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2006年09月09日

『長編私情記』 ~レクサスIS350~  エピローグ(総括)

『長編私情記』 ~レクサスIS350~  エピローグ(総括) 大分引っ張ってしまいましたが(単に不精していた)、長々と書き続けたこの私情記を何とかまとめてかかろうとしているワタシです。

てな訳で総括へ

『レクサスIS350』及び『レクサス』に関する総括



-壱-
IS350が何を狙っているのかが解かり辛かったです。(スポーツ系の)ハードさがあると思えば、妙に頼りない感じや変なラグジー感を受けたり「一体どれがホントなの?」って、この言い回しの方が余程解かり辛いですけど。
「楽チンで速くて便利・豪華装備を有する車」であれば、同じトヨタ系列、同じエンジンの『クラウンアスリート3.5L』の方に好感が持てました。(私情の後日、ディーラーで観察しただけなれど)
コレ、実に解かり易い高級感(あくまで感)、スポーティー感、「これが日本のクラウンだ!」と伝わってくる潔い主張、歴史というか普遍性に実は惹かれたワタシであります。(勿論買えないけど)
なんかこう、現状のレクサス(IS350)だと「話題性」はあれどももう一つ訴えるモノが自分に来ない気がして...

-弐-
そして『レクサス』と云う「日本における最高のクルマを目指している(もしくは世界に通用する)であろう」ブランドとしては、もう少しクルマ全体をキッチリと造り込んで欲しかったです。
どうしても欧州勢と比較すると(欧州車信者ではないツモリなれど)車体のガッシリ感としなやかさのバランス、内装のセンス等は見劣りすると感じました。勿論結構良いクルマとは思いますが、更に奥に踏み込んでほしいと思わずにいられませんでした。言い方は悪いのですがあくまで既存のトヨタ車に手抜き箇所の修正を「ある程度」おこなった感がして...

-参-
この壱と弐の背景には「(日欧における?)レクサスブランドの立ち上げ」にあたっての姿勢に問題があるのかなぁと、漠然と思いました。以下貧乏かつ素人なワタシのの呟き。

①まず 『レクサス車』とは「高級であると云う前提ありき」で始まったのではないか?それが先ずおかしいかと。こういったものはまず「優れたクルマを造る」ところから始まるべきではないのか?
②それを「レクサス車はこうあるべきだ(これがレクサスマスト?)」という前提から形を作り出したのではないかと思えてしまう。それに加えて「おもてなし」や「微笑むプレミアム」などというモノが出てきて、既存のトヨタ車の粗捜しをある程度おこないつつ、ゴテゴテと(個人的に)要らん機能や装備まで盛り付けて、豪華な店舗で「コレいかがですか?」って出されてもなんだか押し付けがましくも思えて鼻に付く。
③ワタシの理想としては、先ず何よりも「どこにも負けないクルマ」や「他にはマネの出来無いクルマ(オンリーワンってヤツか)」を造るところから始めて欲しかった。(もしトヨタがココから始めていたとしたらトヨタはユーザーをナメ過ぎじゃあないかと思う)
④ ③で作り上げたものが「ホンモノ」ならば、ユーザーに支持される事で初めて「ブランド」なり「プレミアム」として確立されるのではないか。勿論それにはそれなりの時間が掛かると思うけど。それをいきなり「コレが『微笑むプレミアム』レクサスブランドですよ。」って云われてもねぇ...
⑤クルマの方向性として感じられる「日本発世界」という気概は好き。そこは好感が持てる。
クルマの味付けも欧州(ドイツか)系の「ガッシリ感」に対してあえて「木や竹の様なしなやかさの味付け」で造ってみるとか(勿論そんな造り方はワタシャ知らない)、いろんなアプローチがあっても良いのかなぁなんて勝手に思ったりする。トヨタくらいの規模なら出来ない事はない気もする。

-四-
私情記では触れませんでしたが、外観は結構好みのタイプだったりします。コレは個人の嗜好があるでしょうからね。
「スタイルで買う」と云う人は当然アリの選択です。



以上、かなり解かりづらい半端な総括となってしまいました。
(後で読み返して訂正するかもしれません)
まあしかし、様々な事を考えさせてくれる非常に有意義な3日間+α(思い出す時間)でありました。

厳しく書きましたが、「日本車を背負って立つ存在」に対しての期待が大きかったのでこの様になってしまいました。シビアに見なければ良いクルマだと思います、ホント。(オーナー様勝手な事を書いてスミマセン。個人的意見ですので...)


