
名古屋市民の住みたい街アンケートで第1位に輝いたらしい覚王山に、今日はやってきております。基本仕事がらみでの来訪ですが、そっちを済ませちゃった残り時間で、寄れそうなとこをふらりと。
訪れたのは、揚輝荘。
某小説の舞台になっている場所で、そういえば… とふと思い出したので足を伸ばしてみることにしたのでした。
現在は中間にマンションが建っちゃって北園と南園に分断されていますが、昔はそこら辺一体がひとつの敷地だったらしい。さすが松坂屋 初代社長の別荘だったことはある。
とりあえず、辿り着いた北園から見ていきます。
こちらは庭園のみの観覧で、建築物内には入れない。
まあその分 無料ということなんでしょうが、実際はお庭の手入れとか結構な費用がかかっていそう。ここはは一応見学ルートが設定されているので、それにそって見ていきますが、分断されているとはいえ、それでも広い敷地に池あり橋ありお稲荷さんあり、と これが別荘ですか? というレベル。
ホント、財力があると違うなあ(笑
一回り見学を済ませて、今度は南園へ。
連絡用の通路があると知ったのは、一旦外に出て南園に到着したあと(^^;
近すぎて逆に、ちっと迷いましたわw
さてこっちは、揚輝荘の本命だと思ってる聴松閣。
どちらかといえば、こちらのほうがバンガローという気がしないでもない(笑
木組みな雰囲気の建物へと進むと、なかはこれまた何風ともいいがたい造り。組まれてる柱や梁には手斧の痕が付けられていて、外観含め山荘イメージ? と思えなくもない。
そうかと思うと、2Fはぐっとシックに書斎などを用意しつつ、ベンガラ色の壁をまわした和風の部屋があったり、といろんな作風を詰め込んだかのような内容。
そして、極めつけは地下。そう、地下があるんです。
そこには、インドなのかカンボジアなのかわからないが、その辺風な空間が広がっています。暖炉上にはインド神話系? のレリーフ、砂岩っぽい柱にも彫刻が施され、廊下の壁にはお釈迦様生誕の壁画と、もうこの空間だけは日本じゃないって感じ。
でもって、そのまた奥には立入禁止になっている謎の地下道… と。
もう何がなんだか、よくわからない状況(笑
有形文化財とかいわれると高尚な気がしてましたが、なかなかビックリ箱的な建物。
いや、それはそれで楽しかったんですげどね。
■フォトギャラリー
揚輝荘 北園 /
揚輝荘 聴松閣
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ふらり | 日記
Posted at
2015/03/03 21:43:39