
ニュートラル。
なんて都合のいい言葉(笑 こう書くだけでなんだかどんな音楽でも上手に奏でるような気がする。
ヲッサンの青春w 時代は、ちょうどアナログディスクからデジタルに移行するまっただ中。それまで安りゃ 2,000円台前半で買えてたレコードも、CD だと 3,500円オーバーから高けりゃ 4,000円なんてプライスタグ。
もちろんキカイも世の中に出回りはじめたところなんで、価格・メーカーによって出てくる音の差の大きいこと! 特にどこも普及機と中級機の差はもう、ええっ! てぐらい広かった。そんな中、オーディオ誌にニュートラルな音なんて評価がくだった機種がお手頃だったりすると、もう飛びつくワケですよ(笑
でもね、結局まあソレなりだったりして、実力はずいぶん長いことアナログディスクの方が高かったんですがね(笑
しっかし、初期はデジタル臭いだとか暖かみがないなんて酷評されてた CD でしたが、あっという間(数年)で逆転し、今やアナログディスクは骨董品になりつつありますね orz
オマケに、デジタルだからどれで聴いても一緒なんて神話が流れたもんだから、もう低価格再生機に歯止めがかからん状態。
特にデフレの今の世、安いキカイでは音でトリップするのは難しくなってきましたなあ(^^;
■PIONEER PD-5010(1985年?)
ウチの CD プレーヤ初号機。出た当初はこの価格(ゴキュッパ)でこの音が! なんて高評価だったんですが、1年ではや次世代のそれも安い機種に軽ーく追い抜かされました(笑
当時はパソコン並みに技術革新が激しかったのと、アナログ回路にお金をかけられなかったんですねー
でも、コイツがあったから早くから CD を聴ける環境が出来たし、スクラッチノイズのない再生音にはカンドーでした。
って、今の人にはスクラッチノイズは通じんなあ(^^;
■SONY CDP-101(1986年?)
ひょんなことから、お昼に通ってたサ店に置かれてたものを譲ってもらった。
発売されたのは 1982年頃でしたが、さすが高級機だけあってアナログ回路にカネがかかっております、再生音が全然違う。おかげでしばらく 5010 はお休み状態でした(笑
でもさすが SONY、見事にタイマーを起動せしめ、CD プレーヤだけは潰れないというジンクスを跳ね返して、1年とかからずに機能停止でございました…
■DENON DCD-1300(1987年)
当時オーディオ誌の中級機クラスでは絶賛のマシンでした。ちょうど 5010 の音に不満も結構出てきたので乗り換え。
この価格帯ではホントにオールマイティーな感じの再生音で、クラシックからロック、歌謡曲まで何でも上手くこなすバランス感覚の持ち主。
ただし、 DENON らしく、中域が少し厚めで高域がちょっとやせ目というキライがあり、スパッと切れるような音を求めるにはチョイと役不足でした。
てか、そういう好みとしては、機種選定ミス?w
■PIONEER PD-7030(1989年)
前回の反省w から、パイオニアに出戻り。独特のブリリアントな再生音が特徴的な機種でした。
さすがに技術の進歩は目覚ましく、価格なりに不満らしい不満もでない表現力。しばらくはコレでいいかなー、なんて気になりましたが、長期で使ってると今ひとつしっくりこない感覚が。
結局あまり愛着がわかず 3年ばかりで手放すことにあいなりました。
■DENON DCD-1630G(1992年)
ということで、またもや出戻り(爆
でもこの出戻り、成功でした。DENON らしいサウンドは相変わらずでしたが、アナログ系にコストがかかっている分、音の緻密さは抜きん出ていました。
この時期になるとそろそろ 6〜7万円台の機種が少なくなってきたこともあり、C/P 含め満足のいく出来。
やっとこ調子が悪くなるまで使いきった機種に出会いました(笑
■Victor XL-Z505(1996年)
サブシステム用として CDP を物色していたんですが、先に上げたようにこの頃になるとゴーキュッパあたりのクラスは全滅状態。
日本橋の馴染みの店でイロイロと聴かせてもらいましたが、価格を考えるとなかなか見合うものがなく。
結局おとなしめな表現だったコイツをチョイス。Victor といえばもう少し躍動感があるサウンドだと思ってたんですが、意外にクラシック向きな音の出方でした。
現在も実家で稼働中(のはず…)
■ONKYO Integra C-725(1998年)
ちょうどアンプが ONKYO になった時期。 DCD-1630G が怪しげな動きを始めたので、ここらで一発換えようかと。
結局選んだのがコレ、アンプとお揃いのためか表現もなんだか滑らかなサウンドに。このクラスでは特に制振構造にリキが入った設計で、トレイまでアルミダイキャスト製。
オーディオ熱はすでに結構冷めてましたが、改めて今まで買い貯めた CD たちを聴こうという気にさせるマシンでした。
ピックアップがご臨終となり、ジャンク扱いでハードオフに… ああ勿体ねえ。
■SONY DVP NS-530(2004年)
現在のメインマシン、初めて開発メーカーのマシンを新品で買いました(笑 でも、もう主役は IC メディアに乗っ取られた後。
今となっちゃ、音楽を聴くより DVD を見るためのマシン。さすがに価格が価格なので CD をかけても、あー 鳴ってるなあ… てな程度です。
が、こんな機種でもオプティカルアウトで MD デッキ(18マソ)の D/A コンバータを通すとあら不思議。昔の 7万円クラスを凌駕するサウンドを奏で出す。やっぱアナログ系にカネがかかると違うなあ(笑
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Posted at
2009/12/11 21:10:57