていた。



ハンドルの塗装については、先日丁度出来上がってきた。いつもの様に、しっかりとボディ色になじんだ完成度だ。流石である。ネットによると、ハンドルは、センサー箇所でもあるため塗装は薄めにと書かれていた記事もあるが、今回はあまり気にせず、通常の工程で塗装を行って頂いた。確かに、パーツ手配では色指定をする様になっているので、そのせいもあるのだろうか。。

ところで、ハンドルの本数であるが、何か違和感あるかな?w



今回行った作業は、上図で言うと、純粋に各ドア内の接続部までのハンドル配線なのだが、純正オプションでは、想定していない、後部席の左右のハンドルまでを計画として組み込んでいるのだ。

動作保証としては、当然、メーカ保証外となるが、確固たる裏付けを基にして今回、4ドア分の施工に踏み切ったのである。ハンドルが2本から4本になるだけで、配線施工はもとより、ハンドルの入手、塗装とかなりの追加時間と費用になるが、折角なので、オリジナリティを追求してみたかったのだw

4ドア分の動作関連の詳細については、後述したいと思う。
先ずは、以下、今回の作業内容を記載する。



ドア内部の配線は、予め作成して置いた、CA用コネクター付きのハーネスを敷設。ハンドル自体がセンサーとなっているが、キーカバー部にもCA用は小さいマグネットが取り付けられている。



ハンドル配線が主目的なのだが、まぁ、この作業で費やす時間の大半が、室内への雨水侵入を抑えるインシュレーター脱着だ。インシュレータの固定は、ブチルゴムを使用しているためインシュレータを破かない様、慎重に剥がす必要があり、ドア部やインシュレータ部に残ったブチルゴムの除去は、なんと、1ドア/時間程かかってしまった。後半はかなり加速できたけど。。



インシュレータ自体は、使い回しを想定したつくりにはなっていない様だが、慎重に扱えば、とりあえず問題無く、今回においては再利用可能と判断した。ただし、施工が不十分だと室内への水の侵入が起こってしまうので、ブチルゴムは、新品を使用し、施工の際には、ローラーを使って、しっかりと貼り付けを行った。

さぁ、後は、キーが来るのを待つだけ。待ち遠しさもあり、ちょっと不安な面もあり。。ワクワクw

Posted at 2024/11/17 23:29:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年11月04日 イイね!

更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その3~



現在までのコンフォートアクセスの導入状況であるが、前回記載したステップをベースに更新すると以下の通りである。

① 車両へのCA登録とCAキーの入手
 → 現時点、詳細は割愛するが、プランAは、断念する事になり、プランBを実行中
② CA関連パーツ準備(CAハードウェア、コネクタ、配線など)
 → ハードウェアは、予備幾つかを含め入手完了、ケーブルも準備完了
③ 車両へのCAハードウェア導入と追加配線
 → 作業着手済み。今回途中経過をこちらに記載

<これまでの作業記録>
更なるモダナイゼーションとベンチ環境拡張~♪
更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その2~

以下が、簡略した車両全体への新規配線コースとなる。(②③-④⑤間の太線は既配線)
とにかく配線が多いのと、BodyとDoor間のConnectorを通しての特殊配線は、慣れない作業で、かなりの時間を費やした。



まだ、未完了の箇所としてドア内部のアウターハンドルから本体側へのコネクタ配線は、更に時間を取って作業する必要がある。

以下に、4日間に分けて作業した内容を簡単に備忘録として記載してみた。

<1日目>


愛車は、とにかく、コンフォートアクセス以外にもPDCもオプションとして装備が無い為、それらモジュールを格納するはずのBOXもリアのバッテリー横に無かったため、海外ショップより入手し装着。(なるべくオリジナルに近付けるためw)

そして、インテリア用のCAアンテナ3か所(センターコンソールのフロント、リア、トランクリッド内)を設置し配線。

<2日目>


CAモジュールからリアルーフにあるアンテナダイバシティへの制御信号配線と各ドアへ接続するための本体側コネクタまでの配線を実施。

<3日目>


各ポジションに設置したアンテナケーブルや電源、制御信号をCAモジュールが配置されたリアへ引き回し束ねて、コネクターへ配線後、モジュールへ接続。(バンパー部へのアンテナ設置を除く)

<4日目>


この日は、バンパー脱着のための助っ人として、かつみSさんに、貴重なお時間を裂いて頂いた。お陰様で、バンパーの取り外しも安全に完了。アンテナプレートをバンパー内の既存ケースに収めた後、そこから、内部側への配線。予定していた全ての作業を終える事ができた。

これで、配線関連の残作業としては、ドアのインシュレータ剥がして、アウターハンドル取付け&配線のみかぁ。。あともう一息かな。。

Posted at 2024/11/06 23:42:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年10月15日 イイね!

