
グラチャン仕様ってのは、昭和っぽい泥臭さ、みたいなイメージがあって、今のリバティーウォークに代表されるリベット打ちオバフェンやエグいスポイラーなどは、なんだかきれいに収まってて、こりゃ違うよね、となってしまう。
この差は、もちろん素体(殆どが直線基調の旧車)が大きく影響してると思うんだが、加えて仕上げのダルさがポイントなのかな、と。現代のクルマは、カスタムカーであっても空力は外せないし、パーツの仕上り感やフィッティングも高いレベルが要求される。
方やグラチャン族車っちゃ、当時は法的制約もあってアフターマーケットが極小、結果 後付け感アリアリ・シロートっぽさ全開の仕上げで、とりあえずくっついててそれらしく見えれば OK、みたいな一種 自由さがあった気がする。
ヲッサンも昔 先輩からそういう車を勧められた事があるが、ぶっちゃけ整備困難車でしたな(笑
ちょこっと走らせてもらったものの
・停止中でもアクセルを開けてアイドリングしてないとエンスト
・窓開けはもちろん手回し(これは軽量化を考えると良しw)
・ちょっとしたアンジュレーションを越えるだけでギシギシ
・でも高回転は楽しい(笑
というシロモノ。こんなの普段遣いなんか全く無理。
丁重にお断りさせていただいたが、手作り感満点の姿はすごく印象的だった。
あんなのが欲しいとは今も思わないが、あんなのをリアルに再現したミニカーは欲しいw
本来ダルなグラチャン族車だが、それにもましてダルな 1/64 グラチャン、もう少しシャープになってくれりゃいいんだけどね。
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散財モノ | 日記
Posted at
2020/05/27 21:32:19