2006年08月25日
走りについては大体あんなものでしょうか?最後に足りなかった部分などあれば「エピローグ」にて報告致します。
という訳で続きましては「機能編」へと進んでいきたいと思います。
居住空間や使い勝手(操作性)、快適装備?などなど、室内から見た部分について述べてゆきます。
-運転席周り-
・まずはシート:これには大いに注文アリ。キッチリとした姿勢を取るのにリクライニングの「起こし幅」が足りない!「上体を起こし気味にしつつ、尻を座面と背もたれの間にネジ込む」姿勢が一番疲れないワタシにとってはゆゆしき問題。どうしても少しだけ寝た姿勢になってしまう。それと座面のバランスが上手く取れず、背中から足腰にかけて疲れが溜まった。ホールド性は良。とにかく調整幅の拡大を切に望む。
・ドライビングポジション:これは上記の問題以外では良好か。チルト、テレスコの調整幅も文句無し。電動調整機能は運転中に位置が簡単に補正できて便利。ただ、手動でもあれば文句はないけど。ステアリングの手触りは先述の通り好感触。
・ペダル:フォトギャラリーでも書いたがアクセルはオルガン式の方がこのクルマには合っていると思う。また、(アクセル)ペダル自体の大きさもやや小ぶりで長距離運転では疲れる。
・運転席からの視界:これも改善が必要な部分アリ。(フォトギャラリー参照)ダッシュボード上センター部のスピーカーとセンサー部がフロントウィンドウに映り込み、日差しが強いと非常に煩わしい。また、ベージュ内装に限ってはリアウィンドウに後席上部の生地が映り込み、これまた煩わしい。更にスタイル上の問題だから仕方がないかも知れないけれど、Aピラーが視界を遮る場面があった。
これだけでは文句ばかりになってしまうので良い点も挙げてみると...
見切りの悪さをカバーするバックモニターはこのクルマには必須アイテム。非常に安心。標準装備の為、見た目の収まりも良い。また、リバース連動で下面を写すドアミラーもまた良し。AFS(曲がる方向にライトが向くシステム)は夜間の山道では重宝した。これは良い装備。
あとは個人的には広角のドアミラーは距離感が掴み辛く、好きになれない。
・スイッチ類:走りの項目でも書いたようにシフトの位置操作感は良好。トランクとフューエルリッドのオープナーの位置は慣れが必要。ドアミラーの調整部もL-Rの切替と電動格納のスイッチが近い為に一度間違えた。その他オーディオやACの操作性は取説を読んで慣れれば使えるレベル。アナログなワタシはダイヤル式が解かり易く、使い易いので一番好きだったりする。
最後に、このクルマに限らず「オートライト」「オートワイパー」の機能は個人的には絶対に要らない。機械任せにすると非常におバカな動きをされる事があるので...
・ディスプレイ、イルミネーション、ほかスイッチなど:まず第一に「オド」と「トリップ」は同時に表示して欲しい。トヨタ車の殆どがコレ。何の意図があってこうするのかが理解しかねる。いちいち切り替えるのが煩わしくて仕方がない。要改善!
速度、回転計のインジケーター(速度・回転数が設定値になると青→オレンジ→赤へとメーター内部が光る)なんか、子供っぽいしMT車じゃないんだから意味はないと思う。ある意味オモチャ。メーター自体は見易い。マルチインフォメーションディスプレイはまあ普通に見られるので○。
ナビ、AC、オーディオ類操作部の日本語表記は齢を取ったら良いのかも知れない。ボタンも大きめで使い易い。でもなんか、それって「ラウム」っぽい気もする。
デジタル時計は「トヨタのクルマ」そのもの。スポーティーなアナログか専用の液晶デジタルにしなさい!
同様にボタン類の夜間イルミネーションの色も薄い緑色でこれまたトヨタ車そのもの。「人間工学的にこの色が一番!」なんて事かも知れないけれど、もう少しスペシャリティ溢れる色(ってどんな色やねん?)で発光して欲しかった。レガシィの「真っ赤」も煩いけど...
時計とイルミの色は昔実家で乗っていた『ビスタ』と変わらない。この辺が実に「トヨタ色」を感じさせる残念な点か。
とりあえずは今夜はココまでとします。
おやすみなさい。zzz...
