ローコストで行こう［298］ 浄土松公園

これまでも、日本のルーブルだの東洋のナイアガラなどなど、歌い文句に惹かれてイロイロと出かけましたが。
お出かけも 400 本目となる記念すべき今回は、念願の 日本のカッパドキア（笑

■今日の出費:なし /累計 \3,850

着いたところは浄土松公園。
パッと見は単なる BBQ のできる芝生の公園ですが、一歩奥に進むとそこは未開（笑）の奇岩地帯。なんせ道もろくに整備されていない。そのせいか訪れる人も少なく、おかげで奇岩に触ることができる環境が保たれているということか。

コッチとしはさっさと念願のキノコ岩を見に行きたいんだが、ウチのコゾウは原っぱのバッタたちに見入られっぱなし（笑
おかげでしばらくは、バッタ取り待ちです。
10分経過…　ハア、やっとのことで原っぱから解放、イザ奇岩を見に出発！
さっそく案内板の指し示す方へ向かって歩き出しますが、ホントに獣道バリの小径が続いてるだけ。中には薮の中でぷっつり途切れてるところもあって、うかつに踏み込めない。ううっ、こんなところで遭難しては情けな過ぎなので、足元の確かそうなところを選んで進みます。

まず到着は高ぼっち。
高台の部分が岩になっていて、一番上まで登ると確かに高くて見晴らしがいい。
でもまわりは木々に覆われているので、それほど奇岩って感じは受けないなあ…　よっしゃ、次ぎ行こ。
今来た道をしばらく戻り、今度は →キノコ岩へ。
今度も怪しげな小径を進んでいくと、突然起伏の激しい砂岩のような隆起物状の岩がデデーン。ほおー、スゴい。これがキノコ岩かあ!?
確かにスゴいんですが、どこがキノコ?　と不思議に思いつつもパシャパシャとシャッターを切る。
さてと、じゃ今度は下から見てみましょってんで峡谷のような隙間を抜けると…

ヲヲー、コレかー!!
今くぐってきたところを振り返ると、そこには確かにキノコ岩。それもデカイ。
サイトの写真で見た限りではそれほどの大きさだとは思ってなかったんですが、結構な迫力。本家と比べるとミニサイズなんでしょうが、確かにカッパドキアなイメージ。いやー、こんなところが貸し切りで見れるなんて、奇岩好きにはラッキーな場所ですなー。もう、しばらくは時も忘れてアチコチを覗き込みます(^^
岩肌を触ってみると、ザラザラと簡単に崩れてくる。これで上の固い部分が傘になり、下がこんな風に削れたんですねー　でもこのままだと、近い将来この景色は見れなくなるんじゃないかと心配だなあ…
結構感動的だったキノコ岩とのご対面の他にも、岩でできた尾根状の馬の鞍や、チェーンが打ち込まれていて山登り体験な八畳座敷など、奇岩好きにはたまらない場所。
これはワザワザ来た甲斐があったというものです。

ほとんど山歩きに近いこの公園ですが、出来ることならあまりメジャーにならずに、このままの姿を保ってほしいと切に願うのでした（笑

■フォトギャラリー　浄土松公園 / 日本のカッパドキア