
さざえ堂といえば、会津しか知らなかったんだが
ひょんなことから、埼玉県にもあるという話を聞いて
近くにあるなら、行ってみなきゃならんわな、と。
向かうは先は秩父。
朝 7:30 には出て、ひたすら R254 を北上。
割とスムーズに走ったものの、到着したのは 11時。
(途中で遺跡の森公総合園ってのを発見して寄り道したんだが、大した遺跡がなくて 30分ほどロス)
想像ではデカい境内にいくつものお堂や塔があって、その中にさざえ堂も… てなイメージだったんだが、見事にハズレ。こんもりした小山の中腹にポツネンとひとつ、四角いナリのお堂が鎮座。…ここがそうなの? さざえ堂ってから、てっきりあのカタチだと思ってましたよ(^^;
着いて早速ながら電話。
いや、ここは普段閉まってて、観光農業センターってとこに電話して開けに来てもらわなきゃならないの。
お願いして 10分弱、麓からオジサンが登ってきましたよ。
まずは正面でお堂と鰐口とかの解説を聞き、脇の入り口から中へ。
ちょうどお堂正面の内側で、引き続き解説を拝聴。日本三大さざえ堂から建立の由縁、数々の苦難と対応など、結構興味深い話もイロイロ。ただ気持ち的には早く中を巡ってみたいので、「ではお参りください…」の言葉も早々に、お堂の先へと進んでいきます。
このさざえ堂、建物が四角なので基本四辺をグルリと歩き、梯子というほうが正しい階段を登って上階へ…を繰り返し、3回まわったところでコレまた急な階段で一気に1階へ、という流れ。確かに一筆書きでお堂内を巡っていくけれど、イメージしてた二重螺旋って感じじゃないなあ。
そういやここは、百体観音堂っていうんだっけ。
先の解説だと、火事や盗難などで一時は 60体以下にまで減った観音様。
それを地元の寄進なども含めちゃんと百体に。
中には同じ姿の観音様もいるけれど、キチンとその名の通りに百体まで戻すとは、信仰心ってスゴいねえ。
そして最後に、真ん中にある白衣観音にたどり着いて礼拝完了。
巡ってみた感想、やっぱこの建物さざえっぽくない。
こりゃ余計に会津へ行ってみたくなったねえ(^^;
■フォトギャラリー
成身院からお堂へ /
百体観音堂(さざえ堂)
ブログ一覧 |
ふらり | 日記
Posted at
2015/11/05 23:58:45