Posted at 2006/08/26 01:00:10 | |
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私情記 | クルマ
2006年08月24日
著者泥酔の為、本日予定の「『長編私情記』~IS350~ 機能編」は明日以降に延期となりました。
尚、再開は明日以降の著者の体調次第となりますので何卒ご了承頂きたくお願い申し上げます。
Posted at 2006/08/24 21:57:33 | |
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私情記 | クルマ
2006年08月24日
続きです。
『足回り・剛性・乗り味』
-ブレーキ回り-
・絶対的な制動力は文句無し。個人的趣向はもう少し手前からガツっと効く方が好み。峠の下りでワタシのような素人レベルが運転するくらいではまず問題なし。ブレーキはレガシィより安心感は高い。
・Dレンジに入れて停車中、気を抜くとクルマが動き出しそう。エンジンのトルクがあるからか?それともMTではそんな事を気にしなかったから?どちらにしても、一部欧州車にあるようなブレーキを踏み込むと勝手にパーキングが働いてホールドしてくれるような機能があれば便利ではないかな。
・ブレーキダストが物凄く出る。しかし、これはスバル車全般にこんな傾向なのでワタシはあまり気にならない。
・ブレーキは総合的にみて安心レベルです。レガシィ頑張れといったところですね。但し、これがIS250になると一気にブレーキローターが小さくなり、キャリパーもチャチになります。それでいて重量差は30㎏なので不安ではあります。
-サスペンション及び剛性-
(Ver.Sの為、18インチ及びスポーツサスを装着している状態での評価になります。)
・やはり固めの乗り心地。ただレガシィのspec.Bと比較すると街中の荒れた路面なんかでは一発目の当りはカドが取れた感じ。そういった意味ではレガシィよりは18インチを履きこなしていると思う。街中では許容レベル。
・但し、それはボディ剛性の賜物とは思えない。強い入力ではフロアが「ブルッ」と震える感じを覚えた。ボディ若しくはシートフレームの剛性に問題があるのか?
・ダンパーは要改善かな?例の笹子トンネルでの乗り心地確認では妙な揺り返しがあり、極めて不満。硬いと思いきや変なところでブワブワと揺れる。もっとコストを掛けて「ビシッ」と締まりつつも、フラットな乗り心地を追求して欲しい。
・全体的にはレガシィに対して乗り心地及びボディ剛性は勝っていると云っても差し支えは無いでしょう。しかし、「ミシリとも云わぬボディ剛性」を持つ独逸四天王(ベンツ・BMW・VW・アウディ)を撃破するにはもう少しこの辺にコストを掛けて欲しい気もする。
-乗り味ほか-
・ステアリングは握り心地が良く、まさに好感触。操舵フィールも滅多に乗らないFRなのでスッキリとした手応え。レガシィだとステア切りつつ段差を超えるとガタ付いた手応えが顕著に感じられるのだが、ISでは気にならなかった。
・ただ、ステアリングインフォメーションはやや希薄かな?更に電動パワステの特性なのか、不自然な手応えがあったりした。
・回頭性はレガシィよりも前後重量バランスに優れているのとFRの良さなのか、割と良かった。レガシィはやはりエンジンがフロントオーバーハングにある事を意識させられる。ブレーキングの後ステアを切り込んでアクセルを踏んだ時の「後ろだけにトラクションが掛かって押し出しつつ回り込む」感覚が4駆とFFしか所有していなかったワタシには新鮮で面白かった。
・高速での安定性についてはドライ路面では満足。レガシィも同等レベルだと思う。ウェット路面での経験をできなかったのが残念。
・シート、遮音性については別に書きます。
~ココまでの走りの総評としては「楽チンで速い」といったトコロです。しかし素人クルマ好きのワタシに「グッと来る」ものが無かったのもまた事実です。
引き続いて機能面を次のブログに纏めてみたいと思います。
Posted at 2006/08/24 17:03:54 | |
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私情記 | クルマ
2006年08月24日
まずはエンジン・ミッション・足回り・剛性などをメインとした素人によるインプレッションを書き連ねてゆきます。
という訳で、いつもの山坂道に行ってまいりました。
(三本調に)
『エンジンについて』
-トルク・馬力面-
・さすがに3.5Lだけあって文句無し。低回転から十分なトルクが出ており街中でのダッシュや高速の登坂路での追い越しもストレスフリー。
・注文をつけるとすれば大トルク故に渋滞箇所でのアクセル操作に気を使わせるところかな。低速走行時にややギクシャクしてしまう。そんな時はスノーモードで2速発進が有効かな?