しかし、今のワタシにはやはり「6発x6速MTのレガシィB4」が最良の相棒である事は間違いなさそうです。
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Posted at 2006/09/09 23:21:33

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この記事へのコメント

2006年9月9日 23:41
車に対して一家言をお持ちの
ご子息や奥方の総括はいかに?

(いと厳し~き一言が
 聞きたきものであります)
コメントへの返答
2006年9月10日 0:18
長男は『ちず(ナビの事)』と『様々な仕掛け(スイッチ類)』に大層ご満悦でした。「また乗ろうね!」との事。

ヨメは「トヨタにしちゃぁいいジャン」との総括でありました。

5884家は長男が最高の評価を下しているようです。
2006年9月10日 7:54
ようやくLSがラインナップに加わり、しばらくは安泰でしょうか。貧乏人としては(買えないので)面白くないけど、まぁお金持ちからボッタ・・・違った、買ってもらうには「ハイオーナーズクラブ」の印、あの金バッジは有効でしょう。
利幅の薄いコンパクト・軽が最も売れるご時世、トヨタとしても「取れるところからとことん取る」の戦略はあながち間違いではないと思います。
にしても、トヨタのデザインは優秀ですね。画像で見るより、ホンモノはかなり魅力的なエクステリアでした。
車業界を引っ張るガリバーとして、ブランドが定着するにつれ、中味の充実も忘れないでもらいたいですね。
コメントへの返答
2006年9月10日 15:32
デザインはホントに好きなんですよ。
後方視界はバックビューモニターに任せている割り切りもアリかなと。

さすがにLSは私情できないよなぁ(汗)

もっとも、最早レクサスが云々なんて言ってられない家庭状況ですが(大汗)
2006年9月10日 17:30
お疲れ様です。

近所のレクサスいつも空いてます。
このままではおもてなしを忘れちゃうんじゃないか?
って心配になるくらい・・・
そして既に影が薄いような・・・

わしの予測していたレクサスのヤン車は未だ見ていない・・・
わし的には早く見たい・・・
レクサスこのままだったらヤン車行き間違いなし・・・
ヤン車でレクサス行ってみたい。おもてなされるのだろうか・・・
コメントへの返答
2006年9月10日 17:44
ヤン車としてはもう少し中古車市場で熟成される必要があるのかもしれませんね。

ある意味ヤン車も「日本の心」みたいなものだし、レクサスとは意外と相性が良さそうな気がします。
2006年9月10日 19:14
まだまだ日本でのレクサスは、一夜漬けのイメージのような気がします。

ISのイメージは、アルテッツァ高級バージョン、トヨタ版BM3シリーズといった感じですが、同じトヨタだけでも、ほぼ同じ価格帯にアスリート、ちょっと上にはGS350があるので微妙ですよね。

ちなみに街で見かけるISは、250が圧倒的に多いような気がします。
コメントへの返答
2006年9月10日 19:34
「一夜漬け」言いえて妙ですね。まさにそんな感覚です。

「ブランド」や「プレミアム」なんてぇのは搾り出すモノではなく、滲み出てくるモノだと思います。

プロフィール

「[整備] #WRXS4 エバーシャイン加工 https://minkara.carview.co.jp/userid/122137/car/2512968/6116551/note.aspx
何シテル?   12/02 19:17
長野移住15年目、気分はすっかり信州人?最近はサボってますがみんカラ歴16年ですかね。
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