
品川にある SONY 歴史資料館を覗いてきましたよ。
ココは平日しか開館してなくて、オマケに完全予約制、と働いてるヒトには非常に敷居? が高い(^^;
ホントは昨年末にやっていた Walkman の記念企画展にいきたかったんだが、残念ながら休みが取れず… ということでやっと訪れることが出来ました。
ちょうど品川と大崎と五反田の真ん中辺りという、割と不便な場所に建つ平屋のこじんまりとした資料館、でも中身は「昔の」SONY Spirit が詰まった空間。70〜80年代の技術革新時代のまっただ中にいた役得ですかねー 並んでいる機器のなかには自分で使ったことがあるものもチラホラあって、なんだかこそばゆい感じがしなくもない(^^
展示物は、
ウォークマン・プロフィール・Vaio・アイボ などの定番に混じって、フラミンゴやら HIT BIT なんてのも並んでいて郷愁をさそうなあ。
しかし。
こうして歴史の時間軸で見ると、ポケットラジオといいオーディオ機器といい、どうして昔のキカイに遡るほど製品の持つエナジーを感じられるんだろう?
1962 年発売の TR-817 とか、もうメチャクチャかっこいい。
そんな風に見ながらイロイロと考えてみた結果思うのは、たぶん最近の野菜やクルマも同じだけれど、味がなくなってきたんだろうなあ、と。ゼロから作り出されたモノの持つエナジー感が SONY 製品の魅力だったはずなのに、いまやマーケティングと成果主義に取り込まれてしまったかのよう。
そんな状況でラインオフされた製品には、タマシイが宿らんのだろうなあ。
「よみがえれ」という言葉は当てはまらないけれど、そんな気持ちにさせるこの資料館、SONY 好きなら実感出来るはず。
といっても、Around 40 限定ですかね、その辺は(爆
(Web 公開は遠慮してねの注釈付きで撮影は可能、でもサムネールサイズだから許してねー)
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ふらり | 日記
Posted at
2010/01/28 18:06:16