・コレに乗ってしまうと2.5Lを所有するのをためらいそう...
-音振・官能性など-
・まず最初に気になったのは、アイドリング時に車内に侵入する「カラカラ音」。直噴エンジンの宿命なのか?
・排気音は意外と野太くて良い。ただ、車外から聞くとエンジンの補機類の音が盛大に聞こえる。
・車内に入ってくるエンジンの音量は丁度良い。車内には補機類の音は入ってこない。レガシィは補機類の音やミッションの音が侵入してくる。
・但し音質はV6だからこんなものなのか?特有のビート?が感じられ、音質は個人的に官能的と感じなかった。これはレガシィの勝ち。
-燃費性能-
・高速(と有料道路)が100㌔程度、残りは下道、そこでかなり踏ませてもらって7.7㌔/L。レガシィであれば6.5㌔/Lくらいだったかも。この辺は「さすがトヨタエンジン」と素直に誉めてよいでしょう。
『ミッションについて』
・シフトショックをあまり感じさせない。滑らかではあるけどトルコンのすべりはやはりMT乗りとしては気になる。こればっかりはしょうがないケド。
・シフトゲートの操作性は非常に優秀。D→Rに操作する時はゲートの位置・操作性が良く、スムースな操作ができた。
・マニュアルモードの使い勝手は良くない。シフトインジケーターの見方は最後まで解からなかった。パドルシフトも個人的には使いにくい。
・マニュアルモードでのシフトアップの反応が遅い。ダウンはマニュアルモード、アップはDレンジ任せが良いと思う。
・単純にATは楽チンですね。個人的にはイラナイ贅沢装備を簡素化して軽量に仕立て、MT設定があれば面白いと思う。ただ、プレミアムはそんなユーザーには微笑まないのでしょう。
長くなるので一旦ここで止めます。続きは次のブログにて。
Posted at 2006/08/24 13:33:36 | |
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私情記 | クルマ
2006年08月23日
あっという間のモニター期間でありました。
今回はかなりじっくりと?試乗を行えたので内容を濃い目に出来ればと思っております。
今回はプロローグと云う事で軽く私情ルートを説明します。
-初日(日曜夜)-約260㌔走行
テーマ:「走行性能の確認」
①中央道国立府中ICより一路山梨県方面へ。八王子までの平坦路を爆走
②八王子を越え、上り坂及びRがきつ目の高速コーナーを味わう
③「ベストカー」でお馴染?の笹子トンネルでの乗り心地を確認
④勝沼ICで下りる。国道411号(大菩薩ライン)へと向かう。
⑤前半は比較的中速コーナーの続く上り坂
⑥頂上へ差し掛かってからは割とタイトなコーナーが続く
⑦山梨県から奥多摩湖へと抜け、青梅街道を通って自宅へ
-2日目(月曜夜)-約130㌔走行
テーマ:「街乗り及び家族での使い勝手」
副題:「サザンを聴きながら江ノ島を目指せ!」
①鎌倉街道を南下ののち関戸橋を渡り、聖蹟桜ヶ丘付近から鶴川街道を目指す。(この辺の表記は地元民しかワカラナイでしょう)
②鶴川街道で文字通り鶴川を抜け、国道16号(保土ヶ谷バイパス)~国道1号(横浜新道)を抜けて藤沢方面へ
③藤沢の市街地から江ノ島→茅ヶ崎→平塚へ
④ほぼ同ルートで自宅へ帰還
総行程約400㌔。初日は長男、2日目は一家全員がこの荒行の犠牲者となりました。
では本編へ続きます。(まだ纏まってないケド...)
Posted at 2006/08/23 21:02:46 | |
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