
TDK(旧 東京電気化学工業)といえば、NHK と並ぶローマ字の頭文字を並べたブランド名で一部に有名(笑
D - AD - AR の流れといい、ソリッドなエンボスのカセットハーフといい、コンパクトカセットの代名詞のようなモノ作り。
正直、HiFi ということでいえば、いちばん原音に忠実なテープだったんではないでしょうか。
もちろん周りにもユーザは多く、大抵は TDK 派か Maxell 派が幅を利かしていて、後はみんなつまみ食い程度で他のメーカーのテープを試すという感じだったかな。
テープヒス低減のために、NR(ノイズリダクション)をかけてもそれほど音質に変化は無いし、テクニクスの一部のデッキに使われてた dbx なんていう圧縮 - 伸張にもきれいに対応してた記憶があります。
音源もクラシックからハウスまで上手にこなすテープの印象でしたが、そのあまりの真面目さというか面白みのなさというかで、へそ曲がりなヲッサンは使わないことに決めたんですねー ホントは結構惹かれるものもあったんですが、一度決めたら意地っちゅうヤツが邪魔してしまって(^^;
そんなわけで全盛期のテープはほとんど持ってなくて、その後の
「まっこの辺もエエかっ」
ってぐらいテープに対するこだわりがなくなってきた頃のしか使ってないんです。
それでも、昔の印象とほとんど変わってなかったのは優秀ですねぇ。
TDK / AD/AR and More
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Posted at
2008/12/29 18:29:31