今回の記事は、今までのに輪をかけてマニアックネタなので、ご興味の無い方は、速攻でスルー願うw
先ずは、正規ルートで入手(購入)したCAキーだが、とにかく高額だったので、大事に扱えるよう、レザーのキーケースを購入してみた。
う~ん、20年前のモデルだとは言え、お洒落な3D Designのケースに入れると映えるなぁ~笑)今までキーに、こんなに大枚を叩いたことが無かったので、気持ちが舞い上がってしまうのも致し方ないw
* * *
さて、本題であるが、コンフォートアクセス(CA)キーを扱うようになってから、色々と気になるところが出てきたので、検証を含めてここに備忘録として纏めることにした。
CAキーは、クルマ自体の性能とは直接関係ないものであり、かつ、無線という目に見えない電波を使って一連の機能動作を司っているため、意外と曖昧な挙動に直面する事がある。
そういった状況下で、このCAを扱う上では、その曖昧な挙動の起こる理由やメカニズムを理解しておくことが求められる。(ちょっと大袈裟かなw)
時々クルマに乗り込む際に、こんなマークがダッシュに出ることがある。確か、鍵が見つからないといったメッセージだったと思う。毎回ではなく、時々発生するのだ。
そこで、改めて、エンジニアドキュメントに記載のある、CA時の信号シーケンスを確認してみると、キーL/UL、エンジンスタートなどは、毎回、ハンドル内もしくは、内部アンテナからのID信号をCAキーへ送信、それを受け取ったCAキーが認証リクエストをリアのアンテナへ送信、そして、車両にて認証、キーL/ULやエンジンスタートとなるのだ。
上図を作成してみたが、それぞれのキーの向きは実際は関係ない。信号の流れを分かり易くするためにビジュアル的に向きを付けてみた。
ここで、先ほど触れた鍵のマークが発生するケースを考えてみる。そう、ハンドル/内部アンテナからCAキーへ、もしくは、CAキーからリアアンテナへのいずれかの信号が途絶えた時に、認証が失敗して警告が出るのではと推測している。
信号が途絶えるケースは、基本、①電波が遮られるケースと②外的妨害波による干渉などがあるが、①番のケースが可能性が高いと推測している。それは、認証が行われる際のCAキーのあるポジションにより電波状態が変わる事で、例えば、ズボンのポケットやカバンに入れてドアを開けた時のケースを考えると、リアのアンテナまでに電波が到達する可能性は、かなり低い状態になると推測できる。
例えば、キーが反応しない時、キーのポジションを変えてみるといいかもしれない。リアアンテナに見える位置に意図的に移動すると、認証成功の確率はぐっと上がるとみている。
特に初期型のモデルは、CAキーの電波出力が「LP」(低出力)タイプであり、認証失敗の確率が上がる事が想像できる。
まぁ、ダラダラと書いたが、あくまでも私見であるため、何かお気づきの点があれば教えて頂きたい。
今回の検証にあたっては、エンジニアドキュメントに記載の機能をチェックするために以下の様に、リストに落としてみた。基本機能は、数えると13項目あり、OKと記載しているのは確認済み。N/Aとしたものは、2nd CAキーが無いと確認できない為、Skipとした。CAキーのバッテリー切れも警告が出る様であるが、これは、その時が来たら確認するしかないかなw
また、それぞれの機能の説明については、ちょっとここまで記載の内容が長くなったため、今回は、割愛したい。
ご興味のある方は、是非、こちらのシートを使って、愛車E9xのチェックをしてみてはいかがでしょうか。改めて調べないと知らない機能って意外とあるねw
Posted at 2024/12/05 17:50:08 | |
トラックバック(0) |
パーツ製作・導入・交換 | 日記