
松本零士のヒミコから、お台場のガンダムくん
そして今度は純和風な根津美術館と
エラいギャップですが…
実はこれまでも何度か目の前まで来てるんですが、ナゼかいつも展示の入れ替えなどで入館できず(^^;
今回はきちんと下調べしてきたので、間違いないはず → 無事入館。
さてどっから見ようか… と展示室を見渡しますが
よく考えると、今日は降ったりやんだりのぐずついた空模様。
それなら先にお庭を見なくちゃ。
ということで、いきなり展示棟を通りぬけ、その先の庭園へ。
そこには、確かに都会のオアシスと言われればさもありなんという、緑豊かな景色が広がっております。それもあまり作りこまれていず、ある意味雑然とした裏山の風景という感じで、そこここに配されている石像や四阿・茶室などが渾然一体となっている、というふう。
それでいて個別にみていくと、それぞれが独自の表情を持っており、ひとつひとつ丹念にみていく楽しみもある。それほど広くはないけれど、じっくり見るには時間がかかる場所だなあ(^^
と、ここら辺でハラが減ってきたので、庭園内にある NEZU Cafe でお昼でも。
丁度さっきガン見した梅を眺められるカウンター席に通されたので、改めてじっくり堪能。
数量限定のハンバーグランチに舌鼓ですが、思いのほかパンが美味かった(^^
さて、改めて展示棟で、蒐集品をみてみよう。
昨日から企画展の「清麿 幕末の志士を魅了した名工」が始まったばかりだが、さすが平日 観覧者はちらほら程度。それぞれの刀身が放つ、それでいて吸い込まれるような鈍い光が、なんとも言えない清廉さを感じさせる。
ここまでくると、なんというか凄みよりも潔さみたいなものを感じるねえ。
そして常設展で目を引いたのは、考古系コレクションの中でも遠く殷の時代と伝えられるもの。
間近に見てそのデザイン力・構成力はスゴい、と。
遥か 3,000年以上前の銅器だが、緻密さ・表現方法などは現代の美術品が手慰みにしか感じられない迫力。思わず「これはいいものだ…」とつぶやいてしまいそう(笑
他にも宝飾時計に目を奪われたりと、骨董な美術館と決めつけるものでもないなあ、てのが実感。
やっぱ自分の見て感じた印象を味わう、が美術館・博物館の楽しみ方ですね(^^
■フォトギャラリー
ブログ一覧 |
ふらり | 日記
Posted at
2014/03/04 23:21:02