更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その2~



コンフォートアクセス導入について、前回からの経過報告となるが、現在考えているステップは、以下のとおりである。

① 車両へのCA登録とCAキーの入手
② CA関連パーツ準備(CAハードウェア、コネクタ、配線など)
③ 車両へのCAハードウェア導入と追加配線
 ・ ハードウェア関連: CAモジュール、アウタードアハンドル、アンテナx4個
 ・ 配線関連: 電源、CAN信号、アンテナ、ドアハーネス接続など

詳細は割愛するが、現在、①の所で、時間が掛かっている状況。一方、②のパーツ関連の準備は、ほぼ整ったところである。そこで、③の導入、配線作業へ取り掛かってもいいのだが、やはり、①が終わらないまま、後続の作業への移行は、ちょっと、気が進まない。。。w

まぁ、そんなこともあり、結構気長に、スローペースで、作業を進めるしかない。進捗が悪のは、マイナス面だけではない。細かい所の調査や確認作業に十分な時間を作ってくれるので、プラスになるところも多々あると思っている。

そんなこんなで、今回は、CA機能について、いろんな角度から調べてみた。



先ずは、こちらのアウターハンドルであるが、結構、巧妙、かつ繊細な作りになっている。内部には、3種類のセンサー、①アンロック、②ロックを検知する静電容量センサー、ハンドルの動きを検知する③磁気(ホール)センサー、そして、キー(IDトランスミッタ)へ命令を送る④アンテナで構成される。どれも、CA機能を実現させるうえで重要な役割を担っている。

ただし、CA機能自体は、元々キーに備えてあるリモートコントロール機能やID認証をドライバーがキーを使って能動的に行うのではなく、キーをポケットなどに入れた状態のままで、車両から近場の距離において、キーを意識せず(パッシブ)に、ドアのロック・アンロックやエンジン始動をイグニッションボタン一つだけで行ってくれるサポート機能なのである。そう、言い換えると実に地味な機能とも言えるのだw



実に簡単そうな機能とはいえ、キーとアウターハンドル含めたCAモジュールの間で行う信号プロトコルは、結構複雑に出来ている。ハンドルを握った瞬間に、ハンドルから125KHz信号で、キーに対して、ID識別信号のリクエストを行い、キーからの315MHzに載ったIDがCAS内部のそれと合致すれば、ロック解除、そして、次にイモビ認証のシーケンスが走り、それが合致できれば、エンジンスタートが可能となる。

モジュールの取りつけや配線、キー登録は、かなり厄介である一方で、キーを操作せずして、ロック解除やエンジンを始動できるのは、正にコンファタブル極まりない環境に浸れると個人的には、ほのかな期待を抱いているw

もうひとつ、気になっているのが、E9xにおけるアウターハンドルのCA操作については、フロントのドライバー側と、助手席側のみで、リアのハンドルは、その機能が無いと言う事。



ネットから見つけた、エンジニアリングドキュメントによれば、車両が大きいかハイクラス(5シリ、X5/X6)になると、CA用アンテナ数も増え、アウターハンドルもリア側(2→4)まで対応している様だ。



また、独自に調査してみたが、3シリーズにおいては、現行のG系から、リアまでCAのオプションが設けられている。想像するに、費用対効果というところもある様だが、G系はLCIになって、また、フロントのみのオプションになっているという記事を書いている人もいたので、やっぱり、原価低減も意識し、ここは、標準装備とはならない方向に傾いているのだろうか。。。

リアシートに孫を載せる際に、CAだと、一旦、フロントのドアを開けて、それから、リアを開けると言った動作になるので、リアもあった方がいいのは間違いないなぁ。まぁ、そういった需要はかなり限定的になってしまうかもしれないが。。。

少し長くなって来たので、今回はここまでw

Posted at 2024/10/16 23:41:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記

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「[整備] #3シリーズセダン アライメント調整(フロントロアアーム導入後) https://minkara.carview.co.jp/userid/1217220/car/915829/8148178/note.aspx
何シテル?   03/15 22:04
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