
外苑前に来ると、いつも気になってたデカい建物。
その正体は、聖徳記念絵画館というものらしい。
絵画系はあまり興味がないのだが、建物自体にはスゴく興味があるので、ちょっと時間を作って覗いてみることに。
改めて目前に迫ると、予想以上にデカい。
国会議事堂とはいわないが、雰囲気そんな感じ(笑
こんなにデカい物件に飾られてる絵画って一体どんなん?
ちょうど案内板がちょっと先に見えるので、とりあえず確認してみると。
中に展示されているのは、明治天皇を中心に、歴史の流れにそって維新の改革を壁画に表したもの… ということらしい。
ほほう、絵画ってそういうものなのね。
てっきり日本人画家のオリジナル作品が展示されてるものと思ってたんだが、そこは外れてはいないもののそんなテーマ設定だったとは。そら普段の美術館がらみの話題には出んわなあ(^^;
そうはいいつつも、建築的には見たいので、もちろん入館です。
大理石の階段を登り、重々しいエントランスで入館料を払った先には、遥か高みにドームを備えた思いの外モダンな空間。
うむむ、これはナカナカ良いではないですか(^^
そこで、取って返して受付のオバサンに
「作品はもちろん撮らないけれど、建物は撮っていいですか?」と訊いてはみたものの
「申し訳ありませんが、撮れるのはこの受付前までです」と釘を刺されてしまった…
くーっ、残念。
しかたない、とはいえ この受付前部分でも重厚さと軽やかさが同居する空間が広がっていて、もう少し引きがあったらあんなトコもこんなトコも撮れるのに… という気分に。
とりあえず撮れるだけは撮って、あとは本来の内容である絵画の見学へ。
えーと、まあ… 日本画と洋画、ですなあ(^^;
名のある方々の作品なんでしょうが、なんとも「歴史上の出来事を切り取った大きな絵画」という感じで、日本史の教科書にこんな風なのが載ってたっけ? とかいう印象。明治天皇の業績や人となりをほとんど知らないので、思い入れな部分も無く、写実風の画面とその解説に「はあ。」と頷くばかり(^^;
ということで、館内ももっぱら建築デザインをひたすら鑑賞ってとこ(笑
時にはそういうことも、あっていいですよね。
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Posted at 2016/04/14 19:53:31 | |
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