
今日は西へ西へとクルマを駆り、目指すは日原鍾乳洞。
青梅線を右手に見ながら順調に R411 を進み、途中で日原街道へ。
この道、山方面へ向かうお約束で、なんとも細い。離合の辛い区間も長く、普通ならこういう道を走るのは避けたいところでしょうが、最近なぜか道が狭くなるにしたがってニヘラニヘラしてしまうのには、自分なりにヤバいような気になりますな(^^;
そんなこんなで 10km も走ったでしょうか、やっと入り口に到着。
渓流を渡る橋の向こう側にあるのが鍾乳洞の入り口、前に立つといつものあのジメッとした冷たい空気が肌に当たる。ここで持参した長袖を羽織ってそそくさと中へ。
洞内温度 10℃、湿度 90%。オマケにここ数日の雨で洞内は余分に湿気てる。さぁ関東最大級といわれる洞窟はどんなものを見せてくれるんだろう。
鍾乳石には各洞趣向を凝らしたネーミングがならぶものですが、ここのは死出の山やさいの河原・三途の川など、なんだか不吉な感じのものが多い。ま、見た目はそれ程他と変わらないんでなんてことないですが(^^;
そんな洞内でも、他では見たことが無いものはもちろんあって、たとえば水琴窟(人工)。
ちょうど雨の後なので見事に「ピチャン」「キンッ」という音が聞こえています。
他にも往路の最後には十二薬師。ここ一面の壁はライトが当たってキラキラしてるんですが、その元はなんとお賽銭ということでしょうか? の1円玉。それもどう考えても届かないような高いところにまで。それが徐々に鍾乳石に飲み込まれているのが、なんとも時間を感じさせてくれますね。
そして、巨大な空間の大広間。
大谷資料館も巨大でしたがあちらは人工でしたし、天然でもこんな広間ができるんだなぁ、なんてしばしボーッと立ち尽くすのみ…
とまぁこんな感じで書くと、ノンビリと巡ってこれそうな気になりますが、雨のあとの鍾乳洞は要注意。
まず滑る。もう洞内に水が染み出しているので足元はヤバイし、手すりも触るのが躊躇われる感じの腐食具合。オマケに各所に設置されている階段の急なこと。もう滑って落ちたら重症な角度と高さ(^^; 観光用として整備はされているものの、気分はもう探検隊ですな。
結局どれぐらいの時間が経ったのかピンときませんが、ナントカ無事脱出に成功。大げさですが気分はなぜか脱出(笑
さーて、後は奥多摩周遊道路を走って帰りましょか。
■フォトギャラリー
Posted at 2008/09/18 18:43:12 | |
トラックバック(0) |
ふらり | 日記