
思いの外に早くに、その機会がやってきた
(薬師寺の)お隣さん訪問(^^
ということで、今日は唐招提寺をふらりと。
薬師寺と同じく近鉄 西ノ京駅で降りて、線路に沿って北へとテクテク。炎天下を長距離歩くのはヤだなあ… なんて気分でしたが、それほどの事もなくサクッと到着。
ここも昔 遠足かなにかで絶対来ているはずなんだが、南大門前に立ってもまあ なーんにも思い出さない(笑
だいたい、小学生とか中学生にこの手のアジがわか… (ry
さて、気持ちも新たに参拝させてもらいましょ。
南大門をくぐって目の前には金堂。
両翼に広く、納められている仏像に柔らかな光がまわる造り。
盧舎那仏坐像・薬師如来立像・千手観音立像はどれも国宝、本尊の盧舎那仏坐像の背後には、無数の仏がコレでもかとばかりに。何でも、今は約 860体だけど、もとは 1,000体あったんだとか、思いというかコダワリというか、スゴいもんですねえ(正直ヲッサンは、仏像への審美眼を持ち合わせていないw)。
そのまま鼓楼、講堂、礼堂、開山堂と順番に巡っていきますが、まあ何を見る というよりも、この場の空気を感じる… というところですかね。正直なとこ日射しはキツいものの、それでも静謐とした雰囲気が、なんとも気持ちのいい空間です。
とりあえずそのまま表側を一通り見終わって、今度は最奥の開山御廟へ。
今回歩いてみたいと思ってたメインがここ。
瓦材を埋め込んだヤレた土壁伝いに東へと進むと、これまた地震が来たら即倒壊? な出立ちの門。
それをくぐると、そこはもう何だか別世界。
参道の両脇には高い木が生い茂り、足元にはこれまた見事なコケが一面に広がっている。
そうそう、コケって夏場は手入れがタイヘンなんだよなあ。
ちょっと日射しがキツいとすぐ焼けちゃうし、常にある程度湿ってないとダメだし… じゃないか(^^;
ここまで訪れる人は少なく、蝉が鳴いているのにウルサいとは感じない、波立つもののない空気。
昼なお暗い とまではいわないが、直接陽が射さないおかげで、暑さも引いていくし。
ふむふむ、いいですなあ(^^
ちなみに、墓所のすぐ裏手に住宅ってのが何気にビックリだが、まあ今の時代しゃーナイですわな。
そんなにノンビリしてる気はなかったんだが、時計を見るともうカレコレ 1時間。
もう少しゆっくりしたい気もするが、あまり時間の余裕もないし、この辺で打ち止めですな。
■フォトギャラリー
唐招提寺 /
開山御廟とか
Posted at 2016/09/18 21:54:17 | |
トラックバック(0) |
ふらり | 日記