
今日は珍しく、大阪に出没。
もちろんこんな好機を見逃せるはずもなく
ムリくり時間を作って
塚本までやってまいりました(^^;
目指す場所は江崎グリコ本社にある、江崎記念館。
そう、ヲッサンらがちっちゃい頃お世話になった、グリコの総元締ですな(^^
公共交通機関だと結構中途半端な場所にあって、どこの駅からも割と歩かなきゃならない。もともと本社立地の選定は阪神高速から看板の良く見えるとこ、とかで選んだらしいので、一般人の来訪は考慮してないってことか。
とりあえず、15分ほど歩くとやっと目指す場所に到着。
見学は要予約なので、その内容を告げると、記念館への入場となります。
工場の敷地をいわれた通り進んでいくと、これまた何の飾り気もない白亜の建物が出現。
それが目指す記念館。
そのままサクサクと中へ進むと、待ってましたとばかりにガイドの方が出現。
多分広報系の人なんでしょう、スーツ姿のヲッサンがなんで? とかいう考えなどおくびにも出さずに相手をしてくれます(笑
記念館は元々社員の研修施設だったらしく、確かに広告戦略に長けた企業とは思えない質素さ。
ちょうど、田舎の庁舎とかそういう感じの空気感。
ただ中身は社員研修に使ってたものなので、しっかりしたもの。
最初に 10分程度のムービーを見せてもらい、江崎グリコの成立ちを学習しますが、これがナカナカ。
グリコーゲンの元ネタが、捨ててたカキの煮汁だったってのも結構驚き。
まあ、それに気づける江崎さんがスゴいんだけどね。
こういう時代の創業者って、現在の資本主義に毒された利益重視型じゃなく、(脚色はあるにせよ)人の役に立ちたいとか社会奉仕とかの思いがベースにあって、その強さが今に生きてるよね。だからこその子供への思い(滋養強壮と遊ぶことからの体の発達)がカタチに出来た原動力なんだろうなあ、って風に思えるストーリーがありますねえ。
そして、もうひとつのポイントは商売人としての才覚。
箱のカラーに始まり、オモチャとのセット化、自販機などの先進性、人気タレントを起用した広告戦略など、今も通用するスタイルを既に作り上げてたとこがスゴい。
そして、やはりオモチャ(^^ 「オマケ」ではなく「オモチャ」であることの意味。
いやはや安直にオモチャ見物のつもりでやってきたのが、ちょっと情けなくなるぐらいの深さです。
うーん、豪華さはないけれど、結構タメになるなあ(^^
ちなみに、グリコーゲンが今も かきエキスだったってのには、改めて驚かされましたな。
■フォトギャラリー
江崎記念館 /
グリコのオモチャ
Posted at 2016/02/20 19:07:29 | |
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ふらり | 日記