
大谷寺から案内に沿って歩いていくと、直ぐにものすごい切通しが出現。
まあ、石切り場だからあっておかしくはないが、それでも 20m級の垂直に切られた壁面の間を抜けていくのは、なかなかにアガる(^^
そしてその先には、広場のような空間と青空が見える、が、観音像は一体どこに?
もしかして、前に出かけた くれふしの里の巨大埴輪像みたく、木々に隠れてるんだろうか。
とか考えてる間に切り通しを通過。
そして、振り返った眼前に、すっくとそびえ立つ観音像。
そっか、こっちか。
にしても、高い。デカい、というよりも高い、と思えるほどにスマートな体型。
この切通しの岩があったからこそ出来た、ムクの大谷石製 1本モノかな。
こういうものを彫るってのは大仕事なんだろうが、確か大谷石って、軽くて加工しやすいってのが特徴だったはずだから、花崗岩とかに比べるとまだ彫りやすかったのかも。
大谷石って、風化すると赤茶味が増えるはずなので、素肌面が白っぽいままってのが、偶然の産物なのか、意図的に調整できたのか興味がわくが、その辺は不明。
ま、とりあえず、脇の階段から上に登れるみたいのなので、上がってみる。
登りきったところは展望台になっているが、特別なものが見れるわけでもなし。辺りも結構小山になった岩たちが点在してるので、見晴らしがいいわけでもないが、少し離れたところに見える岩窟に掘られた廃墟みたいなのが気になるなあ。
展望台の後は敷地内にある奇岩 (親子がえるとか)や、ちょっと離れたところにある天狗の投げ石なんか見たところで終了。
元採石場なので岩系には事欠かないけど、結局最初に出くわした切通しの迫力が最強だったね。
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ふらり | 日記
Posted at
2023/07/05 20:58:26