
何度となく、とまでは言わないけれど、結構な回数来てる川越。
なんで、一応メジャーどころは押さえたつもりだったんだが、なんてこたーない、初級必須の観光スポットすら押さえておりませんでした(^^;
てことで深く反省して、今回は五百羅漢の待つ喜多院へ。
関東三大師(関東厄除け三大師とは違うみたい)の一角、と言われてもピンとこないが、平安時代に建立、日本三大羅漢(やけに三大がつくなあw)のひとつとも言われるらしく、他にも天海が寺号を喜多院に改めさせたと伝わっているんだとか、結構重そうな寺院です。
境内は思いのほか人いきれ含め雑然としていて、ヲッサンのような観光メインの人達がぞろぞろと流れています。近年どこに行っても観光地は中国人でイッパイ、ここもご多分に漏れず… それを縫いながら慈恵堂でお参りをすませ、さて五百羅漢はどこやねん、と。
改めて境内案内を見ると、ちょうど向かいにある売店の裏側がそうみたい。
じゃあ、とばかりに向かってみると、粗末な紙箱と注意書きがあって、拝観チケットを入れろ、と。おうっ、有料なのね… まあ改めて来ることはなさそうだから、ここで見とかなきゃ、と客殿・書院もみれる拝観券をゲット → 入場。
ちゃんと拝観券をハコに入れたものの、誰かがチェックしているわけでもなし、気にしないヒトならサクッと入れちゃうなあ。ま、ヲッサンは小市民だからそんな事できないけどね(笑
で、その五百羅漢はというと。
さすが半世紀かかっただけのことはある、兵馬俑には到底敵わぬものの、どれも表情豊かで、羅漢(最高の悟りを得た聖者)というより、近所の気のいいヲッサンたちという方がアタリな気がする(笑 ポージングも多種多様だが、結構な確率で動物たち(神獣?)があしらわれていたり、話し込んでるような 2体セットモノなど、工夫もイロイロ。
ただなんとなく寂しいのは、有料エリアとして周りを囲われていること。
寒い時期ということもあるんだろうが、周りに立つ壁と有刺鉄線が外の世界を拒絶しているような気がして、羅漢の温かい表情もなんとなく空疎に感じてしまいます。
いつからこうなったのかは知らないけれど、元々はもっと開放的だったはず。
できれば、羅漢の表情に見合う扱いにしてほしいなあ…
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喜多院 /
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ふらり | 日記
Posted at
2019/06/10 22:30:09