
予想以上に仙石庭園で時間を食ったので、いそいそとこの旅最後の目的地、耕三寺へと向かいます。
見たいのはもちろんお寺ではなくて、その敷地内にある "未来心の丘" と呼ばれる場所。丘全体が白亜の大理石で構成されていて、写真だと、日本のミノコスかサントリーニか、という気がしないでもない気がする (^^;
近隣の駐車場に停め、入口はどこ? と進んでいくと、→平山郁夫美術館ってのがある。
ふーん、こんなとこにあるんだ… 時間があったら寄ってみたいけど、ちーと難しいか。
と思ってる間に、なにやらめっちゃ賑やかなカラーリングの門前に着いた。
えっ、お寺だよね!? てっきり侘び寂びな世界観を想像してたんだが、ここは台湾か、と思うような彩り。おまけに博物館とある。まあ、ヲッサン的にはお寺より博物館のほうが好物なんだがね(笑
早速 入館料(拝観料?)を払って中へ。
えーと、建立したのが耕三寺耕三 (これ本名なの?) ってひと、檀家がないので博物館/美術館として公開してるんだとか。なるほど、だから未来心の丘なんてのがお寺の境内に存在できるのね。
じゃ、順番に見ていきましょか、と階段を登って五重塔 & 宝殿へと。
おう、なかなかの威容を放つ高さですな。両脇に宝殿を従えているのも、シンメトリーな感じでいい。そこからもう一段上へ登ると、今度は彫り物の装飾がスゴイ孝養門と本堂。本堂は平等院鳳凰堂を模したとされるが、極彩色すぎないか?
お寺としてのメインを見て回ったところで、端っこに千佛洞ってのを発見。
おっ、洞窟か。こういうとこは大抵地獄めぐりなんだよな(笑
じゃ、入ってみますか。
中は、大体想像通りだったんだが、驚いたのはその規模。
全長 350mを越える隧道、高いところでは 10mを越える洞室を備え、想像を絶する数の石仏を安置。いやー、本堂もナカナカだったが、ここのほうが遥かにインパクトすごいや。で、出口には巨大観音像、うん、ストーリーもうまく考えられてるな。
なんか、ここまでで結構お腹いっぱいなんだが、やっとこ本来の目的地、未来心の丘へ。おお、これはぜひともピーカンに来たかった。白亜の大理石とその向こうに海、そこで抜けるような晴天だったら、気分はもうエーゲ海w だよな。まあ、薄曇りの今のほうが白飛びしないので、撮りやすいかもしれんがね。
そこからは、あちこち歩き回りながらの写真撮りまくり、ふう、堪能させてもらいました (^^
で、さて戻ろうかい、というときに晴れてくる orz
この旅ではもう、ずっとこんな感じの微妙なタイミングの悪さよ。
でも気分はもう終了、なので、戻らずにおしまいに。
じゃ、あと 300km強、ゆっくり走って帰りますか。
■フォトギャラリー
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ふらり | 日記
Posted at
2025/04/24 20:52:02