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ここも行ってみたいと思ってた盆栽美術館。
そういうお年頃ではナイと思いたいw が、前に出かけた
さいたま市大宮盆栽美術館が思いのほか良かったので、出かける機会をうかがっていたのでした。
シルバーウィークのど真ん中だから、てっきり都内はどこもガラガラだと思ってたのに、まあ混むこと。
R14 ってこんなに混んだっけ? と思うぐらいで、ホント ノロノロとしか進まない。
おかげでどんどん陽は落ちてくるし、外での斜光撮りは辛いんだよなあ。
やきもきしながら、でも一向に流れは良くならず、結局着いたのは 16時前。
こちらも先の資料館と同じく住宅街の中とあって駐車場を心配してましたが、狭いながらも 4コマ用意されていて、その内ひとつがかろうじて空いていたので、そこへ無理矢理ねじ込みます(^^;
時間が惜しいのでいそいそと園内へ。
趣のある玄関をくぐると、そこは… どなたかの邸宅ですか? な空間(^^;
もう、入ってすぐのお庭一面に、所狭しと盆栽が並べられています。
ちょうど水やりの時間(後で訊くと、大体 3回/日らしい)なのか数人で園内をラウンド中。
その合間を縫うように、盆栽を見ていきます。
にしても、ホンネの印象をいうと、超高級盆栽販売所… という感じですね。
だって、たまに作品についてる値札の額がハンパないし(^^;
というよりも、美術館というからにはもう少し鑑賞できる余裕(空間)が欲しいところなのに、どこもかしこも盆栽が詰め込まれていて、1点1点をジックリ観るという世界ではない。確かに枝振りや雰囲気をパッと見ただけで、ほほーっとなるようなモノもたくさんあるものの、これだけギチギチだと作品毎の世界に没入する余地がない。もうちょっと、魅せるための空間づくりをお願いしたいとこですなあ。
作品の良さを生かしきれてないお庭を後に、今度は奥にある邸宅へ。
住居兼という感じですが、入って良いですよということだったので、遠慮なく。
こっちは流石と言わしめる空間。
建物自体は 30年ほどらしいのですが、盆栽に負けないようにということで、建家の造りのみならず使われる材や仕上げにも注意を払ったとのこと、それが十分に生きた空間設計。床の間に何のてらいもなく置かれていれる盆栽と掛軸とのマッチング、作り込みすぎない自然さが逆に作品の良さを引き立てています。
これは良いですなー(^^
ということで滞在時間はどちらかというと、お庭よりお宅の中の方が長かったかも。
思うにこちらは、なんというか玄人向けなんだろうなあ。
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ふらり | 日記
Posted at
2015/10/04 18:39:49