余命１ヶ月の花嫁

落ち込んだときは本を読んだりすると、
ちょっと復活
活字は好きじゃないけど図書館は好き。
毎週、遅めの朝食のあと半日は図書館で本を読みながら過ごし、夕方になると走りに繰り出す生活


余命１ヶ月の花嫁
－乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ－


「明日が来ることは奇跡で、生きている事も奇跡」
「毎日何してる」の問いに「生きてる」


命が短くても毎日笑って、周りの人たちに感謝の気持ちをもって生きた彼女。
不謹慎だけど、彼女の人生は本当に素敵だなって思った。
毎日、嫉妬や苛立ちばかり感じながら生きている私には…
もう生きたくないと思っている人に生きろというのは、
偽善にしかすぎないことも少し分かるから。
今の自分はそれが出来ないから、長生きして、
色んな事を学んでいかなければならないのだろうね

死に向かって現実を刻む姿は、実際、綺麗なものとは思わない。
痛みに耐えながら笑顔をつくった彼女を思うと、切ないです…
感動した、なんてきれいごとも言えない…
だってこれは現実にあったこと…。
でも最後まで必死に生きて、彼女のように若くて癌でなくなる人が少しでも減るように、
残したメッセージは立派だと思います。
精一杯生きていけば、近くにいる家族や友達や大切な人たちに
きっと誰かに知らずのうちに何かを残せるのかもしれない…とも思えた

乳癌検診は、きちんと受けようと思いました。